Greece / ギリシャ - 世界ぽろり旅 https://amonkeybb.sakura.ne.jp 日本からぽろりと飛出し、涙をぽろり。耳寄り情報もぽろりします Tue, 25 Nov 2025 01:28:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.26 80321178 長距離バスでまさかの乗り過ごし…。そして聖なる僧院で眠りにつく。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13924 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13924#respond Thu, 20 Aug 2015 21:50:34 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13924 17〜18/JUN/2015 from Thessaloniki to Rila Monastery ギリシャ第二の都市テッサロニキに着いた夜。 このあとブルガリアに移動したかったので、駅の周りでブルガリアへの国際バスを […]

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17〜18/JUN/2015 from Thessaloniki to Rila Monastery

ギリシャ第二の都市テッサロニキに着いた夜。
このあとブルガリアに移動したかったので、駅の周りでブルガリアへの国際バスを探します。

ツーリストインフォメーションに聞いても「もう閉まってるから無理」と言われたけど、なんとか夜行バスを扱っている会社のオフィスを発見しました。場所は駅の東側です。
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チケットを無事購入したけど出発は日付が変わる時間だったので、それまでオフィスで待機。
でもエアコンも効いてるし、Wi-Fiもあるし、ウォータークーラーもあるしでめちゃくちゃ快適でした。
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長距離バスでまさかの乗り過ごし…!

バスは深夜0時に出発予定だったけど、遅れに遅れて日付が変わった午前1時過ぎに出発。

でも最近の移動はずっとヒッチハイクだったので、久々のバスに二人ともご機嫌です。
これまで何度もバスに乗ってきたはずなのに、今日はバスに乗るのがめちゃくちゃ新鮮。
初めて乗る時みたいな変な感じです。
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そしてバスはブルガリアに向けてひた走り、もう何時だか確認する気にもならないぐらい眠たい時間帯に国境に到着。
バスの中に係の人が入って来てパスポートチェック。外にでなくていいから楽ちんでした。

国境には免税店や巨大なカジノが見えます。
ブルガリアに入ったら小さい店がたくさんあって、深夜なのに何軒か開いていました。

そしてブルガリアへの入国手続きが終わったら、二人ともすぐに爆睡。
 


気付いたら朝になっていました。
時計を見ると午前7時。
でも私たちが降りる街には早朝5時ごろに着く予定。

”え?!乗り過ごした!”
ドライバーにも乗務員にも着いたら起こしてくれと頼んでいたはずなのに…!

携帯のGPSを確認すると…やっぱりとっくの昔に私たちが降りる予定だったブラゴエフグラッドの街を通り過ぎてました…。

慌ててドライバーに相談すると、しまった忘れてたという感じのリアクション。
乗務員の人が会社のオフィスに電話をかけて何やら確認を始めました。

そして、「ソフィアに着いてから、ブラゴエフグラッドに行くバスに無料で乗せてあげるから」と言ってくれました。

そこからは1時間もしないうちにソフィアに到着。
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ソフィアに着いてすぐにギリシャ側に折り返すバスがあったので、なんとかそれに乗ることができました。
なんとかなってよかったけど、時間的にはものすごいロスだな…。
 


そしてようやくブラゴエフグラッドに到着。
よく考えたらここに早朝に着いてても何もすることがなくてひたすら待っていた思うので、むしろバスで寝られてよかったかも。
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パン屋さんで朝ごはんを買って、リラの村に向かうミニバスに乗り込みました。
写真は優しいパン屋さんの店員。
彼女は私たちにこの街の地図をくれました。店で買ったら数百円はするやつです。どうもありがとう。
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ミニバスの窓から見えるのはのどかな田園風景。
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パン屋に売っていた謎のドリンクを買って飲んでみましたが、すごい味。
味がビールっぽいけど何かが発酵しててて酸っぱい。マズイってほどじゃないけど、多分もう2度と買わないと思う。笑
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私たちがいま向かっているのはリラの僧院。

