Serbia / セルビア - 世界ぽろり旅 https://amonkeybb.sakura.ne.jp 日本からぽろりと飛出し、涙をぽろり。耳寄り情報もぽろりします Tue, 25 Nov 2025 01:28:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.26 80321178 ふたりがずっと大好きだった、憧れのあの人に会いに。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14338 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14338#respond Thu, 03 Sep 2015 21:50:11 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14338 28/JUN/2015 from Belgrade to Bucharest 映画の撮影が一日前倒しで終了する事になった夜。 撮影が予定よりも早く終わったのは残念だ。 と思っていたら、だいごろが突然騒ぎだしました。 ”こ […]

The post ふたりがずっと大好きだった、憧れのあの人に会いに。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

28/JUN/2015 from Belgrade to Bucharest

映画の撮影が一日前倒しで終了する事になった夜。
撮影が予定よりも早く終わったのは残念だ。

と思っていたら、だいごろが突然騒ぎだしました。

”これはマクトゥーブや!”

”…また出た。”

だいごろはイタリアのクレモナでマエストロと出会った例の一件以来、マクトゥーブにハマっている模様。笑

(マクトゥーブについてはこちらの記事をご覧下さい。▶︎前兆に導かれて。きっこに訪れた大きな出会い。-前編-
 

”これは次の出会いへの前兆や!今すぐブカレストに行こう!”
撮影が終わって今からようやく眠れるというのに、完全にやる気満々のだいごろ。

実は明後日の夜に、ルーマニアのブカレストに私たちの大好きなある人がやって来る事になっていたのです。
でも、ここセルビアのウジツェからルーマニアのブカレストまでは、休みなく移動しても日付をまたいで丸1日はかかります。だから、明日の撮影があると決まっていた時点でふたりとも諦めていました。

だけど、たった今、その撮影がなくなった。
今すぐ移動を開始すれば、明後日に間に合います。

だいごろがダメ元でネマニャにお願いしてみると、急遽ベオグラードまでの送迎車を手配してもらえる事になりました。

そしてホテルへ戻ると急いでシャワーだけ浴びさせてもらって、他のエキストラのみんなと一緒にベオグラードへと向かうバンに乗り込みました。
 

楽しかったハリウッド映画の撮影を終え、ほぼ徹夜のみんなはバンの中で爆睡。
気付いたら車はベオグラードの街に入っていました。
P6280015
 

ベオグラードの街を駆け回る。

ベオグラードに着いたら、映画撮影でお世話になったみんなとお別れしました。

今回の撮影では面白い友達がたくさんできた。
フリーランスで働いている人が多くてみんな自分の能力ひとつで生きているから、強く逞しくそれでいて個性的。ほんとうに良い出会いだった。

みんなありがとう。
 


そして、街中にあった安宿にチェックインして荷物を置くと、すぐに向かったのは鉄道駅。
ブカレスト行きの電車があるかどうか確認します。
P6280023

すると、今日の夕方に夜行電車があることが判明。
徹夜の撮影で疲れていたから今日はベオグラードの宿で一泊するつもりだったけど、予定を変更してこの電車に乗ることにしました。

時刻表はこんな感じです。
2015年6月28日時点のものなので変更になるかもしれませんが、ベオグラードからブカレストへ電車で行かれる際は参考にしてみて下さい。

時刻表はちょっと分かりにくいけど、私たちは3本の電車を乗り継いでいきました。
16:20 ベオグラード発、18:09 ヴルシャック着
18:40 ヴルシャック発、21:34 ティミショアラ着
22:21 ティミショアラ発、7:30 ブカレスト着
一人3,687ディナール(約4,300円)でした。
IMG_3495
 

宿はすでにチェックイン済みだったけど、良心的なスタッフが無料でキャンセルさせてくれました。
助かった。

宿の中にはこんな写真が。
これは旧ユーゴスラビアの初代首相で2台目大統領のティトー氏です。
ウジツェの街でもそうでしたが彼のセルビアでの人気は根強いようです。
P6280083
 

