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534日の世界旅行の果てに私が手に入れたもの。

それは、「自然に対する敬意」。

と言うより、「自然に対する罪悪感」といった方が正確だと思う。

PB294032
 

 

世界旅行に出て、初めて知った。

地球は小さかった。
 

P1043106
 

旅に出る前。

地球って、途方も無いほど大きいものだと思っていた。
どれだけ進んでも進んでも、端っこなんてたどり着かないと思ってた。

でも、実際は地球はびっくりするほど小さかった。
例えば南米大陸。3日間車を走らせ続けたら余裕で縦断できちゃうぐらい小さい。
こんな感覚、旅に出るまでは持ってなかった。

ずっと陸路で移動してきたからこそ分かる。
 
P1042789
 

地球って、有限なんだ。

当たり前のことが、理屈じゃなくて感覚で分かった。

そして、その有限な地球の大部分が「人のため」に使われていた。
バスや電車や車に乗って、車窓から見える景色をずっと見てきた。
大都市や工業地帯や採掘場はもちろんだけど、農作地も牧草地も、全部人のためのもの。
P6290127

アフリカの ”広大な” って言われる自然保護区だって、人のために利用されている場所と比べたらずっとずっと小さい。
かわいそうな動物たちはいつも追いやられている。
PB290230

動物は言葉を発することはない。
ただ静かに数を減らしている。
P5011124

 

草だって森だって、自然のものは何でもそう。
人に利用されるだけ利用されて、人のためにならないものは伐採されて、都合のいいものだけが生き残る。

いたるところに散らばったゴミ。
削られていく山々。
開発される資源。
P2190546

P1303660
 

どうしてこんなにも人はわがままで身勝手なんだろう。

自分のことしか考えられないんだろう。
P9071982

もっと、地球のためになることをしようと、思えないんだろう。
P7130998

そして、この小さい地球にあまりにたくさんの人がひしめき合っている。

どこを旅しても、人、人、人。

緑が広がっているようでいて、そこは畑、田んぼ、牧草地。
すべて人のためのもの。

PA181212

国立公園という限られた空間にだけ、制御されて生かされる動植物たち。

人はあまりに多すぎて、パンク寸前。
地球のために、人は減らないといけないと思った。

ごめんね、と心の中で呟く。

壊されてしまった地球と、追いやられてしまった生き物たちと、汚れたこの星にこれから産まれてくる命に。

人はなんて罪深い。
PB294066
 

どうしてこんなに人間本位な世の中なんだろう。

最近になって、悪いのは資本主義というシステムなんじゃないかと考えるようになった。
お金を増やすことばかり考えるから、今みたいなことになってるんだ。
だから、自然から搾取すること、人から搾取することばかりの世界になってる。

資本主義じゃなくて、もっと別のシステム、例えば自然主義、地球主義のシステムだったらいいのに。

そしたら、生産性が悪くても農薬を使わずにがんばっている農家が残って、輸入をせずに地産地消を進めるようになって、必要な食べ物を必要な分だけ食べて、都会の真新しいマンションを建てずに田舎の実家に住むようになって、原子力発電だってなくなって、プラスチックじゃなくて身近な物で作った伝統工芸品が復活して、もっとみんなで共存していける社会になるかもしれない。

そんなの後退だって言う人もいるかもしれない。
そういう人に、パタゴニアの創始者の言葉をそのまま使って問いたい。

“人は皆、後戻りできないと言うが、目の前が崖なら―― そのまま突き進むか、まわれ右をして前に進むか、どっちがいいと思う?”

そんな妄想をしたところで、そんな世界にするためにどうすればいいのか私には分からないけど。

ただ、この想いだけは伝えたい。
 

あなたの生活の何かを変えてほしい。
 

例えば、

新しい服や家電を買うときに、
農薬や添加物にまみれた食料品を買うときに、
合成洗剤を下水に流すときに、
車に乗るときに、
ゴミを捨てるときに、
冷房や暖房を入れるときに、

ちょっとだけでも、地球のことを考えてほしい。
そして、心を痛めてほしい。
 

えらそうなこと言ってるけど、私だって車に乗るし、電気も使うしガスも使う、化粧品だって買う。

ずっとずっとずっと、自己矛盾と戦ってる。
分かってる。100%実現するなんて、不可能なんだ。

不可能だけど、1%でもやろうと思っています。

ほんの少しでも、地球が良くなるかもしれない。

生き物たちが死なずにすむかもしれない。
PB272156

PB293963
 

 

最後に、2つの動画を紹介したいと思います。
 

一つ目は、だいぶ前にも一度紹介したことがありますが、セヴァン・スズキのスピーチ。
当時12歳ぐらいの女の子の勇気ある訴えには、何度見ても考えさせられます。

”I’m only a child yet I know if all the money spent on war was spent on ending poverty and finding environmental answers, what a wonderful place this earth would be.”

「私はまだ子供だけど知ってる。もし戦争に使われている全てのお金が貧困と環境問題の解決のために使われたら、この地球がどれだけ素晴らしい世界になるかということを。」

 

 

もうひとつは、「テンダーの思い」というドキュメンタリー番組。

電気なし、ガスなし、水道なしで、極限まで自然と共存しようとしている人です。
日本でも、こんな暮らしをしてる人がいるんだ!って、ものすごく衝撃を受けた。

ドキュメンタリーなので長いですが、ぜひ見てみてください。


20150530_tender 投稿者 erdent999

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イランの山中で助けられる。遊牧民のテントで過ごした夜。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=15162 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=15162#comments Sun, 04 Oct 2015 05:31:48 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=15162 22~23/JUL/2015 somewhere in Iran 前回の記事を読んでいない方はこちらから ▶︎https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=15112   雨が降り続けるイ […]

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22~23/JUL/2015 somewhere in Iran

前回の記事を読んでいない方はこちらから
▶︎https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=15112
 

雨が降り続けるイラン西部の山奥。
太陽が山の向こう側に沈み、白んだ空の色がグレーへと変わっていく。

サルアガセイエッドという村へ向かう道中で知り合ったアスカルという男性。
彼の家に行くために途中でバスを飛び下りたはいいものの、辺りには険しい山々と雪解け水が流れる小川だけ。
日没後の山道には車通りがない。それどころか人の気配すら全くない。

さっきまでこの近くにいたはずのアスカル。
でもたったの20分ぐらいの間に山の中へと消えてしまった。
僕たちが知っているのは彼の名前だけ。
一度別れてしまった彼と連絡を取る手段はもうない。

”今日はここで野宿するしかないかな…。”
きっこがつぶやく。

日が暮れてしまった上に移動手段もない今の僕たちにはここに留まる以外の選択肢はなかった。
雨の降る山奥。まだ山に雪が残っているということは、夜は相当冷え込むだろう。
しかもバスに乗った時点で今日はサルアガセイエッドまで行ける予定だったから、食料を何一つ持っていない。

こんなところで野宿…。
考えたくもなかったけど、ぐずぐずしていたら真っ暗になってしまう。
幸いテントと寝袋は持って来ていたので、急いでテントを張れる場所をさがそう。
 


雨風をしのげそうな場所を探しながら2人で山道をさまよっていると、きっこが言いました。

”今、声が聞こえた!”

え?

”また聞こえた! あ、山の上に誰かいる!”
 

きっこが指差した丘の上を見ると、遠くの山の上で少女が手招きをしていました。

もしかしてアスカルの家族や知り合いかもしれない!
急いで崖を登ります。

でも雨でぬかるんだ斜面に足を取られてなかなか進まない。
と思っていたら、さっきの少女が下まで降りてきました。

”アスカル・アブドラヒ?”

バスでアスカルからもらったメモを見ながら名前を読み上げます。

すると少女は頷き、きっこの背負っていたバックパックを指差しました。

”持ってあげるって言ってるみたい。”

きっこがバックパックを渡すと少女はサンダルしか履いてないのにスタスタと山道を登り始めました。
僕たちも急いでついていきます。
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何度も僕たちの方を振り返りながら登っていく少女。
ようやく丘を登り切り山の尾根が見えてくると、そこには他にも人影がありました。
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その尾根の向こうにはなんと少女たちが暮らしているテントが!
道路からは全然見えないこんなところにあったなんて!
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テントの周りには毛むくじゃらのヤギがたくさんいます。
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テントの中へと手招きする家の人たち。

言われるがままに中へ入ります。
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家の入り口では火が焚かれ、鍋の中で何かがぐつぐつと音を立てていました。
P7232428

テントの中はびっくりするほど広くて、下にはペルシャじゅうたんが敷かれています。

僕たちを迎えてくれたのはさっきの少女と、少女とは別の女性と、おじいちゃんとおばあちゃん。
P7232453

それに女性の子供の男の子と、
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女の子。
子供好きのきっこにすぐになつきました。
P7232447

女の子が持っているのは、僕たちがイタリアのクレモナでお世話になったミナから貰った花のぬいぐるみ。
きっこがバックパックに付けているのを見て女の子があまりにも気に入ったので、あげることにしました。
大喜びです。
P7232450
 


しばらくすると、家族と思われる若い男性がやってきました。
この男性が英語の単語をほんの少しだけ知っていたので、彼に通訳代わりになってもらって家の人たちと話します。
P7232455

家の人たちはシャイを入れてくれて、雨でぬれていた僕たちに毛布まで用意してくれました。
テントは屋根の部分だけで側面は全部吹きさらしですが、石を積んで風防を作ってあるのでそれほど寒くありません。
何より、これまで誰もいない山道でさまよっていたので、人の温かみを感じます。

そんな家族と1時間ぐらいコミュニケーションして分かったのは、ここはアスカルの家ではないという事。
ここの人たちはアスカルの親戚で、この若い男性がアスカルの兄弟かいとこ。
女性と子供たちは、この若い男性の家族。さっきの女の子と若い男性が兄妹のようです。

「外は寒いから今日はここに泊まっていけ。」
話の途中で男性はそう言ってくれました。

迷惑かもしれないけど、外でテントなんて張ったら寒くて凍えてしまう。
ここは素直にお言葉に甘えることにしました。
 


みんなと楽しく話していると、おばあちゃんとお母さんが夕ごはんを用意してくれました。

え?ごはんまでもらっていいの?
僕たちが戸惑っていると、「早く食べて!」と言ってきます。

出てきたのはこんな料理。
スパイスで焚きこんだライスと、生玉ねぎと、ヤギのチーズ、
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それにイランでいつも食べている薄いパン。
パンは家の前でおばあちゃんが焼いてくれたものです。
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飲み物はヤギのミルクで作ったヨーグルト。
さっき家の周りにいたヤギから採ったものです。
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日が沈み切って空が完全に真っ暗になったら、テントの中にランプの明かりが灯りました。
P7232477

こんな小さな火があるだけで暖かくて、心も落ち着きます。
そして家族の笑顔とぬくもり。

今日は極寒の山岳地帯で野宿かと思っていたから、その暖かさに心の奥がジーンとします。
P7232497
 


ご飯の後は、家の人たちに折り紙を折ってプレゼントしました。
おばあちゃんもお母さんも女の子も大喜びです。
P7232465

すると、突然男の子がぐずって泣きはじめました。

どうやら女の子だけ花のぬいぐるみと折鶴を貰った事に嫉妬してしまったみたい。
急いでカエルの折り紙を折って渡しますが、全く機嫌が良くなりません。

家の人は放っておけと言っていますが、何とかならないかなぁ。
しばらく考えていると、ザックの奥底に眠っているあるものの存在を思い出しました。

それがこれ!地球儀ビーチボール。
1年前にブラジルのマナウスにいた時に、雑貨屋さんを営んでいた日系中国人の方にいただいたものです。
僕がお店でビーチボールを物欲しそうに見ていたら、不憫に思ったのか無料で譲ってくれました。笑
P7232482