ブルガリア正教の総本山として有名な教会があって、その周りが修道院になっている場所。
そこではもちろん何人もの修道士が活動しています。
 

リラの村に着いたら、さらにミニバスに乗って僧院のある山奥へと向かいます。
バスは1日3本だけ。次のバスの出発が2時間後だったので、街でカフェをしたり、食料の買出しをして待つことに。
カフェは安くて美味しかった!
東ヨーロッパのカフェのクオリティ高し。
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これは村にあった小さな商店で買出ししていた時に見つけた変な形のトマト。
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この国の炭酸飲料は2.5lとか3.0lが普通に置いてあって、1lとか1.5lの需要が少ないみたい。
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これはブルガリアのどのスーパーに行っても置いてあるトマトとナスのソース。
この時に初めて見つけて買ってみたのですが、めちゃくちゃ美味しくて、この後のブルガリア滞在でもかなりお世話になりました。
そのままパスタソースとして使えます!玉ねぎとかとも良く合う。
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山の奥のリラの僧院へ。

リラの村からミニバスに揺られて山道を抜けるとリラの僧院に到着。
リラの僧院は静かな山間ありました。

門をくぐると、真ん中に佇む美しい教会。
派手派手しさのない落ち着いた雰囲気に引き込まれます。
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教会の内側の壁には一面のフレスコ画。
教会中は撮影禁止ですが、たくさんの美しいフレスコ画がありました。
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外壁にはこんな生々しい地獄絵図も描かれていました。
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そして、教会の周りを取り囲むように修道士たちが生活する僧院があります。
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そうそう、そういえばここで日本人の団体客に出会って驚きました。
スペインでもイタリアでも出会うのは韓国人や中国人の団体で、なんだか切ない気持ちになったけど、こういうちょっとマニアックなところが日本人には人気なのかな。
 

僧院の装飾はすごくユニークで雰囲気がある。
いつまで見ていても飽きる事がありません。
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そして、なんとこの僧院には宿泊する事ができるんです!
私たちがここに来たのも僧院に泊まるため。
宿泊の受付開始までまだ1時間ぐらいあったので、僧院の片隅に座って待ちます。

目の前にはドバドバと流れ続ける水場が。
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試しに飲んでみたら、この水めっちゃ美味しい!
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お前も好きなんだね。
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あ、こいつも。
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さらに待っていると、ブルガリアの中学生たちに写真を撮ってと言われました。
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次は高校生。
みんなフレンドリーで可愛らしい。
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そしてようやく宿泊の受付が開始しました。

通常の観光客は立ち入り禁止のエリア。
僧院の最上階に案内されました。
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私たちが泊まるのはこの部屋。
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部屋の中はシンプルです。
シャワーはないけど一晩泊まるには十分です。
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部屋を一歩出ると教会が目に入って心が和みます。
上から眺められるのは宿泊客だけの特権。
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教会の横には時計がある塔がありました。
この時計の機械仕掛けが面白くて、二人でじーっと眺めていました。
1時間おきに鳴る鐘は、ちゃんと時間の数だけ鳴るように設計されていて感動しました。
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色んな角度から教会や僧院、山々を眺めます。
ここの空気は本当に清々しくて、呼吸をしているだけで心が澄み渡っていくかのようでした。
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僧院の夜

夕方、雨が降りました。
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雨が降ると木の匂いと森の匂いが一気に立ちこめる。
ここはキリスト教の施設だけど、古い木の匂いが日本のお寺を彷彿とさせます。
懐かしいし、心が落ち着きます。
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雨音を聞きながら僧院の部屋の中で過ごす静かな時間。
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窓の外には深い山々。
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だいごろの姿が見えないと思ったら、僧院に住み着いた友達と遊んでいました。笑
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ここの猫はよく太ってた。笑
猫なのに足取りが重くて、ドタドタ歩いてました。
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山奥の僧院は21時になってもまだ明るい。
でもだんだん空気が冷たくなってきて、山に霧が立ちこめてきました。
長袖を着ていないと肌寒くて、昨日までいたギリシャの暑さが嘘みたいです。
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ここの雰囲気が本当に好きだ。