この宿は親切にも荷物まで預かってくれたので、列車の時間までベオグラードの街を少し歩いてみました。
P6280016

街にはコソボ紛争の爪痕がまだたくさん残っていました。

ここは1999年にNATOに空爆された建物。
P6280039

こんなにボロボロの廃墟も取り壊されずに残っている。
いつ崩れてもおかしくないし、崩れたら大惨事。
P6280071

でも取り壊されないのは忘れないためなんだろうな。
P6280069

よく見ると、街中の建物にも銃弾の跡が残っていました。
P6280080
 


そして再び駅へ。
さっきチケットオフィスの人と筆談して聞いた時はユーロで買えるって言ってると思ったけど、ここでいざチケットを買おうとすると、セルビアディナールしか使えない事が判明。

私たちはユーロしか持っていないし、今日は休日だから両替屋があいてない。
しかも列車の出発まであと30分しかない。ピンチ…。

”ちょっと待ってて。”
と言ってだいごろが駅の外に飛び出し、止まっていたタクシードライバーに声をかけまくって、なんとかまともなレートで両替に成功。
両替屋が閉まってるから足元を見られて大損するかと思ったけど、運良く優しいドライバーを見つけられたみたい。危なかった…。
 

ベオグラードからブカレストへ

さて、なんとかチケットが買えたので、急いで電車に乗り込みます。
P6280084

セルビアの首都ベオグラードからルーマニアの首都ブカレストまでは12時間の道のり。

電車に乗ってすぐに見えてきたのはドナウ川。
オーストリアの首都ウィーン、スロバキアの首都ブラチスラバ、ハンガリーの首都ブダペストを流れ、クロアチアとセルビアの国境となり、セルビアのベオグラードを通ってさらにルーマニアとブルガリアの国境になって黒海へと流れ込みます。
旅をしていると何度も目にする事になったドナウ川。その長さに驚かされます。
P6280090
 

ベオグラードから数時間走ると、ヴルシャックという駅で乗り換え。
P6290134

乗り換えるとすぐにセルビアとルーマニアの国境を越えました。
国境では列車の中に警察が入ってきてパスポートを回収され、しばらくするとスタンプを押されたパスポートが返ってきました。待ってるだけでいいから楽ちんです。
IMG_3498
 

そう言えば、この国境の前後にはひまわり畑が数10キロに渡ってどこまでも続いていました。
P6290127

そして、今度はルーマニアのティミショアラという街でまた乗り換え。
P6290144

発車までに時間があったので、街に出てみます。
私たちにとってのルーマニア最初の街です。
P6290151

これはスーパーに売っていたファンタ「マッドネス味」
こんなの初めて見た。日本でも売ってるのかな?
IMG_3500

だいごろが買いたそうだったけど、ルーマニアのキャッシュを持っていなかったので一旦店の外へ。
 

街の人に道を聞きながら両替屋に行きましたが、レートが悪かったのでやめました。
映画撮影の給料をユーロのキャッシュでもらったから出来るだけ消費しておきたいんだけどなぁ。

仕方ないので余っていたセルビア・ディナールを両替。
150円分のディナールが130円分のルーマニア・レウになりました。

そのお金でパン一個とトマト二個を買おうとしたらお金が足りなかったので、トマト一個に減らしてと店の人に言うと、もういいよと言っておじさんがトマト一個をおまけしてくれました。

隣には果物屋があったのでオレンジ二個を残りのお金全部渡して買おうとしたら、全然足りなかった…。笑
じゃあ一個でいいやというと、おばちゃんが持ってっていいよと笑顔で言ってくれました。優しい。
P6290153

ルーマニアに入っていきなり街の人の優しさに触れてほんわか。
なんだか良い予感がしてきます。
 


駅に戻ってブカレスト行の夜行列車に乗り込みます。
横になって眠れるコンパートメントもあったけど、節約の為に普通の座席。
P6290155

乗客が少なかったので一人二席使って眠りました。
P6290017
 

ついに来たぞ!ブカレスト!