そのボールで男の子と遊んであげると大喜び。
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あまりにも楽しそうだったので、小一時間ほど子供たちとドッジボールをして遊びました。
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機嫌がなおってよかったよかった◎
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子供たちが疲れ切って静かになったらお休みの時間。
P7232547

今日はここで家族7人と僕たち2人の計9人が横に並んで一緒に寝ます。

夜は寒いからと家の人たちが僕たちに毛布を2枚ずつ分けてくれました。
本当にいいの?と何度も聞いたけど、自分たちは慣れてるから大丈夫と言ってくれました。
P7232498
 

月明かりに照らされてうっすらと浮かびあがる山のシルエット。
遊牧民の家族たちが暮らすテントから漏れる暖かい光。
P7232537

テントの中で家族の人たちと一緒に絨毯の上に横になります。

お母さんの毛布に潜り込む子供たち。
僕たちの代わりに皮のコート一枚で眠るお父さん。
夕食の片づけを終えてテントに戻ってきたおばあちゃん。

おじいちゃんが明かりを消すと、静かな静かな夜が僕たちを包んでいったのでした。

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上原ひろみとの出会い。僕が旅に出るのを後押しした言葉。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14347 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14347#comments Sat, 05 Sep 2015 02:38:22 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14347 30/JUN/2015 in Bucharest 今日の記事は二人で書いたので、それぞれの文章の始めにマーカーをつけています。   上原ひろみ。 ジャズピアニスト。 毎年100日、150公演以上を国外で行い、ブ […]

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30/JUN/2015 in Bucharest

今日の記事は二人で書いたので、それぞれの文章の始めにマーカーをつけています。
 

上原ひろみ。
ジャズピアニスト。
毎年100日、150公演以上を国外で行い、ブルーノートニューヨークで日本人初の8年連続一週間公演も成功させている。世界で最も成功している日本人ミュージシャンと言っても過言ではありません。音楽界最高の名誉と言われるグラミー章受賞歴のある数少ない日本人の一人でもあります。
P6300004


▶︎だいごろ

僕たちがセルビアの山奥からはるばるブカレストまでやって来た理由。
それは彼女に会うため。

僕が初めて彼女の音楽を聞いてからもう7年。
日本にいた頃は年に何度も彼女のライブに足を運んでいました。その時住んでいた関西だけでなく東京や四国にも行ってしまうほど彼女のライブはエキサイティングだった。彼女と音を共有するのが楽しくて仕方なかった。

僕は彼女の生き方が好きだ。
音楽が心の底から大好きで、そんな大好きな音楽に迷いなくまっすぐ突き進む。夢を追いかける生き方の理想像。
その姿に何度も力をもらった。
 

実は、日本での安定した生活を捨てて今回の旅に出る決意が出来たのも、彼女の影響がありました。

2014年1月1日。
世界旅行に出た年の元日。
彼女のライブを見る為に僕たちは青山のブルーノート東京にいました。
そのライブで彼女が過去最高難易度の新曲を発表した時のMC。

「今年も常にリスクを背負って生きたい。」

この言葉を聞いて涙が出そうになりました。
自分の大好きな音楽を追求するために、常に全力を出し続け、決して立ち止まらない。
あまりにまっすぐで力強い言葉。まるで彼女の生き方そのものです。

この言葉を聞いて、「自分もこんな所で足踏みしていてはいけない。憧れの対象でしかなかった彼女の生き方に、ほんの少しでもいいから近づこう!」そう決心しました。

その四ヶ月後。
僕はきっこと二人で旅に出た。



▶︎きっこ

ブカレストに着いた次の日。
私たちは宿から歩いて三分の「Radio Romania」の入り口にいました。
このコンサートホールに今夜上原ひろみがやって来ます。
P6300012

彼女がブカレストに来るのはこれで三度目。
ルーマニアは彼女にとっては過去に機材トラブルで大変な思いをしたいわく付きの国ですが、その後も毎年やってきてルーマニアのオーディエンスを熱狂の渦に巻き込んでいます。

4年前にルーマニアに来た時の事を綴った彼女の文章にも、音楽への想いがあふれていますので是非読んでみて下さい。

リンク先の「Hunger」というタイトルの記事です。
▶https://www.hiromiuehara.com/s/y01/group/list?ima=0000&cd=message



▶︎だいごろ

ライブが始まるのは夜の7時だけど、昼の1時頃から彼女の会場入りを待ちます。

待つこと二時間。
会場に機材やケータリングが運ばれ始めました。
IMG_3505

それからさらに一時間ぐらい待っていると、会場スタッフらしき人に話しかけられました。

「やあ。君、日本人かい?」

”はい。そうです。”

「やっぱり。手に国旗を持ってたからすぐ分かったよ。笑」

僕はこの時、ブラジルワールドカップの時にレシフェの日本人会の人にもらい、これまで南米や東欧のヒッチハイクでずっと使っていた日の丸を手に持って彼女を待っていました。

「Hiromiを待ってるんでしょ?
 彼女は今こっちに向かってるよ。」
(上原ひろみは世界的にはHiromiで通っていて、僕たちもいつも彼女の事をひろみと呼んでいます。)

”そうなんだ!ここにいたら会えるかな?”

「Hiromiに会った事はあるの?」

”ライブにはもう何十回も行ってるけど、直接話した事は一度もないんだ。”

「大丈夫。俺と双子の兄弟でここのプロモーターをやってるから、彼女がきたら話す時間を作ってあげるよ。
名刺を渡しておくから、何かあったら連絡して。俺の名前はドラゴシュ。よろしくね。」

”ありがとう!”
IMG_3504
 

それから30分後に、プロモーターのドラゴシュは彼女を迎えに車で出かけて行きました。

ひろみは年間100日にも及ぶ海外公演をこなしているにも関わらず、マネージャー等を誰も帯同させずに一人で行動しています。だから今日の会場に来るのにも、ドラゴシュに直接連絡を取って向かっています。
全ては自分に厳しくあるために、音楽に貪欲であるために。
 


▶︎きっこ

そして17時ごろ、ドラゴシュの車が帰ってくると、中からひろみが出てきました!

ずっと憧れていた人を目の前にして、二人ともドキドキです。
今日はここ数年ずっと活動してきたトリオでの公演。
メンバーのアンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスも一緒です!

三人が会場に入って行くのを眺めていると、ドラゴシュがアイコンタクトで合図をしてくれました。

”上原さんこんにちは!”

アンソニーのベースを肩にかけ、衣装を手に持って会場に向かう彼女に勇気を出して声をかけます。

ひろみは突然声をかけてきた私たちを見てびっくりした様子。
ブカレストで日本人が入り待ちをする事なんて珍しいだろうし、ヒゲ面のだいごろを見てビックリしたのかもしれません。笑

ひろみは寝起きみたいな表情で、ステージで見る激しく情熱的な彼女とはまるで別人。まだスイッチが入ってないみたいだった。

”いつも素晴らしい音楽を届けてくれてありがとうございます。今日の演奏も楽しみにしています。”

緊張しすぎて月並みなセリフしか出てこなかったけど、ひろみはにっこりしてくれました。

”握手してもらっても良いですか?”

そう言うと、笑顔で応えてくれるひろみ。

握手したら、手はふよふよでした!
腕も手も筋肉でむきむきだから強いのかと思ってたのに、ふよふよ。笑

ていうか、ひろみちっちゃい!
普通の女の子だ。

日本人の握手って弱々しいから、「死んだ魚」って揶揄されるけど、ひろみの握手は生ぬるい死んだ魚でした。(例えが悪くてごめんなさい。笑)

優しいひろみは写真をお願いしたら笑顔で応じてくれました。
P6300030
 



▶︎だいごろ

ひろみと別れた後はカメラのシャッターまで押してくれたドラゴシュにお礼を言ってから、一旦宿へ。

夜ご飯を作って食べてから、再びコンサートホールへと向かいました。
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ライブ開始一時間前の入り口には人がたくさん!
欧米にアジアに南米に、世界のどこに行っても大人気のひろみはやっぱりすごいなぁ。
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会場がオープンすると、中ではプロモーターのドラゴシュ兄弟がせっせと働いていました。
P7010041

ひろみの所属するヤマハのブース。
P7010040

思っていたより大きいホール。
日本から遠く離れたルーマニアのこんな所で演奏するんだなぁ。
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そしてホールの中へ。
P7010044

ステージにはもうすっかり見慣れた楽器たちが並んでいます。
P7010050

ピアノの足元には今日のセットリストが。
でも楽しみが減るので、見ないようにしました。
P7010056
 

会場は立ち見まで出てすっかり満員です。
P7010058

そして、三人が登場してライブ開始。
あれ?ピアノとドラムのボリュームが大きすぎる。
ルーマニア人はこういうのが好みなのかな?

▶︎きっこ
開始の第一発目のピアノの音にびっくり!大きすぎ!
ピアノの生音とかけ離れて、ライブハウスみたい。
でも途中から私の耳が慣れたのか、調整されたのか、気にならなくなった。
 

ひろみの音楽を聴くといつも元気になる。

ルーマニアのお客さんは日本よりもシャイで、あんまり曲間には合いの手を入れないけど、ノリノリなのはよく分かる。

ひろみはいつも通りのパフォーマンスでお客さんを魅了した。
ピアノ一つで世界を相手に勝負してすごいなぁ。
 

「迷いなく勝負に出てくる人達がものすごくいる中で、迷っていたら絶対勝負には勝てない。」
あるテレビ番組で、ひろみがおっとりした口調でそう話していたのが印象に残っています。

私が自分の人生で何度もふらふらと脇道にそれている間、まっすぐになんの迷いもなく突き進んできた彼女は、私が一番尊敬している人と言っても過言ではない。
純粋さ、ひたむきさ、そして強さを兼ね備えている。
 

ひろみのライブに来ると、いつも思い出すことがある。
それは、だいごろの友人のこと。
だいごろとは会社の同期で仲が良くて、よく一緒に遊びに行っていた。
彼もひろみの音楽が好きで、たまたま私たちが応募したチケットがたくさん当たったから譲ってあげた事もあった。
そして私は彼とひろみのライブで初めて会って、こんにちは、だけ言った。
優しい物腰で良い子だなって思った。
それが最初で最後。
だいごろよりも若いのに、数年前自ら命を絶ってしまった。
彼がこの後のライブに足を運ぶことはもう二度となかった。

それ以来、この会場で、何千人もお客さんがいるこの会場で、例えば一年後、必ず誰かは亡くなっているんだって思うようになった。
これが最後のライブの人が少なくとも何人かはいるんだって。
それが私かもしれないし、隣の人かもしれない。

彼女はいつも真剣勝負。
分かってるんだ。
一期一会。
もう会えないかもしれない人に、今の自分にできる最高のパフォーマンスをして、笑顔で帰ってもらう。

▶︎だいごろ
だから彼女はいつでも、どんな状況でも、全力で、それこそ見ているこっちが心配するぐらいに、一回一回の演奏に持っている全てを惜しげも無く出し尽くす。
そんな彼女から生み出されるのは、まるで命をそのまま形にしたかのような、情熱的で生き生きとした音。
そしてその音は、いつも驚くほど儚く、あっというまに空間に溶けていく。

目の前にある一瞬一瞬は、人生の切れ端。
自分の音楽を聞きにきてくれた人たちと音を通して人生を共有して、幸せになってもらうこと。
いつも、どんな時でも、それを心から望みながらピアノと向き合っている。
そんな彼女の気持ちが音を通してありありと伝わってくる。
こんな純粋なよどみのない心を持ったミュージシャンを僕は他に知らない。


▶︎きっこ

「お客さんに笑顔になってもらうこと。」
それが一番幸せなんだって彼女は言ってた。

例えば、自分がビオラを弾くとき、そのことを考えられているかどうか。
聴いている人たちから切り取られた人生を与えられているという点では同じこと。
そのことを例えアマチュアであっても忘れてはいけない。

そんな大切なことを、ひろみとだいごろの友人から教えてもらった。

ひろみの音楽はいつも同じじゃない。
いつもちがう。

だから、生きてるって感じるし心が揺さぶられる。
それがライブLiveの本質なんだなぁ。

次はいつ彼女の音楽を聴くことができるかな。
分からない。

でも、今日聴けて良かったと、心から思う。
今日も彼女に元気をもらいました。
 

そして終演。
いつものようにお客さん全員からスタンディングオベーションを受けるひろみ。
私たちの姿を見つけると、日本語で「ありがとう」と言ってくれました。
IMG_3510

この日の上原ひろみのブログはこちら
▶︎https://www.hiromiuehara.com/s/y01/diary/blog/list?ima=0000&dy=201506
 


 

ライブが終わった後。
三人が会場から出てきました。
アンソニーは疲れているようで、足早に車へと入って行きます。
今日の演奏からも感じていましたが体調が悪かったみたい。

そして、ひろみと目が合います。

「今日はありがと〜」
演奏してた時とは別人みたいなふわふわした雰囲気。

”こちらこそありがとうございました。すごく楽しかったです!”