静けさ。
人がいなくなってから時々見かける修道士。
煙突から登る食事を作る煙。
食堂から聞こえる食器の音。
鳥のさえずり。
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そして夜。
僧院に明かりが灯りました。
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夕立で濡れた木造の建物と石畳に反射する柔らかい光。
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その優しい光が眠りについた教会をぼんやりと照らしていました。
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僧院の部屋に戻りベッドに横になる。
まるで俗世とは切り離されたような山の静けさと、荘厳な僧院。
私たちはそんな素晴らしい雰囲気に包まれて、優しい眠りに着いたのでした。

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こんな所でヒッチハイクをしてはいけません! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13870 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13870#comments Tue, 18 Aug 2015 21:50:44 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13870 16/JUN/2015 from Kalambaka to Tessaloniki メテオラを歩き倒した次の日。 テントで爆睡してしまっていたので、キャンプサイトを出る頃にはもう12時すぎ。 この子供たちは宿のオーナーの […]

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16/JUN/2015 from Kalambaka to Tessaloniki

メテオラを歩き倒した次の日。
テントで爆睡してしまっていたので、キャンプサイトを出る頃にはもう12時すぎ。

この子供たちは宿のオーナーの息子。
僕たちがご飯を食べてる横でよくサッカーをしていて、たまにボールぶつけてきていた生意気ながきんちょたち。
最後まで生意気な彼らに見送られ、キャンプサイトを後にします。
サッカー上手くなるといいね。
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宿からカランバカの街の大通りまで15分ぐらい歩いて行ってヒッチ開始。

今日向かうテッサロニキの街には、北のハイウェイを通って真っ直ぐいくか、一旦エーゲ海に出てから北上するかの2通りのルートが考えられます。

カランバカからテッサロニキへは、北側からまわって行くのが距離的には近い。
出来るだけ早く行きたかったので、まずは北のハイウェイに向かう車に向かってアピールします。
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でもしばらくヒッチしていてもなかなか車に止まってもらえず、通りすがりのおじさんに「東側から行った方がいいよ」と教えてもらいました。

やっぱり急がば回れだったか。
地元の人のアドバイスは大抵正しいので、すぐに方針を変えて反対側の道路でヒッチハイクすると、数分で車が止まってくれました。
 

乗せてくれたのは建築会社に勤めるトーマス。
カランバカから隣町のトリカラまで向かうそうです。
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トーマスは英語が話せるので、気になるギリシャの景気のことを聞いてみました。

トーマスは今、メテオラの麓の村カランバカで新しいホテルの建築中。
でも今はギリシャはデフォルト寸前の不況真っ只中で仕事が減って大変。
最盛期と比較するとなんと95%も仕事が減った状態だそうです。
今は細々とビジネスを続けて、なんとか持ちこたえるようにがんばっているそう。
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トリカラの街には30分ぐらいで到着。
トーマスはヒッチがしやすい街の出入り口で降ろしてくれました。
さすが!よく分かってる。
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トーマスにお礼を言って別れた後、降ろしてもらった場所でヒッチを始めたら…
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なんと、またしても5分でトラックが止まってくれました!
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乗せてくれたのはジョージ。
エーゲ海の街まで行くから途中まで乗せてってくれるって!

ジョージはトラックの運ちゃんなのに英語がペラペラ。そんな人始めてです。
びっくりして話を聞いてみると、彼はもともと航空整備士の大学を卒業したけど、ギリシャには航空整備の会社が一つしかないらしく入れなかったんだって。
それで自腹を切ってこのトラックを購入して、トラックの運転手になったそう。

トラックは中古で600万円ぐらい。
「ベッドもあって家の代わりになるから、もしもの時もこれがあれば安心なんだ。」と、冗談まじりに話すジョージ。
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”このトラックは何を運んでるの?”
ジョージに聞いてみます。