そして次の日の朝。
列車は時刻表通りの時間にルーマニアの首都ブカレストに到着しました。
P6290159
 

ブカレストに着いたらすぐに予約していた宿へと向かいます。
宿までは2キロ以上あったけど、頑張って歩きます。

そして、宿に向かって歩いている途中で通り過ぎたこの「Radio Romania」というラジオ局の建物。
ここが今回のルーマニア旅の目的地です。
P6290168

そして、そこから徒歩3分の所にある宿へとチェックイン。
この宿を選んだ理由は「Radio Romania」へのアクセスが抜群だから。全ては明日の夜のために。
P6290172
 

そして、その日の午後は宿でたまっていた洗濯をしたり、自炊をしたりしながらゆっくりして、撮影と長時間の移動の疲れを癒しました。

いよいよ明日は運命の時。

ふたりがずっと大好きだった、憧れのあの人に会いにいきます!!

つづく

The post ふたりがずっと大好きだった、憧れのあの人に会いに。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14338 0 14338
【撮影3日目】ハリウッド映画でだいごろときっこが共演?!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14326 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14326#comments Wed, 02 Sep 2015 22:00:34 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14326 27/JUN/2015 in Serbia 撮影3日目。 昨日の撮影終了後にあったネマニャからのサプライズ告知により、今日は僕もきっこも二人とも撮影がある日♪ ネマニャの話によると、今日の撮影も夜から次の日の明け方までの […]

The post 【撮影3日目】ハリウッド映画でだいごろときっこが共演?!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

27/JUN/2015 in Serbia

撮影3日目。
昨日の撮影終了後にあったネマニャからのサプライズ告知により、今日は僕もきっこも二人とも撮影がある日♪

ネマニャの話によると、今日の撮影も夜から次の日の明け方までの予定。
連日に及ぶ深夜の撮影で二人とも疲れが出てきていたので、昼間はホテルの部屋でゆっくり休みました。
 

だいごろ、小澤さんとの競演。

今日も昨日と同じくロケ現場に着いたらすぐに撮影開始。
昨日撮ったシーンよりも、時系列で言うと前にあたるシーンの撮影です。

エキストラには台本が与えられないので、今から撮影するシーンが昨日撮影したシーンに繋がるのを頭の中でイメージしながら撮影に臨みます。

撮影初日は動き方が分からなくなった所をモンゴル人エキストラの”テイコ”に助けてもらったので、今日は同じ事にならないようにきっちりADに役者とエキストラの動きを確認します。

ADからのエキストラへの指示はかなり手早く行われるので、指示が出たらすかさず質問。でもエキストラへの指示にADの手間を取らせないように、シーンの設定から自分で判断出来る所は判断して、質問は最小限にするように意識しました。
 

そして、小澤さんと一緒のシーンを撮影していた時。

小澤さんに「君、日本人だよね?」と言われたので、”はい。そうです。”と答えると、

「シーンの途中で君にこの顔写真を渡すから、君はそれを受け取って隣にいる彼と一緒に写真を確認する演技をしてくれないか。その方が動きが出ると思う。」

小澤さんからアドリブで指示が出ます。

”分かりました。”

なんかこの時、「今回のシーンが映画に使われるかどうかは分からないし、そもそも自分はほとんどカメラには写ってないとは思うけど、今自分はハリウッド映画に参加してるんだ。」っていう実感が湧いてきました。

そして、何度もカメラの位置が変わる中、小澤さんに指示された演技をひたすら繰り返したのでした。
 

あ、そう言えばこの撮影の途中に、ロケ現場の中を中国人の団体バスが通りました。
この辺りは数千年前の原生林が残っている事で知られていて、観光客もたくさん訪れるみたいです。

バスに乗っている中国人たちは、セットで撮影をする僕たちの方を見て「何をしてるんだろう?」と、首をかしげています。

そんな様子を見たADは手に持っていた無線を使って、「みんな手を降ってー。中国人がこの森を買い占めに来たよー。」とジョークを飛ばしていました。笑
 

きっこ、初めての映画撮影に挑戦。

一方その頃。
きっこはどうしていたかというと…

—–きっこの日記—–

今日はまさかの撮影日。
ないと思っていたけど、あった。

午後3時に集合して衣装を着ました。
前に衣装合わせした、ボロボロのパーカーと泥にまみれたズボン。

でもしばらくして、やっぱりこっちに着替えて。
と言われ、出てきたのは着物。

そして特殊メイクが施されたマスクをかぶるために、髪の毛を全部上げて帽子みたいなのをかぶって、おでこ全開の恥ずかしい状態に。
それから手と首元にメイクをして完成。

そして、最前線でカメラに写る予定の幽霊たちは特殊メイク。
一人当たり数時間かけてメイクしていました。大変!!