”そうだ。この日の丸にサインをお願いしてもいいですか?”

「もちろん!」

隣にいたサイモンにも書いてもらい、これまでのヒッチハイクでお世話になったぼろぼろの日の丸も華やかに(?)なりました。
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その後にサイモンに写真をお願いしようと思ってたけど、気がついたら車の方へ行ってしまっていました。

「なんか急いでるみたい。ごめんね〜。」と言ってくれるひろみ。

”疲れていると思うし大丈夫です。ありがとうございました。”

諦めて帰ろうとしたら、ひろみがサイモンを連れてきてくれました。笑

「(写真)いいって〜」

そしてだいごろのカメラを指差して、「(私が)おすよ〜」と言ってくれました。

「ここ押すだけでいいの〜?」

「はい、ちーず。」

か…かわいい!
年上だけど子供みたい。笑

私たちは写真を一緒に撮っていたサイモンよりもひろみのとりこでした。
サイモン、ごめん。笑
P7010062
 

上原ひろみ。
私たちは彼女の生き方にずっと力をもらい続けてきました。
何度も何度も励まされました。
そして、今日、やっとお礼の”ありがとう”が言えました。
次は日本で会えるかな?

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【奇跡!】ヒッチハイクしてたらハリウッド映画に出演する事になりました。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13226 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13226#comments Tue, 04 Aug 2015 21:50:22 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=13226 04/JUN/2015 from Sarajevo to Uzice サラエボを後にし、次に向かうのはお隣の国セルビア。 朝11時からヒッチハイク開始です。 止まってくれるかなぁ。 なかなか止まってくれないなぁと思ってい […]

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04/JUN/2015 from Sarajevo to Uzice

サラエボを後にし、次に向かうのはお隣の国セルビア。

朝11時からヒッチハイク開始です。
止まってくれるかなぁ。
P6040228

なかなか止まってくれないなぁと思っていたら、向こうから歩いてきたおばさんが僕たちの少し前に立ちました。
そして、おもむろに手を水平に上げるおばさん。

まさか…!

そう。なんと、このおばさんもヒッチハイカー!
地元のおばさん&おじさんでもヒッチハイクするんだ!!
まさかのライバル出現です!!笑
P6040224

手当り次第に親指を立てる僕たちと違って、おばさんは乗せてくれそうな車を見分けて効率よくアピール。
僕たちよりも早く乗せてくれる車を見つけて去って行きました。さすが!
 

その後、欧米人バックパッカーの青年も僕たちの前を通りがかりました。彼もヒッチハイクするみたい。
「ここでヒッチしてるんだね。じゃあ僕はもうちょっと下流のところでヒッチハイクするよ。」、と言って去って行きました。ヒッチハイクのマナーをちゃんとわきまえていて良い感じ。

さっきの地元のおばさんは後から来たのに堂々と僕たちよりも上流でヒッチハイクしてたし。
多分地元の人の間ではそんなルールはなくて、止めたもん勝ちなんだろうな。笑
 

スルプスカ共和国を抜けてセルビアを目指せ!

しばらくヒッチをしていたら小腹が空いたので、ボスニアの伝統的なパンを頬張ります。
どこのパン屋でも売っているこのグルグル巻きのパン。中にはチーズや肉が入っています。
味が濃いのであまり一度にいっぱいは食べられないけど、カロリーが高そうなのでヒッチハイクにはうってつけです。
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それから、しばらくすると1台の車が止まりました。
「乗せてあげるけど、荷物をちょっと降ろしてくるから待ってて。」
そう言って去って行った車。

しばらく待っていると、戻ってきました。
英語が全く喋れないけど「ファイブ・ユーロ!」と連呼しているので、5ユーロで乗せて行ってくれるっぽい。

チップで5ユーロ払うぐらいならまあいっか、と思って乗り込みます。
そして念のため携帯の電卓で運転手に値段を確認すると、なんと表示されていたのは50ユーロ!!
事前に確認しといて良かった…危なかった…。

その場で急いで降りて、元の場所まで数百メートルぐらい歩いて戻ります。
 

その後、気を取り直してヒッチを再開すると、その10分後ぐらいに一台の車が止まってくれました。

乗せてくれたのはヤブス。
トルコ人で13年前からボスニアに住んでいる人で、英語は話せません。
ヤコブの両親はトルコにいるので、15時間かけて車で会いに帰ったりしているそうです。
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ヤブスはパストリーでシェフの仕事をしていて、今日は仕事で50キロぐらい先のゴラジュデという街に行くので、そこまで乗せて行ってくれる事になりました。
 

途中、車で走っていると「スルプスカ共和国」の看板が見えました。
ここはボスニア・ヘルツェゴビナの一部で、ボシニャック人が住むボスニアとは違い、ここはセルビア人を主体とする共和国。
一つの国の中に複数の民族がいるから争いになってしまう。民族が違うというだけで争ってしまう悲しい現実。
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今日も絶好調のヒッチハイク!!

それから1時間ほどでゴラジュデに到着。ありがとう。
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さあ、ヒッチ開始!
…と思ったらすぐに車が止まった。

え??一瞬夢かと思ったけど、ドライバーが乗れ!というジェスチャーをしてる!
まさかの開始3分でヒッチ成功!!こんなの初めてだ!!
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乗せてくれたのはボスニア人のラダン。
セルビアの山奥でハチミツ屋さんの仕事をしているそうです。
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僕たちと同年代のラダン。
恐る恐る戦争の話を聞いてみると、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦争の時に彼は9歳だったそう。
戦争で親戚が2人も亡くなったけど、今は平和に暮らしている。と言っていました。

同じ時代をのほほんと過ごしてきた僕たちと違って、大変な時代をくぐり抜けています。

あと周辺国々との言葉の違いについて聞いた時に、「この辺の国の人たちは完全に同じ言葉を話すのに、セルビア語だボスニア語だと分けたがる。馬鹿げてるよ。」と言っていました。
 

しばらくすると道路に立っている地元のヒッチハイカーを発見。
優しいラダンは彼も拾ってあげていました。

これは途中に通った世界遺産の街。
ラダンによるとこの橋が有名みたいです。
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そしてセルビアに入国!
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しばらく走った山の中のレストランで降ろしてもらい、ラダンと別れました。
どうもありがとう。
 

セルビアで映画出演のオファーを受ける。

車から降りたらすぐに雨が降ってきたので、レストランの軒下で雨宿り。
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サラエボで買ったパンをむしゃむしゃ食べていると猫が。
あと1個しかないからやらんぞ!
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そんな顔したって絶対やらんぞ!!笑
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雨がやんだらヒッチ再開。
全然車が通らない道で1時間ぐらい待ってたら、一台の車が止まりました。

「君たち日本人?こんなところで何してるの??笑」

助手席に乗っていた男性が笑いながら話しかけてきました。

”ヒッチハイク。笑”

「だろうね。笑 俺たちは今セルビアで映画の撮影しているんだ。でもウジツェには行かないんだ。ごめんよ。」
そう言って、走り去って行きました。
 

と思ったら50メートル先ぐらいで止まって、バックで戻ってきた!
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「君たちはこの後どこへ行くの?」

”このままヒッチハイクでトルコに行こうと思っています。”

「もし時間があったら俺たちの映画に出てみないか?日本が舞台の映画なんだ。エキストラだから何も喋らなくて大丈夫だから。」

”え、映画に?”

戸惑っていると、バンの中から日本人が出てきました。
「私たちもエキストラですけど宿泊や食事はタダだし、一日最低でも150ユーロはもらえますよ。」

”えっ?! 150ユーロ!! 一日で?!!”

”出ます!!笑”

金額に目がくらんだ僕たちは即決で連絡先を交換。
内容すらよく分かってないのにセルビアでの映画出演を決めたのでした。
 

「じゃあホテルに戻ったらメールでスケジュールを連絡するから。ありがとう!」
そう言い残してバンは去って行きました。
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…。

…勢いで出演すると言ってしまったけど、そんなうまい話ほんとにあるのかなぁ?
アジア人目当ての新手の詐欺だったりして?
撮影と称して山奥まで連れて行かれて身ぐるみ全部はがされるんじゃないかな?

後から考えたら怪しいとこだらけで、怖くなってきた。
中に乗っていた日本人もだまされてるんじゃないのかなぁ。

まあ、後でメールするって言ってたし、ひとまずそれを待つ事にしよう。
 

カウチサーフィンのホストに知らされた驚愕の事実。

自称映画のスタッフたちと別れた後は、再びヒッチハイク。

始めてからほどなくして大型のトレーラーが止まってくれました。
乗せてくれたのはトルコ人のフミット。またトルコ人だ!
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フミットが運んでいるのは水。
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今はイスタンブールからサラエボまで水を運んだ帰りだそう。そんな長距離を運転するなんて大変だなぁ。
そう言えばオーストリアでヒッチハイクしていた時も大型トラックはトルコからのトラックばかりだった。
きっとトルコはヨーロッパ諸国の工場みたいな位置づけなんだ。

これがフミットが持っていた手書きの地図。これを頼りに運転しているのだとか。
言葉もフランス語とトルコ語しか話せないから大変そう。
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南米でもよく乗せてもらってたけど、やっぱりトラックは座席が高いから見晴らしが良くて気持ちいい!
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道々にはセルビア正教の教会もたくさん。
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そして、美しい田舎道を抜けると見えてきました。ウジツェの街です。
でかい!!ウジツェはベオグラードに次ぐセルビア第二の都市だそう。
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フミットにはトラックが止まりやすそうなガソリンスタンドで降ろしてもらいました。
どうもありがとう!
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ウジツェではカウチサーフィンで見つけたホストの家にお世話になる予定。

ホストの家はウジツェの郊外にあるので、ガソリンスタンドから1.5kmぐらい歩きます。

「僕の家は地図のこの辺り。3階建てでバラの花が地面から3階まで育っている建物だよ。」
ホストが事前に家の情報を教えてくれていました。

バラの花が3階まで??