「コカコーラの商品だよ。」

“え!!コカコーラ!飲みたい!!”
暑い日には炭酸飲料が無性に飲みたくなる僕は思わず叫びます。

「今は荷物を降ろした帰りだからトラックの中は空だよ。笑
 コーラ好きなんだ。僕はコーラは大っ嫌いだよ。身体に良くないから。」と、トーマス。

毎日運んでる商品なのにね。
でもその通り。笑
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トーマスは長距離ドライバーなので、家に帰るのは一週間おき。
トラックのドライバーって孤独だし地味だし大変な仕事だなぁっていつも思う。

それにトーマスは英語が本当に流暢で朗らか。
選ばなければ他の仕事だってたくさんありそうなのに、トラックの運転手を何十年も続けています。

「僕はトラックから見える景色が好きなんだよ。
 視界が広くて気持ちいいし、ゆっくり走るからいろんなものを見れる。」
と、トーマスはあくまでポジティブ。僕もトラックから見える景色は大好きだ。
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そして1時間ぐらいでトーマスとはお別れ。

「ここならヒッチハイクがしやすいと思うよ。」
そう言って、高速道路との合流点の近くで降ろしてくれました。
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ありがとう、トーマス。
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ギリシャの人々の優しさに触れて。

トーマスに降ろしてもらった所でザックを背負うと、なんと目の前にファーストフードの店が!
ラッキー!ちょうどお腹が減ってた。

店に入ると、陽気なギリシャ人たちの先客がいました。
彼らは「どこから来たの?何やってるの?」と僕たちに興味津々。
ご飯はしばらくお預けして、雑談タイムです。
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店の人が注文を聞きに来たので、おじさんたちが食べているのを指差して注文してから席に座ります。
そしたらおじさんの中の一人が、突然机の上に水のペットボトルを二本ドンと置き、どのジュースが欲しいと聞いて来たので、ファンタレモンを指差すとそれも持って来ました。

”ん?これは、さっき頼んだ料理についてるやつかな?取ってきてくれたの?”

そしたらおじさんは「レガロ。」と言いました。

”レガロ??”
スペイン語でプレゼントという意味だけど。ギリシャ語だよね?

向こうのテーブルを見てみると、みんな笑顔で飲め飲めというジェスチャー。
とにかくみんなの奢りみたい。
ありがとう!

注文していたサンドイッチと一緒に食べます。
美味しい!
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お腹が満たされたら、ここから目的地のテッサロニキまで一気に目指します。
でもここからのヒッチで大苦戦…。

ヒッチを始めたのは高速の入り口だったのですが、何故か数分に1台しか車が通らない。
数分に1台だったら乗せてもらえそうって思うかもしれないけど、この先に高速の分岐があるから自分たちの行き先の車はそのうちさらに3分の1かそれ以下…。
そこからさらに、2人分乗るスペースがあって、社用車じゃなくて、時間の余裕もあって、ヒッチハイカーを拾ってくれる人…そんなことを考えていたら気が遠くなりそうです…。
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そしてこの場所はものすごく暑い。
さっき乗せてくれたトーマスの話では、ここはギリシャで一番暑い場所なんだとか。
そう言えばトラックについていた温度計は38度を示していた。まだ6月なのに…。

あー日差しが痛い。暑い…。
でも車は一台も止まらない…。
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それから一時間。
やっと車が止まってくれました。
「ハイウェイまでだけど。」と言って乗せてくれたのは、なんと、さっきドリンクをおごってくれたおじさんでした!
苦労している私たちを見兼ねて乗せてくれたみたい。どうもありがとう。
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おじさんは5キロぐらい先の、高速道路上で降ろしてくれました。
ここから先は分岐がないから、みんな僕たちと同じ目的地に行く車です。

でも、よく考えたら高速道路でヒッチハイクするのはかなり難しい。
以前にもポーランドでやった事があるけど、何時間も頑張って撃沈した苦い思い出がある。
僕たちの経験上、一番ヒッチハイクがしにくい場所です。

どの車もスピードを出してるから誰も止まれないし、こんな所に立ってたらひかれそうだ…。
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かと言って出口まで5キロ以上もあるから、ここから歩いて脱出するのも大変。
半ば無理だと分かりつつも、他に選択肢がないから必死でヒッチハイクを続けます。