あとはただひたすら待ち。。。

幽霊仲間のちえみとまりちゃんや、他のセルビア人幽霊たちと一緒に待ちます。

—–きっこの日記おわり—–
 

ハリウッド映画でだいごろときっこが競演する?!!

話は僕の撮影に戻って、小澤さんとのシーンを撮っている所。

一連のシーンを撮り終えると、今日も主演のナタリーが登場しました。
UJsuY
 

今日は僕たちが参加しないシーンもあったので、ナタリーや小澤さんの演技を間近で見守ります。

すると、何度も撮り直していたシーンで小道具の一部が壊れてしまいました。
しかもその小道具はひとつしか用意されていなかったので、静まり返る現場…。

ADが無線でディレクターに確認して、ディレクターの判断を待ちます。
 

…そして数分後。

「みんなに悪い知らせと良い知らせがある。」

無線でディレクターの指示を受け取ったADが口を開きました。

「まずは悪い知らせ。
 小道具が壊れたから撮影は続けられない。
 そして良い知らせは…、このシーンにOKが出た!今から全員ランチタイムだ!」

その声と同時に周りにいたスタッフ全員から拍手が起こります。

”やったー!やっとランチが食べられる!!”

って思わず言ってしまったけど、よく見たら空は真っ暗でもうすっかり夜。
撮影陣はみんな昼夜が逆転してるから、夜の7時に食べる食事はランチと呼ぶみたい。笑

スタッフやエキストラが食堂に向かう中、ナタリーはいつもの車に乗ってロケ現場から去っていきました。
今日のナタリーの撮影はこれで終わりのようです。
 


お腹が減っていたエキストラメンバーはベースキャンプへ戻ると、一目散に食堂へ。
今日はキッチンを搭載したトレーラーとシェフが来ていて、いつもより豪華なディナー…、じゃなかったランチです。やったー!

他のスタッフたちも一斉に休憩に入ったので、食堂にはランチ待ちの大行列。
まだかなぁとご飯を楽しみにしながら並んでいると、どうも様子がおかしい事に気付きました。

よく見たら僕の前に並んでいる人たち全員、特殊メイクした幽霊だ!!怖すぎる…!

着物を着た幽霊たちは特殊メイクをして動きにくいのか、フラフラしながら列に並んでいます。
11659009_866762010096_1246731099_o
 

そして、食堂に並ぶ幽霊たちの異様な光景にビックリしていると、なんとその中の一人はきっこでした。笑

”あれ?まだ撮影してないん?”
きっこたちは別の場所で撮影をしていると思っていたので、まさかこんな所にいるとは。

”うん。撮影は日付が変わってからになると思う。”

”あれ、じゃあもしかしてこっちのエキストラと一緒かな?”

そう思って、ふとスケジュール表を見てみると、
なんと僕ときっこたち幽霊のエキストラが登場するのが同じシーンになってる!

”ハリウッド映画できっこと共演?!!笑”

どっちもエキストラだから背景程度にしか映らないだろうけど、面白すぎるシチュエーション。
この後の撮影が楽しみです♪
 

だいごろ、撮影中に森で遭難?!

かなり遅めのランチの後は、森の中で待機。
ひたすら次の出番が来るのを待ちます。

昨日は食事をする暇もなく撮影があったからすぐに出番が回ってくるだろうと思っていたけど、全然招集がかからない。

待っている間はエキストラのメンバーで話をします。
日本人のメンバーは個性的は人ばかりで面白かった。

この日は、セリフ付きで出演していた長谷川さんという男性と話をしました。
長谷川さんはスロベニアでガイドの仕事をしているそうで、ちょっくらバイトしにきたおじちゃんって感じでした。撮影中は「スロベニアで働かない?」と、しきりに勧誘してくるので要注意です。笑