どんな家なんだろう?
ワクワクしながら家を探していると…

見つけた!間違いない、この家だ!!
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家のドアをノックしても反応がないのでしばらく階段で待ちます。

そしたらそこらじゅうに猫が!
バラと猫の楽園。まるで天国のような家だなぁ!笑
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しばらくすると、玄関のドアがあきました。
今回ウジツェでお世話になるのはリッキーという男性。

リッキーは映像や写真の撮影、編集をする仕事をしているそうで、仕事中だったからノックの音に気付かなかったみたい。
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リッキーはフリーランスで働いているから「ほどほどに仕事して、たくさん旅行する。」というライフスタイルだそう。旅先で出会う人たちはフリーランスで働く人がかなり多い。
 

”そうそう、そう言えばさっき山の中で映画に出演しないかって誘われたんだ。嘘みたいな話でしょ?”

軽く自己紹介を終えた後にリッキーに映画の話をしてみると、彼の口から思いがけないセリフが…。

「それレディガガの彼氏が出てるやつでしょ?日本の森を舞台にした映画で、セルビアでロケをしてるんだよ。」

”え??知ってるの??”

”ていうか、レディガガって?!!”

つづく

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11~12/MAY/2015 in Cremona

前編を読まれていない方はこちらから!▶︎前兆に導かれて。きっこに訪れた大きな出会い。-前編-
 

——-
クレモナ滞在4日目。
昨日の一件でベネチア行きがなくなったら突然気が抜けて、お昼頃まで爆睡してしまいました。

今日はこの街で何をしようかなぁ?とクレモナの弦楽器工房について調べていたら、クレモナ在住の日本人の弦楽器製作者がいるという事が分かりました。

松下敏幸さんという方で、日本人の見学者を受け入れた記事もいくつか出てきたので、かるーい気持ちで行ってみることにしました。
 


 

ミナちゃんの家を出てから、もうすっかり見慣れた街並を歩く事15分。
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Webページに書いてあった住所の辺りまでやってきました。
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入口のネームプレートを見てみると、確かに “Matsushita” の文字と、弦楽器製作者であることを示す”リウタリオ”の文字が彫られています。
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でも、今まで見てきた工房と違って外から工房は見えないし、いつでも入っていい雰囲気とはとても言えない…。

こんな突然訪問しても大丈夫なのかな?
年季の入ったドアがなんだか威圧的に感じます。
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でも、せっかくここまで来たんだし、と思い切ってインターホンを押してみることに。
どきどきです。

“こんにちは。今、旅行でクレモナに滞在している者なのですが、見学させていただくことはできますか?”

「…」ちょっと間があった後、「どうぞ」と言って、鍵が開いた音がしました。
 

小さい扉から中へ。
かるーい気持ちで来すぎて、破れたズボンを履いてきてしまったことを後悔。。
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こっちから入って下さいと招き入れてくれました。
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招かれたのは松下さんの工房。
開放的な高い天井と高い窓から差し込む光。
弦楽器に使われている染料の独特の匂いがします。

初めてお会いした松下さんは鋭く、迷いのない目をしていました。
何でも見透かされるような感じがします。
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そして、お互いに自己紹介を済ませるとこう言われました。

「アポなしで来られたら困るよ。ちゃんと事前に連絡してくれないと。」

やっぱり気軽に来ていい場所じゃなかったんだ。
開口一番にそう言われて、きまりが悪くなります。
 

今、ちょうどf字孔(バイオリンの表板にあるfの形をした孔の部分で、バイオリンの響きを大きく左右する重要な部分)を彫り始めようとしていたところだそう。

「f字孔を彫る時はすごく集中力が要るんだ。もし作業を始めてたら受け入れられなかったよ。」

机の上には、バイオリンの表板が置かれていて、これから彫られる形状が丁寧に描かれていました。
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「お二人は旅行でクレモナにいるんですか?」

“はい。今、1年以上かけて世界を旅行しているんです。クレモナはその中でも私がずっと来たかった街なんです。”

「その旅にはなにか目的とかあるの?」と松下さん。

“いえ…特にないです。”

私たちの旅に、人に胸を張って話せるようなたいそうな目的はない。
『自分の目で世界を見る』という事ぐらい。

「目的があったら同じ旅でも随分違うものになるんだけどね。」

“そうですね…。”

まっすぐ迷いなく生きている人からすれば、私たちの旅行なんてただの回り道。
ますます気まずい感じになってくる。
 

私がすっかり萎縮してしまっていると、だいごろが続けてくれました。
”でも、旅をしている間はできるだけ現地の人と話す事を大事にしています。その為に彼女が前職で設計した血圧計を持って現地の人の血圧を測ったり、可能な限りヒッチハイクやカウチサーフィンをしています。”

すると松下さんは少し私たちに興味を示してくれたようでした。
私たち二人ともがエンジニアで設計の仕事をしていた事。カウチサーフィンの事。二人が旅でよく病気になった事。松下さんと私たちが3人とも兵庫県出身な事などを話しました。

そして松下さんも、クレモナの歴史やこの工房の話、製作する上でのこだわりなど1時間以上にわたり本当にたくさんのお話をしてくださいました。
 

「どうして、ストラディバリが生きていた時代以降、有名な製作者が現れていないんだと思う?」と松下さん。

クレモナは、昔からの弦楽器製作技術が脈々と受け継がれているようだけれど、実際は一度その技術は完全に消失してしまったそうです。

例えばバイオリンの形って本当に不思議な形だけど、何故かこの形に決まっていて、どうやってもこの形が最適なんだそうです。今の技術をもってしても、どうしてこの形になっているのかは分からないそう。
でも、適当に形作られた訳ではなく、誰かが計算で導きだしたに違いないんだ。

現在は、手作りの楽器であっても大量生産の考え方で作られているものがほとんど。
そんな中、松下さんは過去の失われた技術を取り戻そうと、時代に逆らってひとつひとつ丁寧に製作を続けています。

この工房も17世紀に建てられたものをこだわって選んでいて、ストラディバリが活躍していた当時の製作環境に近づけようとしているようです。
きっと、湿度や温度、風の通り方や光の入り方などの微妙な違いが楽器の音色に関わってくるんだろうなぁ。
 


 

工房で色々お話を伺ったあと、マエストロは私たちをニス塗りのための地下室に連れて行ってくれました。
工房の横の階段を下った所にあります。
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ちなみに、私たちは気付いたら松下さんの事をマエストロとしか呼べなくなっていました。
どうも松下さんの放つ職人オーラに圧倒されたみたい。

でも、それもそのはず。
後で宿に帰った後にマエストロについて調べて分かったのですが、マエストロは世界的な賞を何度も受賞されている方でクレモナの中でもトップクラスの弦楽器製作者!

全然知らなかったので住所だけ調べて気軽にノーアポで訪れてしまいましたが、こんなに↓↓すごい方でした…汗

1957年兵庫県生まれ。
1979年より弦楽器修理・製作を志す。1982年イタリア、クレモナに渡る。
82年~87年ロンバルディア州立学校、弦楽器修理課程、クレモナ国際ヴァイオリン製作学校卒業。
その後、スイス・チューリツヒの音楽店MUSIC HUGにて修理を学ぶ。
1987年労働許可を取得し、クレモナ市デイルダ邸内 に工房を構える。
1998年より国際クレモナ・ヴァイオリン製作学校、マスターコース最終学年に日本人初めてのマエストロ講師として招かれ生徒の指導にあたる。

現在までに修理・調整した代表的な楽器は、アントニオ・ストラディヴァリウス、“PARK”1717年、同じく” LEDY LEY”1713 年、及びジョゼフ・グァルネリウス デル・ジェズ“ JEANBECKER”1732年、ジョゼフ・グァルネリウス1689年の銘器が上げられる。

1988年 第5回クレモナ・アントニオ・ストラディヴァリ国際製作コンクール、
ヴァイオリン・チエロ部門それぞれ銀メダル受賞。
1996年 第l2回アメリカ・ニュー・メキシコ開催、VSAヴァイオリン国際製作コンクール
ヴァイオリン部門優勝、ゴールドメダル。
2004年 第3 回パリ国際弦楽器製作コンクール、
ヴァイオリン部門音響最優秀賞。
2006年 第11回クレモナ、アントニオ・ストラディヴァリ国際製作コンクール
ヴィオラ部門2位、銀メダル受賞。

現在までに修理・調整した代表的な楽器は、アントニオ・ストラディヴァリウス、“PARK”1717年、同じく“LEDY LEY”1713年、及びジョセフ・グァルネリウス デル・ジェス“JEAN BECKER”1732年、ジョセフ・グァルネリウス1689年の銘器が挙げられる。

その製作された楽器には、アマティ、ストラディヴァリウスをはじめとする古典イタリアン弦楽器への深い研究の成果が反映されており、音色の明るさと豊富な倍音の魅力が日本を始め欧米で高い評価を得ている。

2005年3月22日、NHKハイビジョン・BS番組で“遠くにありてにっぽん人”『ストラディヴァリウスを越えたい』~イタリア松下敏幸編~、
2007年9月には資生堂提供スペシャル番組、“美を紡ぐ人~今を生きるあなたへ~”がTBSで放送され、益々意欲的に製作活動を行っている。

 


 

ちょっと話がそれましたが、階段を下りた地下にあるここがマエストロのニス塗りのための実験室。
なんとマエストロは染料やニスを天然素材から手作りしているんです!
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クレモナでも多くの製作者が、すぐ乾いて季節を問わずに塗る事ができる既製のニスを使っている。
でも、ストラディバリの時代の昔ながらの方法にこだわるマエストロ。

机には瓶やお皿がたくさん並んでいました。
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棚の中にも、本当にたくさんの材料が並んでいました。
いろいろな材料を混ぜ合わせ、マエストロ自ら抽出します。
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ニスはマエストロが研究を重ね、こだわりぬいた天然素材から作られています。
「今時こんな方法を取っている人はいないよ。」
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右側のオレンジ色の油は3年かけてじっくり酸化させながら、不純物を取り除いているそうです。
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木材の棚もありました。
それぞれの木材に年が書かれています。何十年も前の木ばかり。
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今買った木を使えるようになるのは数十年後。気が遠くなりそうです。
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今はちょうど夕方。
この部屋は西陽が差し込む部屋をあえて選んだそうです。
ここでニスの色が見やすい光の入り具合、ニスが塗りやすい室温・湿度になる日や時間帯を選んでニス塗りを行っています。
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ニス塗りの工程は夕方の光が入る時間にしかしないそうです。
天然の光の元で、自然の色を確認しながら丁寧に塗っていくそう。

しかも、冬場は気温が低くニスが乾かないから、今年に入ってからはまだニス塗りはしていないそう。
ここに置いてあったバイオリンは、去年の秋頃からずっとこのまま置いてあるものです。
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これほど丁寧に作られる楽器もなかなかないだろうなぁ。
 


 

そして再び工房へと戻ってきた時、私が10年以上ずっとビオラを弾いているという話になりました。

そう。私は高校生のときにビオラと出会った。
ビオラを通じてたくさんの友達ができて、それまでは暗かった私の人生がぱあっと明るくなった。
それに、音楽は目に見えないものなのに、ビオラは私にびっくりするほど美しい世界を見せてくれた。
だから私にとってビオラは、私の人生とは切っても切り話せない特別な存在。
 

するとマエストロは、”そうなの?そうとは知らなかったなぁ。”と、少し驚いてからこう言いました。

”そこに置いてあるのはビオラだよ。”

マエストロが指差した先には一台のビオラが!
弦も駒(弦を支えるための部品)も取り付けられていない生まれたてのビオラです。
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このビオラを見たとき、私はただの偶然以上のものを感じました。

だってマエストロが1年に作る弦楽器はたったの2台か3台。
だから完成品が工房にある事なんてめったにない。
しかもバイオリンに比べて圧倒的に作られる数の少ないはずのビオラがここにあった。
そして、ビオラ弾きの私がそこへやってきた。
 

「もしよかったら弾いてみる?明日の朝にここに来れるならセッティングしておくよ。」

”え?!”