でもドライバーに僕たちの渾身の笑顔とアイコンタクトが伝わらない。早すぎて見えないんだ…。
それに、止まりたいと思ったとしても、ここは交通量があるから後ろから車が来ていたりしてなかなか止まれない。

それでも、車がほとんど通らないさっきの場所よりはまだましかもしれない…。
降ろされた以上ここで頑張るしかない。
 

暑さで朦朧とする意識の中で考えます。

なんで自分たちは高速道路のど真ん中でヒッチハイクなんかしてるんだろう?
普通に考えたら絶対やったらダメな場所なのに…。
暑さにやられて頭がおかしくなったんだ。きっとそうだ。

高速道路でヒッチハイクをしたらこうなりますので、みなさんはくれぐれもマネしないで下さいね。
言われなくてもやらないとは思いますが…。笑
 

窮地からの脱出!

一向に止まってくれる気配のない車。

意識を失いそうな炎天下の中、耐えしのぐ事2時間。

もうダメだ…。
ハイウェイの中央分離帯の上でふらふらになりながらヒッチを続けます。
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そしたら後ろからクラクションの音が。
振り返ってみたら真っ赤な乗用車が止まってる!

まさか?!

大急ぎでザックを担いで走って行く。
でもスピードが出てたからかなり遠くに止まってる。

そしたら車がバックしてきた。

やった!やっぱり止まってくれたんだ!
 


こうしてハイウェイから救出された僕たち。

僕たちの窮地を救ってくれたのはアルバニア人のサイミール。
ありがとう。あぁー、たすかった…!!
IMG_3219
 

サイミールは14年間ギリシャに住んでる。
彼女はロシア人の美人さん。自慢げに写真を見せてくれました。

でも彼女は英語がしゃべれないそう。
“ロシア人で英語がしゃべれないんだったら、サイミールと彼女は一体どうやってコミュニケーションをとってるの?”と聞いてみると、

「彼女はギリシャ生まれのロシア人だからギリシャ語が話せるんだ。で、俺もギリシャに長くいるからギリシャ語がペラペラ。だからギリシャ語で話してるんだ。」

なるほど。
 


サイミールは家族の写真も見せてくれました。

6人のお姉さんに、末っ子のサイミール。
お母さん、男の子が産まれるまでがんばったんだって。

その後も写真とか動画とかたくさん見せてくれたけど、脇見運転するからちょっとこわい。
車線の真ん中走ってるし…。汗
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乗せてもらってから30分ぐらい走るとサイミールは途中で車を止めて、「ちょっと待ってて!」と言ってどこかへ行ったと思ったら、水を買ってきてくれました。優しい。

僕たちは死ぬほど喉が渇いていたので、一気に半分以上飲み干してしまいました。笑
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それからしばらく車に乗っていると気付いたのが、料金所の多さ。
毎回2ユーロもする料金所を頻繁に通過します。高い。

サイミールも、「ギリシャは本当に高速料金が高い!アテネで友達に会ってた帰りなんだけど、アテネまで行くのに30ユーロもかかるんだよ。」って嘆いていました。
 


サイミールはアルバニア人だけどギリシャ正教徒。車にはお守りがついていました。
そう言えばアルバニアからギリシャにヒッチして乗せてもらった夫婦も、アルバニア人だけどギリシャ正教徒で同じお守りを車につけていました。
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サイミールはギリシャに住んでいるアルバニア人。
自然と近隣諸国との友好関係の話にもなりました。

サイミール曰く、

アルバニアとマケドニアは仲良し
マケドニアとギリシャは仲悪い
アルバニアとギリシャはまあまあ
アルバニアとセルビアは最悪

だそう。

やっぱり複雑だ…。
この地域を旅していると、地元の人と話すときはいろいろ気を使います。
とある場所ではコソボのことを国と言うか言わないかとか、また別のある場所では宗教や民族のことを聞かないようにするとか。
 