長谷川さんはすごく人当たりが良くて話し好きなので、撮影そっちのけ(?)で出演者の人に次から次へと話しかけていました。
一回「アクション!」って言われてるのにまだ話してて、周りが動き出したのを見て慌ててたのが面白かった。笑
 

長谷川さんには「だいごろさん、その衣装めちゃくちゃ似合ってるよ!ハマり役だね!」と何度も言われました。

”当然です。これ全部私服だし、一年がかりで役造りしたようなもんですから。笑”
 

この時に長谷川さんと一緒にいたのは僕と同年代の日本人エキストラ”ようすけ”。
ようすけはNHKワールドのディレクターをやっているので、撮影の方法や裏話を色々と教えてくれました。
普段とは逆の立場の仕事をするようすけは現場をすごく楽しんでいるように見えました◎
 


2時間後。
ひたすら森の中で待ち続けていた僕たちエキストラメンバーは、眠気と寒さでだんだん口数が少なくなってきました。
地面は雨でぬかるんでるから座れないし、ここは標高が高いし夜の森の中だからとにかく寒い…。

エキストラの中にお年寄りの中国人の男性がいたのですが、気付いたら木の根っこの所に横向きになって寝ていました。おじさんは待っている間はずっと辛そうにしていたので、失礼かもしれませんが、横になっているおじさんを見つけた時は死んじゃったのかと思ってビックリしました。笑
 

それにしても寒い…。
11701459_866761995126_932062867_o

「これがホントのザ・フォレストだね。」と冗談を言いながら待っていると、森の中から足音が聞こえてきました。
 

足音の方向を見てみると…、

なんとナタリーでした!!
まだ撮影が残っていたんだ。

もう日付が変わっているけど、今日のナタリーはすごくご機嫌。
極寒の森で遭難しかけていた僕たちエキストラに、「ハロー!」と笑顔を振りまきながら前を通り過ぎていきました。
957081ad
出典:http://blog.livedoor.jp/outofblue/tag/ナタリー・ドーマー
 

そしてナタリーのシーンの撮影に再びエキストラとして参加し、今日の撮影は終了。
きっこと同じシーンの撮影は結局ありませんでした。明日撮る事になったのかなぁ?
 

森の出口へ向かって歩きながら辺りを見渡してみると、そこにはさっきまで凍えて遭難しそうになっていた深い森が。

確かにザ・フォレストだ…。
IMG_3457
 

きっこ、ついにハリウッド映画の撮影へ!

その頃きっこは…。

—–きっこの日記—–

深夜3時ごろ。
ようやく森の中へ移動するように指示が入りました。

でもあいにくの雨模様。
こんな状態で撮影できるのかな…。
また明日撮り直しとかになるのかな。

テントの中でみんなで待ちます。
 

しばらくするとネマニャがやってきました。

「1、2、3…。」
幽霊の数を数えます。

でも、どうやらちょっと足りないみたい。

「Where are Colleague yureis(同僚の幽霊たちはどこだ?)」と私に聞いてくるネマニャ。

さっき見かけていたので”あっちにいるよ。”と教えてあげましたが、幽霊の同僚っていう言葉に思わず笑ってしまいました。笑
 


そして幽霊が全員集まりました。
雨はまだ上がらないけど撮影決行です。

撮影現場へと向かう森の小道はどろっどろ。
滑りそうになるのをスタッフになんとか支えてもらいながら歩きます。

そして立ち位置について撮影開始。

私はマスク被ってたから正直何が起こってるのか全然分からなかったけど(笑)、撮影は着々と進んでいきました。

そして撮影は無事終了。
あんなに待ったのに撮影は一瞬だったな。
 

森の中からベースキャンプへは歩いて帰ります。
雨でぬかるんでて歩きにくいなぁと思ったその時、
思いっきり滑って転んで、衣装がどろどろになってしまいました…!

後で衣装さんに怒られるかと思ったけど何も言われなかった。
撮影が終わった後で良かった…。

もし転んだのが撮影前だったらどうなってたんだろう。
考えただけでも恐ろしい…。
 

衣装を脱いでバスに乗り込んだときはもう朝の5時をまわっていて、すっかり夜も明けていました。

エキストラメンバーが揃うとネマニャがやってきて、エキストラの撮影は今日で全て完了した事が告げられました。元々の予定では明日も撮影があるはずだったけど、だいごろも私も今日で撮影終了。

私たち二人のハリウッド映画への出演は、間違いなくこの旅最大のサプライズだった。
私の出番は少なかったけど、現場を見ているだけでもすごく刺激的で楽しかったな。

そして、このスケジュール変更によって撮影が前倒しで終わった事が、私たちの次なる大きな出会いへの前兆だったのでした!