一言でセッティングって言っても、わざわざ弦を張ってチューニングをしないといけない。
ふらっと工房に立ち寄っただけの私みたいなアマチュアのためにそこまでしてもらえるなんて…。
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”ほんとうに良いんですか?”

「もちろん。」

「あ、そうだ。このあと製作者仲間とバールに行く約束をしてるから、せっかくだし一緒に行こう。2時間後にここに来れる?」

”あ、はい。”

「じゃあ夜7時にまたここに来て。道は分かるね?」
 


 

そして約束の夜7時。
再びマエストロの工房へやってきました。

するとマエストロの口から思いがけない一言が。

「時間があったからビオラのセッティングしておいたよ。」

時間なんてあったはずがない。
私のために時間を作ってくれたんだ…。

マエストロは戸惑う私にピカピカのビオラを手渡してくれました。
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これがマエストロの作ったビオラ。
受け取ったビオラをまじまじと眺めます。
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生まれたてのビオラのペグはちょっと硬くて上手くチューニングできない。
そしたらマエストロがチューニングを手伝ってくれました。
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「弾いてみてごらん。」

マエストロに促されて、おそるおそる弓を弦にあてて弾いてみます。
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そしたら…

すごい!!

1つの音を弾いただけで、倍音が部屋一面にぶわっと広がった!
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すごい音が出たからおもわず笑ってしまう。
私が日本で練習している音をいつも聞いていただいごろも、ビックリしすぎて横で笑っています。
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マエストロのビオラから出た音は、深みがあって、高音も優しい。
1年以上ぶりに弾いたのに力まなくてもスッと音が出てくる。
それにひとつひとつの音がどれも甘い。

弦をまたいだときの違和感が全くなく、音と音が自然につながっていく。
今まで奏でた事のない滑らかなメロディーが響く。
弾いていると、どんどんどんどん音に引き込まれていく。

新しい楽器はきつい音がするイメージだったけど、出来たばかりとは思えない優しい音色。
一年以上弾いていなかったのに、一年前よりも上手くなった気がする。
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弾きながら目に入るマエストロこだわりのニスの色は、のっぺりした一色じゃなくて、生きているみたいだった。
例えば木の色が決して一色じゃないように。
葉っぱの色が一色じゃないように。

出来たばかりのビオラなのに、何十年も経っているかのような味わいがあった。
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木がすくすくと育っていくように、このビオラからも今にも形を変えていきそうな生命力を感じる。

そうだ、木なんだ。
マエストロが土を耕し、種を植えて、しっかりと根を張った楽器。
芯の通った木になるまで育て上げた木に、演奏家が演奏することで美しい花が開く。
 

どれぐらい弾いていただろう。
気がついたら顎当てに汗がびっしょりついていた。
 


 

「じゃあそろそろ出かけようか。行きつけのバールで友達と待ち合わせしてるから。」

工房を出て、マエストロと一緒にクレモナの街を歩きます。
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まださっきの興奮で汗びっしょりの私。
歩きながら、恐る恐る聞いてみた。

“あのビオラおいくらなんですか?”

「うーん。それは聞かない方がいいと思うよ。」
 

マエストロは一年に3台ほどしか楽器を作らない。
世界の名だたるコンクールで賞を取り、ストラディバリウスをはじめとする数々の名器を手がけてきたマエストロの手から産まれた数少ない楽器。
私なんかには絶対に手が出ない値段ってことだ…。

それに金額以上に、我が子を安心して預けられる人、信頼できる人、自分の楽器を愛してくれる人にしか売らないんだと思う。

そんな大切な楽器を、絶対に買えないと分かっている私に弾かせてくれたんだ。
 


 

そして連れて行ってもらったのはこんなバール。
親子代々受け継がれてきた、100年以上経つ老舗です。
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中に入るとマエストロのお友達が二人いました。
Primo Pistoniさんと、Alessandro Voltiniさん。

お二人もクレモナのトップクラスの製作者だそうです。
巨匠の友達は巨匠。人生を弦楽器製作に捧げている人同士、気が合うんだろうなぁ。

Primoさんが広げていたクレモナのローカル新聞には、ストラディバリが100億円近くの高値で落札されたという記事。やっぱり弦楽器が好きな人は仕事の後でも弦楽器のことばっかり考えてしまうんですね。

そんなマエストロたちはイタリア語で楽しそうにおしゃべり。
私たちは英語とスペイン語がちょこっとしか話せなかったけど、3人がスペイン語や英語で話をしてくれました。

そして美味しいワインとおつまみをごちそうになり、3人のマエストロとはお別れ。
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別れ際に、「明日の朝、もし時間があったらまた弾きにおいで。」

そう言ってマエストロは帰って行きました。
 

まるで夢でも見ていたかのような時間。

気付いたら二人とも目が涙ぐんでいました。
 


 

次の日の朝。
今日はクレモナを出発する日です。

出発までに時間があったので、再びマエストロの工房へお邪魔しました。
いつものようにインターホンを押すと、「ビオラを弾く前にコーヒーでも飲みに行こうか。」と言われ、一緒に出かける事に。
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お言葉に甘えて、マエストロ行きつけのカフェでモーニングコーヒーをごちそうになりました。

この時のお話で面白かったのが、「楽器を作る上で大切なのはプロポーション」だということ。
弦楽器たちは必ずしも左右対象である必要はなくて、全体のバランスが最も重要だそうです。
私たちもエンジニアとして一応はものづくりに携わっていた身なので、芸術作品と工業製品の作られるプロセスの違いをまざまざと感じずにはいられませんでした。
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そしてマエストロはその後も、「クレモナに来たなら街を案内してあげるよ」と言って街の事を色々と教えてくれました。
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15世紀にできた貴族の家にも顔パスで入れるマエストロ。
私たちだけでは入れない内部まで連れて行って見せてくれました。
天井の装飾がすごく繊細できれいです。
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そもそも音楽はこういう場所で楽しまれるもので、目先の利益を追求するんじゃなくて、純粋に貴族を楽しませるためのものだった。

こういう装飾を楽しむ余裕がある頃に、ルネッサンスが起こりローマではミケランジェロやダヴィンチといった芸術家が生まれ、クレモナでも弦楽器製作が栄え、その後はぱたりとなくなってしまった。

この頃の芸術を見ていると、計り知れないほどのお金と時間が費やされている事が分かる。
そして、今の時代にそれを超えるものを作ろうとする事は限りなく不可能に近いんだなぁと思い知らされました。
 


 

そして工房へ戻ると、あのビオラが待っていました。
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そして、マエストロのご好意であの素晴らしいビオラをもう一度弾かせてもらうことができました。

たぶんこれから先の人生で、これより良い音のするビオラを手にすることは二度とないんだろうな。
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あの優しい響きは今でも私たちの頭の中にしっかりと焼き付いています。
 


 

昨日マエストロと話していたとき、お弟子さんはほとんどとらないと言っていた。
理由は自分の仕事に集中したいから。

もし弟子入りするなら、2年は教えるからそのあとの2年は恩返ししてもらう、トータル少なくとも4年ぐらいはいるぐらいの覚悟がないととらない。
教えるのに時間が必要。その時間がもったいない。

じゃあなんで私たちのためにこんなに時間をとってくれたんだろう?
昨日の工房で1時間半、バールで1時間半、朝のコーヒーとお散歩とビオラで1時間半。
昨日のビオラのセッティングにも時間をとってくれた。
あれほど時間の大切さを分かっているマエストロなのに。

私たちに割いてくれた時間があれば、どれほど仕事が進むだろう。

マエストロは私たちなんかのために時間を使ってしまって良かったのかな…?
もらうことばかりだったけど、何か少しでもお返しできたことがあったかな…?

そんなもどかしい気持ちと、今起きていることが信じられない気持ちでいっぱいになりながらも、素晴らしい出会いに恵まれたことに感謝しました。

本当に夢のようなひとときだったなぁ。
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このビオラの名前は “CAPRAIA” カプライア。トスカーノ地方にある孤島の名前だそうです。
いつかまた、このビオラの音色を聴ける日が来たらいいな。

おわり

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ぽろり旅史上最も過酷な移動が始まる…。世界で一番長い列車に乗車せよ!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=11244 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=11244#comments Tue, 16 Jun 2015 21:15:05 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=11244 15/APR/2015 from Atar to Shum 朝8時。 今日はお世話になったアタールの”Camping inimi”を出発してアタールの街を目指します。 宿の親切なお父さんが「仕事の […]

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15/APR/2015 from Atar to Shum

朝8時。
今日はお世話になったアタールの”Camping inimi”を出発してアタールの街を目指します。

宿の親切なお父さんが「仕事のついでだから」と、乗合タクシーの乗り場までわざわざ送ってくれました。
車はぼろぼろだけど相変わらずやさしいなぁ。
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アタールの街中でお父さんに降ろしてもらって、乗合いの4WBに乗り換えます。
ここからシュムまでは砂漠の中を走らなければならないので、普通のタクシーは入れないのです。
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そしてやっぱりこの車にも乗れるだけ人を詰め込みます。
アタールからシュムまでは一人3000ウギア(約1200円)。
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今日は前に3人、後ろに4人。
キツいですが、これならまだ許容範囲です。
P4151154

そしてさらに、しばらく走った頃にふと後ろを見てみると…
 

荷台に人が!!
P4151137

ドライバーに聞いたら荷台に乗った方が値段は安いそう。確か2000ウギア(約800円)だったかな。
でも横滑りしまくりの砂漠のオフロードを荷台にしがみついて数時間耐えるのは大変。命がけです。
 

そんな乗客たちを乗せた車は砂漠道を走り、
P4151149

砂漠の中にポツポツと現れる小さい街を抜け、
P4151144

午後2時頃にシュムの街に到着しました。
 

シュムの街でアイアントレインを待つ。

みなさんはアイアントレインという列車をご存知でしょうか?

この列車はモーリタニアの中ほどにあるシュムという街と、海沿いにあるヌアディブという港町を結ぶ列車。
内陸部で採れた鉄鉱石を港へと運ぶための列車で、めちゃくちゃ長い事で有名です。

どれくらい長いか?

なんと全長が2.3kmもあります!
 

世界で一番長い列車と言われるアイアントレイン。
その2.3kmの大半は鉄鉱石を乗せた貨物車。
そしてこの貨物車には無料で乗る事ができるらしいのです。

そこで色々と先人たちのブログを見て情報収集した所によると、僕たちが乗るシュムから港町のヌアディブへは貨物車に満載された鉄鉱石の上に乗らないとけません。
足元は石だらけで全身真っ黒になるし、吹きさらしになるしで大変みたい。

逆にヌアディブからシュムへ行くときは貨物車は空っぽでそれほどでもないらしい。
それと、アイアントレインには1両だけだけど客車もあって、日本円で1000円ぐらい払えば乗れるみたい。

客車に乗るか貨物車の鉄鉱石の上に乗るかでちょっと迷ったけど、せっかくなので楽しそうな貨物車に乗る事に決めました。

しかし、この選択がまさか地獄への入口だったとは…。
まだこの時は知る由もありません。
 


 

話は戻ってシュムの街に着いたところ。

無事到着できたのはいいものの、周りにはちっちゃい建物が数軒あるだけ。

そこら辺を歩いていた人に聞いてみたら列車が来るのは夕方の6時だそう。
あと4時間もある。一体どうしたものか。
P4151162
 

そしたら近くにあった建物の中で地元の人が休憩しているのを見つけたので、僕たちもそこで待たせてもらう事に。

強烈な太陽の日差しを避ける事ができるし、横になって寝たりもできるのでなかなか快適です。
P4151170

ちなみにこの休憩所は有料だったらしく、あとで料金を請求されました。
一人500ウギア(約200円)とかなり高めに取られたけど、4時間近くいさせてもらったからよしとします。
 

アイアントレインに備えて。

調べた所によると、シュムからヌアディブへ向かうアイアントレインの貨物車は鉄鉱石で満杯。

その上に乗るという事は、もちろん砂鉄まみれになって荷物も体も真っ黒に。
しかも細かい粒が多いらしく、走り始めたら目も開けられないほどなんだとか…。
 

しかーし、あらかじめ分かっているのなら対策をするのが賢い旅人!