さらに2時間ぐらい走ると、道路の先にエーゲ海が見えてきました。
ポーランドから始めたヒッチハイク旅も、ついにこんなところまでやってきたんだ!
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そして、車は有名らしいお城の横を走り抜け、
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テッサロニキの街に突入しました!
さすがギリシャ第二の街、でかい!!
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テッサロニキは山があって海がある港町。
山の麓にぎっしり建物が並んでいるところがちょっと地元の神戸に似てるような気がします。
 

サイミールの家は街の郊外にあるけど、わざわざ街の真ん中まで行って降ろしてくれました。
サイミール、本当にありがとう!
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半分諦めて、ぺこぺこのお腹を満たすべく安そうな食堂へ。
そしたら店のメニューに、ケバブサンドイッチやハンバーガーにならんで、グリークサラダがありました。
サラダとダイエットコーラのセット!斬新すぎる!!笑
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そういえば、今日ヒッチハイクで乗せてくれたトーマスとジョージも、「ギリシャの食べ物で何がオススメ?」って聞いたら、二人ともグリークサラダって言ってた!

出てきたサラダはトマトがめっちゃくちゃ甘くて果物みたいで、オリーブもチーズも美味しかった!
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レストランで食事を終えてから、バス会社を探し歩き、なんとか今夜のバスのチケットをゲット。

駅前の公園には、芝生の上にダンボールだけ敷いて寝転がって何もしていない人がたくさんいました。
どこかからの難民なのかな…。
 

夜行バスの出発まではまだ3時間もあったので、再びレストランに戻って食事をしながら待ちます。

次に目指すのはブルガリア。
今度はどんな出会いが待っているのか。
そして、間近に迫ってきたハリウッド映画の撮影は一体どうなるのか。

ワクワクと不安がほどよく入り混じった旅路はまだまだ続きます。

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天国に一番近い場所。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13803 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13803#respond Mon, 17 Aug 2015 21:50:51 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13803 15/JUN/2015 in Meteora 今日はいよいよあの場所へ! キャンプサイトでもらった地図(?)を頼りに出発です。 地図のイラストには不思議な形をしたたくさんの岩と、そのてっぺんにある十字架がついた建物。 そ […]

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15/JUN/2015 in Meteora

今日はいよいよあの場所へ!
キャンプサイトでもらった地図(?)を頼りに出発です。

地図のイラストには不思議な形をしたたくさんの岩と、そのてっぺんにある十字架がついた建物。
そうです。メテオラです!
P6160928

この岩場に9世紀ごろから修道士が修行のために住み着き、14世紀前半から修道院が作られてきました。
14世紀後半から、イスラム教のオスマン朝がこの地域一帯を支配した時にも、このメテオラは活動が認められていたそうです。
 

天空の修道院への道。

キャンプサイトの前からバスが出ていたけど、結構高かったので歩くことにしました。
歩いた方が修道士の気持ちに近づけるからいいよって、宿で出会った人も言ってたし。

近くのパン屋でお昼ごはん用のパンを買って、いざトレッキング開始!
でも砂糖がかかっただけのめちゃくちゃマズいパンだった…ショック。
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気を取り直して、岩のそびえ立つ方向へ住宅街の中を歩きます。
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山道に入り少しずつ岩に近づいてきます。
でも頂上まではまだまだ。
P6151161

遠くの岩の上には修道院が見えています。
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かつて修道士が歩いていた道を進みます。
P6151243

これは途中で出会ったカメ。
なんかこの道にはやたらカメがいました。
P6151147
 

さらに山道を歩きます。
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道の途中にあった小さなほこら。
P6151269

他にもいくつかあって、中にイコンがまつられたものもありました。
P6151130
 

さらに歩くとだんだん岩山に近づいてきて…
P6150001

見えてきました!
断崖絶壁に建つ修道院!奥には険しい山々。
P6151248

こっち側にも!
ほんと、よくこんなところに作ったなぁと感心してしまいます。
P6151227
 

観光地されゆく修道院の今の姿。

そしてさらに山道を進んで行くと、修道院のひとつに辿り着きました!