まずは全身が真っ黒になるという砂鉄対策をします。
スーパーで買ったゴミ袋に穴をあけて、服みたいにして着てみます。
P4160746

見た目はかなりみすぼらしいけど、これで砂まみれになる事はないはず!ついでに防寒にもなりそう。
後ろにいる地元の人たちの腫れ物を見るような視線が痛いですが…。
 

さらに、僕は水泳用のゴーグルを持っているのでそれも装着。
”きっこ!どうかな?”

”う、うん。いいと思う…。”
P4161173

”よし!”
これで目に砂が入る事もありません。

ターバンも巻いたし、これでさっきのゴミ袋と組み合わせれば完璧だ!
 


 

砂対策が出来たら次は食料調達。

アイアントレインが終点のヌアディブに到着するのは翌日の昼前。
という事は乗ってから最低でも12時間以上は降りる事ができないので、今日の夜ご飯と明日の朝ご飯用の食料が必要です。

ちょうど休憩していた建物の2軒となりに売店があったので、そこで缶詰とパンと水を多めに買いました。
P4150735

それて忘れちゃいけないメロンミルク!
メロン&乳飲料好きの僕を虜にしたモーリタニアではどこでも売ってるドリンク。
P4160738

これを景気付けにゴクッと飲んでから、再び横になって列車の時間まで休みます。
 

嵐の前の静けさ。地元の人々との触れ合い。

午後5時すぎ。

日が傾いて大分涼しくなってきたし、電車がくる(はずの)時刻まであと1時間を切ったので、線路の所まで出て待つ事にしました。
P4161192

アイアントレインがここシュムに止まると行っても、駅なんてありません。

しかも全長が2.3kmもある列車。

自分の前にどの車両が止まるのかは運次第です。
P4161183

どこに先頭車両が来るんだろう?なんて考えても仕方がないので、線路沿いの適当な場所にザックを置いてその上に座りました。
 

周りでは砂まみれになりながら裸足でサッカーをする子供たち。
P4161177
 

アイアントレインが来るまでは暇なのでアサラトの練習でもして待とう。

ゴレ島で買って以来、暇な時はずっとこれで遊んでいます。
P4160756
 

外は涼しくていいんだけど、風が以外と強くて砂がかなり飛んでくる。
頻繁に目に砂が入って涙が出てきます。
P4160749

そんな時はアイアントレイン用のゴーグル&ターバン!! with アサラト。
改めて写真で見るとかなり怪しいですね。笑
P4160764

この恰好でアサラトをシャカシャカと鳴らしてたらポリスに見つかって職務質問されましたが、パスポートを見せたらなんとかなりました。笑
 


 

そんな怪しい僕たちに興味を持ったのか、ただ座ってるだけなのにやたらと地元の人に声をかけられます。
アイアントレインに乗る旅行者なんてそんなにいないからきっと珍しいのでしょう。

この男の人は「ハロー」と言ってやってきて、無言のままひたすら僕たちの事を観察し始めました。
ジェスチャーと英語だけで頑張ってコミュニケーションを取ろうとしたのですが全く通じず、彼は30分ぐらい僕たちの顔を眺めてから去っていきました。笑
P4161195
 

こっちは「写真を撮ってー!」と言って駆け寄ってきたお母さんと娘さん。
僕も一緒に入ろうとしたら「あたなはいらない」って言われました。ショック…。
P4161185

ていうかゴーグル付けてるの忘れてた!これが原因か!笑
外しとけば良かった…。
 

そんな街の人たちとの楽しい時間を過ごしながら待つ事2時間。
P4161196
 

ついにその時がやってきたのでした。

つづく

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ピンクピンクピンク!!セネガルで見た奇跡の絶景!!ピンクの湖ラックローズ!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10706 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10706#comments Thu, 04 Jun 2015 21:30:49 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10706 09/APR/2015 in Dakar 出典 [http://snnantn.blog115.fc2.com/blog-entry-3661.html] ラックローズは、セネガルにある塩湖。 乾季になると湖一面がピンク […]

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09/APR/2015 in Dakar


出典 [http://snnantn.blog115.fc2.com/blog-entry-3661.html]

ラックローズは、セネガルにある塩湖。
乾季になると湖一面がピンク色になるなんともメルヘンな湖だそうです。
 

でも、過去にラックローズを訪れた旅人のブログを見る限り、ラックローズがピンクになっているところ見た人が何故か全然いない…。
時期が難しいのか、上の写真がピンク色に加工されているのか?
行ってみたけど雨季だから青かったとか、乾季に行ったのに赤茶けた普通の湖だったという残念な投稿ばかり。
(せかぽろ調べ)

しかもトオルによると、僕たちの宿につい最近まで泊まっていた人が、「一週間前にラックローズ行ったけど全然ピンクじゃなかった。めっちゃ茶色だったよ。」と言っていたそうです。
これはもう絶望的かも…。

でも今は4月上旬。
乾季の終わりに当たるので時期的には悪くない…はず。
一週間前に行った人が普通の湖だったと言っているので全く期待できませんが、塩分濃度が高いらしいので死海みたいにプカプカ浮いて遊ぶだけでもいいや!

とにもかくにもラックローズへ行ってみます!!
 

ん??これはもしかして…。

ラックローズはダカールの街の外れにあるのでローカルバスに乗って向かいます。
結構ややこしかったので、これから行く人のために僕たちが調べた行き方を書いておきます。

僕たちが泊まっていた宿”Kingz Plaza”からだと、まず宿の前の大通りを渡って44番バスに乗ります。250CFA(約50円)。
そして”Poste Thiaroye”というRound Point(ラウンドアバウトの事)で降り、73番バスに乗り換え。
73番バスはその場所が始発なので、そこから終点まで乗りっぱなしでOKです。400CFA(約80円)。
P4095814

ちなみにこの73番バスは”Keur Massar”という町を経由します。
ダカールの中心部から行く場合はまずはこの町を目指してみるといいかも。

ロンプラ2009年版には「DDDの11番でKEUR MASSARに行き、そこから5KM歩く」と書いてありますが、実際は13kmほどありとても歩けません…。
KEUR MASSARからNIAGAまでまたバスに乗り、そこからなら2KMなので歩くかタクシーで。
もしかしたらKEUR MASSARからRAC ROSEまで行くバス(73番)もあるかも?

それと、ラックローズは正式にはLac Retba(レトバ湖)という名前ですが、ここセネガルでもLac Roseの方が通りが良いので、人に聞くときはこっちを使うと良いです。
 


宿を出たのは確か10時ごろ。
時計を見るともう11時。
渋滞がひどくてなかなか進みません。
P4095833

すぐ着くだろうと高をくくっていて読む本を持って来なかったので、車窓からダカールの人たちの暮らしを観察して暇をつぶします。
P4095821
P4095835

これは散髪屋さん。
壁に書いてある絵をみたらすぐに分かります。
P4095826

でもこんなヘアスタイルの人は街に一人も見当たらないけど…。笑
P4095838

街には車といっしょに馬がたくさん走っています。
P4095816

馬の餌のやり方がひどかった…。
餌が入ったずた袋をずっと口元に付けたまま荷物を運んでいました。
P4106134
 


 

そんなこんなで宿を出てから2時間後、ようやくラックローズへ到着。
バス停から湖に向かって歩いて行きます。
 

しばらく歩くと遠くの方に見えて来ました。
やっぱり茶色っぽいなぁ…。
P4095841

ん?、あれ?
でもなんかピンクっぽく見えるのは気のせい??
P4095844

あ、そうか!
サングラスをしてるから茶色がピンクっぽく見えちゃってるんだ。きっとそうだ。

そう思って二人でサングラスを外しました。
 

…。
 

ピンクやん!!
PP4096001

えっ、めっちゃピンクやん!!!笑
PP4096009-640x448

分かりますか?
ペンキで真っピンクに塗られてる船と湖の色がいっしょ!!
何度も目を疑ったけどこれは完全にピンクです!!!
PP4096038

近くにいた地元の人曰く、「今日は太陽が出ているし、風が強いからピンク色になっている。一昨日は全然ダメだったから君たちは凄くラッキーだよ。」

やったー!!
来るのやめようかと思ってたけど来て良かったー!!
 


二人とも興奮してピンクのボートの所で写真を撮りまくっていると、なんとこのボート乗って湖を巡る事ができるらしい。
声を掛けてきたボートの運転手にお願いして、ボートに乗せてもらう事にしました。(3000CFA)
「俺の名前はマフジ。Mt. Fujiみたいだろ。日本人はすぐに名前を覚えてくれるんだ。」

ピンクのボートでピンクの湖にレッツゴー!!
PP4096110
 

運転手のマフジによるとラックローズがピンク色になるようになったのはここ30年の事。
乾季になると水の中のミネラルの濃度が高くなって、それが太陽の光を反射してピンク色に見えるそう。

でも、マフジ曰く、一番大切な条件は風。
風が強い日でないと、湖の中のミネラルが沈殿してしまってピンク色に見えないんだって。
だからラックローズのピンク色を見ようと思ったら、乾季で晴れてて、しかも風が強い日に来ないとダメ。

これらの条件は全て天候に左右されるのでなかなか難しい所ですが、今回僕たちが行った日はたまたま全ての条件が揃っていたという事らしいです。
 

船で湖の中ほどへと向かいます。
PP4095931

ここラックローズの塩分濃度は海水の10倍。
だからヨルダン・イスラエルにある死海と同じく、身体が勝手に水に浮くという不思議な感覚を楽しむ事ができます。

という事で、さっそく水着になってラックローズの中へ入ってみると…、

ぬるい!
それにめっちゃ浮く!!
PP4095963

僕たちは5年ぐらい前に死海で泳いだ事がありますが、ラックローズは死海よりもかなり簡単に身体が浮く!
手足どころか全身を水面から出す事まで出来ました!感動!!
PP4095976

これは湖に浮かびながら撮ってみたラックローズの水。
ここから見てもピンクだー!
PP4090415
 


しばらくピンク色の水に浮かぶという不思議な体験を楽しんだ後は、さらに湖の奥へ。

日が陰って来たからか、湖がちょっと赤茶色っぽくなってきました。
太陽の角度でも湖の色はかなり変わるみたいです。

マフジが漕ぐボートでゆっくり進んで行くと、湖の上にボートがたくさん浮かんでいました。
PP4096026

近づいてみると湖の中に入ってボートの横で何やら作業をする人たち。
PP4096041

実はこの人たちはこの湖で塩を取っているんです。
ここの塩水1リットルに含まれる塩は380g。
湖の底には水に溶けきれない塩がたくさん堆積しているので、それを掘って街へ売りに行っているんだそう。
PP4096048
 

この湖で働いているのはマリ人、ガンビア人、南セネガル人など、いろんな国籍の人たち。
最近は特にマリからたくさん人が流入して来ているそうです。

その理由は税金。
なんとここで塩を採掘する際に税金が全くかからないんだって!

働いている人に話しかけてみると肩にびっしりと塩の結晶ができていました。
彼らは朝から晩まで7時間塩を掘り続け、一日でおよそ1トンも採掘するんだとか!P4096031

僕も水に入って作業をさせてもらいましたが、水分を含んだ塩はすごく重くて大変!
PP4096064

こんな仕事を毎日7時間も続けるなんてすごい体力。軟弱な自分にはとても真似できないなぁ。
PP4096056
 

その後もピンクのボートに乗って湖の上でのんびりしてから、夕暮れ前にラックローズを後にしてダカールの街へと戻ったのでした。

まさかピンク色のラックローズが見れるとは夢にも思ってなかったから嬉しかったなぁ♪♪

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人生初ヒッチハイクで二人とも大号泣。。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7893 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7893#comments Thu, 12 Feb 2015 21:50:13 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7893 17~18/DEC/2014 from Cañuelas to Tres Arroyos パタゴニアへと続く長い長い道のりのスタート地点に立った私たち。 (前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ▶︎パタゴニア一 […]

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17~18/DEC/2014 from Cañuelas to Tres Arroyos

パタゴニアへと続く長い長い道のりのスタート地点に立った私たち。
(前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ▶︎パタゴニア一周ヒッチハイクの旅、始まる!!

二人で親指を立ててじーっと待ちますが、車はびゅんびゅん走り去っていきます。

それによく見てみると、ほとんどのドライバーが私たちの進行方向を指差すようなジェスチャーをしてきます。

うーん、どういう意味だろう?
もっと前でヒッチハイクしろってことかな?

分からないけど、とりあえず車が止まれそうなところでやるしかない。

初めてのヒッチハイク。

右も左も分からないけど、じっと待つしかありません。
ヒッチハイク
 

ここまで来るのに手こずってしまったので、ヒッチハイクを始めたのはもう午後の3時。

今からだったらすぐに日が暮れて、今日はここで野宿かもしれないな…。

そんな不安が頭をよぎります。
 

しばらくすると、だいごろが何かをひらめいたようで、ザックをごそごそし始めました。

”そういえばワールドカップの時にもらった日の丸がザックの中にあった気がする!”

そして出してきた日の丸を手につけてヒッチハイク。
(左手に握りしめているのはコロンビアで買ったスペイン語の会話集)
PC182606
 

すると30分もしないうちに一台の車が私たちから少し離れたところに止まりました。

まさか!?

止まってくれた!??

驚きながらも車に駆け寄りスペイン語で話しかけます。

”南に行きたいんだけど。”

「いいよ。途中までだけど乗せていってあげるよ。」

”え!ほんとに!やったー!!!”
 


私たちを拾ってくれたのはアレハンドロというおじさん。

この辺りは暑いので上半身はだかです。笑
PC180737
 

乗せてもらって話を聞いてみると、彼の家はトレスアローショス(Tres Arroyos)という街にあって、そこまで乗せていってくれるそう。

彼の持っていた地図を見せてもらうと、なんとここから520kmも南にありました!

初日から500km以上も進めるなんて!

ビギナーズラック!
 


ここからアレハンドロの家のあるトレスアローショスまでは5時間ぐらいのドライブ。

まだまだスペイン語が全然分からない私とだいごろはエクアドルで買った辞書と、コロンビアで買った会話集と、日本から持って来た文法書を手に握りしめながら必死に喋り続けます。

スペイン語が上手く話せないので難しかったけど、せっかく乗せてくれたアレハンドロを退屈させないにように、二人で一生懸命話しました。
 

アレハンドロはそんな私たちのたどたどしいスペイン語でも、丁寧に応えてくれます。

こっちが理解できなくても、ずっと穏やかな表情で何度も繰り返し言ってくれます。

すごく優しいおじさん。
PC180758
 

スペイン語で色々と聞いてみると、アレハンドロは大型トラックの運転手。
携帯に入っている写真を見せてもらいましたが、日本ではお目にかからないぐらい本当に巨大なトラックです。

今日は仕事は休みで、友達をブエノスアイレスまで送っていった帰りだそう。

「今日は行きは友達がいたし、帰りは君たちがいるから嬉しいなぁ」

トラックの運転手は仕事で運転している時はずっと一人で淋しいだろうなぁ。
淋しがりやの私とだいごろにはできない仕事だなぁ、と思ってしまいます。
 

その他にも私たちの家族の事や、日本の事、ご飯の話など、いっぱいいっぱい話しました。
PC180750
 


そして、そろそろトレスアローショスに着こうという頃。

アレハンドロが言いました。

「今日は家でパリーシャ(炭火焼き肉)をするから、ちょっと肉を買って来るよ。」

そう言って車を停めて肉屋へ走っていきました。

それ以外にも何か言っていたようでしたが、うまく聞き取れませんでした。
友達と一緒にパリーシャをするのかな?
 

そして肉を買って再び走り出すと、日も暮れてきました。
PC180765

アレハンドロの話では、トレスアローショスには24時間開いているガソリンスタンドがあるそうなので、今日はそこで野宿。

アレハンドロに、”ガソリンスタンドの近くで降ろしてほしい。”と伝えていたのですが、どんどん住宅街に入っていきます。

そして辿り着いたのはこじんまりした可愛らしい家。

「家に着いたよ。」

アレハンドロは何故か私たちを家に招き入れてくれました。
 


家に入るとアレハンドロの家族と親戚の人が集まっていたので、全員とハグ&挨拶。

その横でアレハンドロがスペイン語で私たちに何か言っていますが、よく分かりません。

”あの、ガソリンスタンドはこの近く?”

聞いてみますが、アレハンドロが「こっちへ来て」と私たちを家の奥へ引っ張っていきました。

そこにあったのがこれ。
PC180768

”え?これは??”

全然状況が飲み込めていない私たち。

でも彼の身振り手振りと状況から察するに「今からパリーシャ(焼き肉)をするから、私たちと一緒に食べよう!」

そう言ってくれているみたい。
 

え?!

今日たまたま道で出会っただけの、見ず知らずの私たちのために??

信じられない!!!
 

お肉を買っていたのも私たちを招待するため?!

嬉しさよりも戸惑いが勝ってしまって二人ともしばらく呆然としていまいましたが、せっかくの招待を断る訳にもいかず、ありがたくごちそうになる事にしました。
 

家族もみんな「ようこそ!」と笑顔で迎え入れてくれました。
見ず知らずの他人なのにどうしてこんなに優しくしてくれるんだろう?!

びっくりしすぎておどおどする私たち。

「まあまあ座って。自分の家だと思っていいから。」

アレハンドロが挙動不審の私たちをテーブルに座らせてくれました。笑
 


「お肉が焼けるまでこれでも飲んでね。」

そう言ってアレハンドロの奥さんのマルタが出してくれたのはマテ!!

昨日パブロに教えてもらった通りのやり方で、家族みんなとカップをぐるぐるシェアします。
PC180773

もしパブロに教えてもらっていなかったら、カップを独り占めしてしまったり、飲み干さずに返してしまったり、グラシアス(ありがとう)が「もう結構です」という意味だと知らずにぎくしゃくしてたかもしれない。

パブロが英語で事細かに教えてくれたおかげですごくいい感じでマテコミュニケーションができた!

こんなにすぐ役に立つなんて、ありがとうパブロ!!
 

マルタと一緒にいるのはアレハンドロとは義理の親子にあたるデルフィーナ。(スペイン語自信無いからたぶんだけど。)
人で血圧測定をしながら旅していると言うと、「すごい!すごい!」と言っていました。
PC180792
 

マルタとデルフィーナと一緒にマテを飲みながら、”私たちはこれからパタゴニアにに行くよ”という話をすると、家族で氷河を見に行ったときの写真を見せてくれました。

写真を見ていると家族は本当に仲良し!!

ハグしてる写真やふざけてる写真、面白い写真が多くて、アレハンドロ一家に愛が溢れているのが見ているだけで感じ取れました。
 


「できたよ!」

しばらくするとアレハンドロとラウル(アレハンドロの親戚)がみんなを呼びに来ました。

さっきのパリーシャ専用の場所に行ってみると、美味しそうに焼けたお肉たち。

アルゼンチン名物のアサド(牛のあばら肉)とチョリソー。
PC180788

焼きたてを食べてみるとめちゃくちゃ美味しい!!

お世辞抜きで、この旅行中に食べた肉の中でダントツで一番美味しかった!!

アルゼンチンは牛肉大国でお肉がおいしい事で有名。

たぶん美味しいアルゼンチンの肉の中でも最上級の肉を買ってくれたんだと思います。

マルタとデルフィーナが用意してくれたサラダと一緒にいただきました。

おまけに美味しいアルゼンチンワインまで振る舞ってくれました!最高!!!
 

肉をお腹いっぱい食べた後は、デザート!

ドルセ・デ・レチェ(Dolce de Leche)というこれまたアルゼンチン名産品がたっぷり入ったアイス。
デルフィーナがわざわざ買ってきてくれました。
PC180793

ドルセ・デ・レチェはどろっとしたキャラメルみたいな激甘の食べ物で、パンに塗ったりデザートに使ったり。アルゼンチンのソウルフードです。
 

本当にどれも美味しかった!!ごちそうさまでした!
PC180791


”じゃあ私たちはそろそろ帰ります。本当にありがとう。”

そういってザックを背負おうとしたら、アレハンドロがまた家の奥へ私たちを引っ張っていきました。

連れて行かれたのは2段ベッドが置かれた部屋。

”え?!”

”いや、私たちはガソリンスタンドで寝るから大丈夫。”

そう言って部屋を出ようとした私たちをアレハンドロとマルタが止めます。

「ここは君たちの家って言ったでしょ。好きに使っていいからね。」
 

今朝ブエノスアイレスを出発したとき、初めてのヒッチハイクですごく緊張していて、どうなるのか全然分からなくて、不安でいっぱいでした。

優しい人に拾ってもらえて目的地まで一歩前に進めただけですごいことで、それだけで十分。

今晩は寒いガソリンスタンドの横で頑張って野宿して、明日の朝また乗せてくれる人を探す。

はずだったのに。

なんで?

なんでこんな…。
 

あまりに嬉しいことが立て続けに起こって。びっくりして。

よく見たらだいごろの目には涙。
 

”ありがとう”
 

暖かい家のふわふわした布団に包まって今日起こったたくさんのことを思い返します。

ヒッチハイクを始めた時には想像もできなかったことばかり。

これは間違いなく現実の出来事なのに、今起こっている全てのことが素晴らしすぎて、キラキラ輝いていて、夢にしか思えませんでした。
 


そして次の日。

別れの朝。

愛情溢れるおもてなしをしてもらったお礼に、日本からずっと持ってきていた小さな習字セットと和紙をプレゼントしました。

もっとちゃんとお礼をしたかったけど、これぐらいしかあげられるものがなかった。

そして、和紙にアレハンドロとマルタの名前を漢字とひらがなとカタカナで書いてあげたらすごく喜んでくれました。
 

そして今度こそザックを背負って家を出ようとすると、「これを持っていって!」

そう言って、アレハンドロが分厚いアルゼンチンの地図とガイドブックが一緒になった綺麗な本を渡してきました。

こんなにもてなしてもらったのに、これ以上は貰えない!

”No, No, gracias(ありがとう)!!”

”Comer mucho(食べる、たくさん), dormir mucho(眠る、たくさん)!!”