ここはヴァルラアム修道院という名の修道院で、今でも現役の修道院として使われています。
写真に写っているのは物資を運ぶ滑車。
P6151293

今は電気の力で引っ張り上げていますが、かつては人力で引っ張り上げていました。
しかも、修道士もバスケットに入って運ばれていたそうです!

かつては命をかけて修道院に辿り着いていた修道士たち。
でも今はきれいな道が整備され階段ができ、誰もが簡単に来れるようになってしまった。
ここが聖地だったのは遠い昔の話です。
 

ここから岩沿いに作られた階段を上って修道院に入ります。入場料は一人3ユーロ。
P6151291

この中には有名な画家が書いたイコン(キリスト教の聖人の絵)が残っています。
写真撮影は禁止でしたが、団体客がとにかく多くて、ちょっと待たないと中に入れないほど混んでいました。
P6151337
 

ここは今でも修道士が活動している場所と聞いていたので、どこにいるのかなぁ?と探してみると…

“Private” と書かれたドアがあったので鍵孔からのぞいてみると、綺麗に手入れされた花と静かな建物が見えました。いくら観光エリアと区切られているとは言え、こんなところで修行に集中できるとは思えないけど…。
P6151335

修道士が入口で入場料を徴収し、何十人もの観光客が狭い修道院にわらわらいて、フレスコ画がある部屋には入れ替わりたちかわり人がやってきた。最後にお土産屋さんを出たときにはすっかり興醒め。
P6150010

すごく騒々しかった。
俗世から逃れるためにやってきた修道士たちは完全に俗世にまみれていた。

実際、本気で修行したい修道士たちは、みんなギリシャ北東部にあるアトス山へと移動しているそう。
そこでは女人禁制で、今でも聖地としての尊厳を保っているそうです。
 

でもやっぱりメテオラの景色は素晴らしい。

修道院としての役割が失われつつあるメテオラ。
でも外から離れて眺めると、かつての修道士たちの歩みが蘇ってくるような素晴らしい景色!
P6151346

歩いて歩いて歩きまくって、いろんな角度からメテオラを眺めます。
P6151402
 

でもギリシャの夏は思ってたよりずっとずっと暑かった。
さっきの山道は木々の影があったけど、道路に出たら炎天下。

“疲れた。ヒッチハイクしよう。” と言ってぐずるだいごろ。
“あと1キロ歩いたらビューポイントがあるから!” と言ってなだめる私。
だってメテオラはどの角度から見ても本当に迫力があって、ヒッチハイクで通り過ぎちゃったらもったいない。
P6151387
 

険しい岩、そして岩にへばりつくように建てられた修道院。
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こんなに自然と一体化して調和している宗教施設は初めて見た。
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大きな岩の上に乗っかって風をあびる。最高!
久々に感動する大満足の絶景でした。
P6151445
 


これは最後に立ち寄ったアギア・トリアダ修道院へ向かう道。
元々は岩だったところが削られ、階段が出来ていた。
P6151543

修道院には入らなかったけど、入口に座って修道士が働いている様子を眺めていました。
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この光景を見ていると、学生オーケストラのときにお世話になったある指揮者の言葉を思い出しました。

「どうして教会の天井はあんなに高いんだと思う?」

「少しでも神様に近づきたいと思ったんじゃないかな。」
 

ここも同じだ。

高く高くそびえる不思議な形の岩。
この岩の上で祈ったら神の目に映るだろう。その声は神へ届くだろう。

そう思ったんだろうな。

ここから見下ろす町は「下界」っていう言葉が相応しいぐらいちっぽけで、自分が特別な場所にいるように感じられた。
P6151481

ここは、天国に一番近い場所。
 

結局今日は一度も車を使わずにひたすらメテオラの岩山の間を8時間ぐらい歩き倒し、下界のキャンプサイトに戻ってきました。歩き疲れて二人とも倒れそうなぐらいふらふら…。

そして、まだ昼の熱気がこもったテントに寝転がって一休み。

それにしても…キャンプサイトなのに一人7.5€もするって高すぎるよなぁ。

俗世にまみれた私は今日もそんなことばかり考えてしまうのでした。笑

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