でたらめなスペイン語でもう十二分にもてなしてもらったという気持ちを伝えます。

すごく高そうなしっかりした本だったので何度も返そうとしたのですが、「これがあれば旅がしやすくなるから。」と言って最後まで受け取ってもらえませんでした。

アレハンドロのサインが入ったこの地図は今でも私たちのザックの中に入っている宝物です。
P2122804
 

 


その後、買い物のついでだからとアレハンドロの車でガソリンスタンドまで連れて行ってもらいました。

アレハンドロとハグをして別れます。

そしたらアレハンドロに出会ってからの出来事が頭の中に浮かんで来ました。
 

”ほんとに、ほんとにありがとう。”

ハグをしながら私とだいごろは号泣。

「またいつでも遊びに来て。君たちは家族だから。」

アレハンドロも涙をこらえながら去っていきました。
 

 

アレハンドロがいなくなったガソリンスタンドで泣き続ける私たち。

まだ始ったばかりだけど、この先どんな辛い目にあってもヒッチハイクをしたことを後悔することは絶対にない。
だって、こんなに素晴らしい人たちに巡り会えたから。

”ヒッチハイクする事にしてほんとに良かったね。”

だいごろと二人で泣きながら頷き合いました。
 

ありがとう。アレハンドロ。
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大発見?!ビクトリアの滝にあった”小悪魔のプール”!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7464 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7464#comments Tue, 03 Feb 2015 04:15:41 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7464 22/NOV/2014 in Livingstone 世界三大瀑布の一つに数えられるビクトリアの滝。 ナイアガラの滝を遥かに凌ぐ水量と規模を誇る世界最大級の滝で、ザンビア最大の観光スポットでもあります。 ザンビアに来たか […]

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22/NOV/2014 in Livingstone

世界三大瀑布の一つに数えられるビクトリアの滝。

ナイアガラの滝を遥かに凌ぐ水量と規模を誇る世界最大級の滝で、ザンビア最大の観光スポットでもあります。

ザンビアに来たからにはビクトリアの滝には行っておきたい!

でも、実は私たちは三年前にビクトリアの滝に来たことがあります。

ビクトリアの滝はザンビアとジンバブエの国境にまたがる滝なので、そのときはジンバブエ側から見ました。

水がどばどばと流れて大迫力だったのを覚えています。
 

滝ががっかりな乾季にだけ現れるデビルズプール

でも今は乾期。

噂によると乾期のザンビア側から見る滝は水量がちょろちょろしかなく、訪れた多くの旅人をがっかりさせているらしいのです。

そんな乾期のザンビア側の街リビングストンでは、みんな迫力ある滝を見るのは諦めてとあるアクティビティに夢中でした。

それが ”デビルズプール”。

“デビルズプール”とは、川が滝つぼに落ちる直前の場所に乾季にだけできる天然のプール。

悪魔のプールの名の通り、落差100m以上ある滝の直前にあるプールはスリル満点。

宿で話していても、欧米人の観光客を中心に大人気です。
 


前回はジンバブエ側から大迫力の滝を見たり、ヘリで上空から見たりして楽しんだので、今度はデビルズプールに行ってみたいだいごろ。

でもデビルズプールへ行くツアーはめっちゃ高くて、国立公園への入場料込みで一人70USドルから。

そんな大金を払ってまで行きたくない私。
そもそも、二回目だから行く必要すらないんじゃないかとすら思えます。

私とだいごろの意見が真逆だったので、なかなか話がまとまりません。

結局さんざん揉めたあと、デビルズプールは諦めて、ビクトリアの滝を眺めたり国立公園内を散歩したりする事にしました。

…ちょろちょろ滝。

まあ、期待せずに行きますか!
 

人生2回目のビクトリアの滝

さて、滝を見るために国立公園に入ります。
入場料は一人20USドル。

ビクトリアの滝を発見したリビングストンの像を素通りし、
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3年ぶりのビクトリアの滝を眺めます。

噂通りちょろちょろ!!
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でもがっかりするどころか、3年前のことを思い出して上機嫌の私とだいごろ。

”そうそう、前来たときはあっち側から見たんだったなぁ。”
向こう側に見えるのがジンバブエの領土です。
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虹が綺麗だったり。
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こんな橋を渡ったり。
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結構スリルもあって楽しい!
 


続いて、滝つぼに向かってトレッキングルートを歩きます。

滝の落差が100メートルもあるのでその分を丸々下ります。

途中の山道にはバブーンがたくさん。
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途中に綺麗な川を発見!
暑かったので飛び込みましたー!
ざぶん!
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あー、気持ちいい!
 

そして滝つぼに到着。

目に入ってきたのは、ジンバブエとザンビアを結ぶ橋。
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ここは私とだいごろの思い出の場所。

実は3年前にだいごろはここで、
 

 

バンジージャンプしました!!
 

落差が111メートルもあるバンジーは世界でも有数。

見てるだけで恐かったなぁ。

しかも、だいごろが飛んだわずか3ヶ月後になんとロープが切れてしまったという曰く付きのバンジージャンプです。(幸いにも事故に合った女性は無事でした。)

その時の模様はこちら。3年前に作った動画です。


 

まさかこの場所に人生で二回も来るとは思ってもみなかった。

ああー、感慨深いなぁ。
 

しばらく思い出に耽っていると、橋から一人飛びました!

びょーん、びょーんと紐が伸び縮み。
無事救出されました。
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すごい勇気!
私には到底できそうにないなぁ。
 

大発見!小悪魔のプール!!

せっかく入場料を払ったのだからと、公園内を端から端まで練り歩く私たち。

そして2時間ぐらい公園内を歩きまわって、発見したのがこの場所。
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かなりちっちゃいけどなんかデビルズプールっぽくなって所がある…?!

ちょっと期待しながら覗き込んでみます。
 

すると、

でました!!
 

ちっちゃいデビルズプール!
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中に入ってみるとこんな感じ!!
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横から見るとこの高さが伝わるかな?
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名付けて、小悪魔のプール!!笑
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川からそそぐ水が流れる先は100m下の滝壺。怖くて下は見れません。

この小悪魔のプールを流れる水量はかなり少ないので、雨が降らない日が続くと無くなる事もありそうです。
 


ビクトリアの滝を彷徨い歩いて偶然辿り着いた小悪魔のプール。

デビルズプールと比べると遥かに小さいけど、お手軽にスリル満点の天然プールを楽しむことができました。

今日はだいごろのデビルズプール欲と私の節約欲が満たされて二人とも大満足です!!

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キリマンジャロの山頂でだいごろにプロポーズされました。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7025 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7025#comments Thu, 29 Jan 2015 00:09:01 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=7025 08~12/NOV/2014 at Kilimanjaro 話は山頂アタックの5時間前に戻ります。   運命の時に向けて仮眠をとろうとベッドに横になる私。 でも緊張からか心拍数の高さからか全く熟睡できず、寝てい […]

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08~12/NOV/2014 at Kilimanjaro

話は山頂アタックの5時間前に戻ります。
 

運命の時に向けて仮眠をとろうとベッドに横になる私。

でも緊張からか心拍数の高さからか全く熟睡できず、寝ているのかどうかも分からないままとにかく目を閉じて体を休ませます。

そして日付が変わった頃、キボハットを出発。

前を歩く人のヘッドライトや岩を頼りに、どんどん前に進む。
さっき見ていた場所が、今いる場所になって行く。

だいごろは呼吸に集中するために足元だけ見て歩いてたって言ってたけど、私はこれから先の道をずっと見ながら歩いてた。

ギルマンズポイントに着く直前。
最後の数時間は十センチの段差を登ることさえ難しくて、ガイドやだいごろに手を引っ張ってもらって登った。

そしてギルマンズポイント到着。

やった!ここまでこれた!!

振り返ったとき、雲間から見える朝日が眩しかった。
目に涙が滲んだ。

でも、ここが私の目標じゃない。
キリマンジャロのピークはまだ先。

再び歩き始める。

でも足がふらふらでも気持ちはしっかりしていた。
幸い高山病の症状も大した事はなさそう。

はるか先にウフルピークの看板が見えた。

ゆっくりゆっくり。

ただひたすら、一歩一歩を踏みしめる。

そしてついにウフルピークに立った。

後ろを振り返って、だいごろとぎゅっとハグする。
 

できた!

できた!!

できた!!!

何回も叫んでいた。
 

看板を背に二人で写真を撮ったとき、朝日が体全体を包んでくれた。

暖かい。

幸せ。

大きな達成感で全身が満たされました。
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さて、今日の本題はここから。

恥ずかしいからあんまり気が進まないけど書きます。笑
 

ウフルピークで写真を撮った後、だいごろが何やらカバンをごそごそし始めました。

そして出てきたのはキリンの指輪。

指輪というか、私の指には大きすぎるぶかぶかの輪っか。笑
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”きっこ。結婚してください。”

”えっ? ありがとう。”

だいごろと付き合い始めてもう7年目になるけど、だいごろは普段全然サプライズなんてしないからこんなの初めて。

結婚しようって日頃から言ってたから、今更?!と思ってちょっと戸惑ってしまった。笑
 

この指輪は、麓の村で私が療養してたときにだいごろが用意してくれたもの。

そういえばキリマンジャロ登山の前日、日が暮れてもなかなかだいごろが帰ってこなくて心配したんだった。

閉店間際のお土産屋さんに駆け込んで、ネックレスとブレスレットをバラバラにして、ビーズを一つ一つ糸に通して作ってくれたそうです。
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これが私たちの婚約指輪。
キリンが大好きな私のためにワンポイントは木彫りのキリンです。
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手袋を外して、左手の薬指につけてみる。
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ぶかぶか!笑
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手につけた指輪を二人で掲げると周りにいた登山客とガイドから拍手と歓声が起こりました。

このキリンの指輪は大切な宝物。

日本に帰るまではパスポートを入れた腹巻に大事にしまっておくよ。
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思い返せば、だいごろはふもとの村で療養してるときからごはん作ってくれて休ませてくれて、登山に必要なものを調べて全部準備してくれた。

用意してくれた防寒具や高山病の薬、グルコースの粉も役立ったし、登山中も高山病予防のために水をたくさん飲むように気を配ってくれた。(登山中は1時間ごとに500mlの水をガブガブ飲まなくてはいけません。)

それにだいごろがジャスパーと交渉して日程調整してくれたおかげで、だいごろと2人だけのグループで登れた。大人数のグループだったらきっと気を使って自分のペースで登れてなかった。
天気もずっと晴れていて申し分なかった。

だいごろの助けがなかったらきっとここには立ててなかったと思う。

どうもありがとう。
 

ということで、なんかだいぶ今さらですが婚約しました。
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山頂のウフルピークは気温も低いし高度が高くて体への負担が大きいので、滞在時間は最小限にしてすぐに下山開始。

もう足はガクガクで動かない。

でも、行きと同じように一歩一歩進むしかない。

段差があるたびにガイドの手を借りる。

ただひたすら進む。
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そして山頂アタック開始からおよそ11時間。

ベースキャンプのキボハットまで戻ってきました!
 

でも今日はまだ終わりじゃない。

ここで昼食をとったら、今度はホロンボハットまで戻る。

かなりきつい。

もうふらふらを通り越して意識がもうろうとしてくる。

でも自分の足で進む。

いつか辿り着けると信じて。

ホロンボハットに到着したのは夕方5時前。

山頂アタック開始の実に16時間半後でした。

到着後はすぐに夕食を食べてベッドへ倒れ込み、二人とも朝まで泥のように眠り続けました。
 


そして登頂の翌日。

昨日よく寝たおかげでへろへろだった身体もすっかり回復。

ウフルピークに立てた喜びを噛み締めながら軽快に山を下ります。

登頂したことを思い返すと嬉しくてニヤニヤを抑えることができませんでした。

できた!できた!

そう呟きながら半分駆け足で下ります。

そしてあっという間にふもとに帰還。

登りの半分以下の時間で無事マラング村まで帰って来たのでした。
 

 

おめでとう、私!!

おめでとう、だいごろ!!
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おわり

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