つづく

The post 【撮影3日目】ハリウッド映画でだいごろときっこが共演?!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14326 1 14326
【撮影2日目】きっこも撮影に参加できる?!最後に待っていたどんでん返し!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14310 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14310#respond Tue, 01 Sep 2015 21:07:45 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14310 26/JUN/2015 in Serbia この先は撮影中の内容なので詳しくは書けません。ご了承ください。   夕暮れ時から雨がパラつきだしたロケ現場。 「ストップ!」がかかる度に、ナタリーの周りにはスタッフが […]

The post 【撮影2日目】きっこも撮影に参加できる?!最後に待っていたどんでん返し!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

26/JUN/2015 in Serbia

この先は撮影中の内容なので詳しくは書けません。ご了承ください。
 

夕暮れ時から雨がパラつきだしたロケ現場。

「ストップ!」がかかる度に、ナタリーの周りにはスタッフが真っ先に駆け寄って傘をさし、髪にビニールでできた帽子を被せていました。さすが主演女優!

エキストラはちょっとぐらいの雨だったら放置されているというのに…。
まあ当たり前か。笑
 

まだまだ続くメインキャスト陣との撮影。

ナタリーが登場してから二つ目のシーンを撮っていた時。
三回目ぐらいのショットでナタリーが何かを訴えました。

完全に役に入り込んでしまったのか、自分の演技に納得がいかなかったのか、かなり取り乱しているナタリー。
メイクさんや傘を持った人が急いで駆け寄り、ナタリーの様子を確認しています。

そして、ナタリーはディレクターと話したいと言ってモニターのあるテントへと入って行きました。
撮影スタッフやAD、エキストラたちはナタリーとディレクターとの話し合いが終わるのを待ちます。

しばらくディレクターと二人きりで話したナタリー。
戻って来ると別人のようにご機嫌でした◎
 


その後は順調に撮影が進み、気付いたら辺りはすっかり真っ暗になっていました。

夜の深い森の中で進む撮影。
今日は僕たちエキストラも休みなしで出番が続きます。
IMG_3454
 

今日は昨日とは違って待ち時間が全然なくて、ロケ現場に来てからはずっと撮影。

だから、ごはんをゆっくり食べる時間もなし。
ネマニャやアシスタントスタッフが、食堂からディナーをパッキングしてロケ現場へ運んでくれました。
今日も撮影がないのに現場へ来ていたきっこも、スタッフに混じって運ぶのを手伝っていました。

パック詰めされたディナーはロケ現場のテント横に置いてあったけど、なかなか食べる時間がない。
撮影の合間を見計らって急いで搔き込みました。

そしてまだ半分も食べ終わらない内に、再び撮影に呼ばれます。
エキストラだと思って油断してたけど、思ったより忙しい。

ちなみに撮影中にちらっとテントの方を見てみたら、きっこもちゃっかりディナーをもらっていました。さすが。笑
 


撮影の最後は大きなクレーンを使って上空から撮影。

建設現場で見かけるような大きなクレーンにカメラマンが乗り込んで撮ります。
クレーンのアームが真っ黒な空高く伸びていくのを、口をあんぐりさせながら眺めます。
こんな大掛かりな装置を使うなんてすごい!!
 

しばらくすると撮影機材とエキストラ、役者さんたちのスタンバイが完了。
最後の撮影なので、スタッフが全員テントから出てきて撮影の様子を見守っています。

よく見てみるとスタッフの数もすごい。
衣装さん、メイクさん、カメラさん、照明さん、音声さん、マネージャー…最低でも30人はいる。
映画の撮影ってお金も時間もめちゃくちゃかかってるんだ。
 

そして、ついに撮影二日目の最後のシーンが終了。

今日もきっこは撮影もがないのに雨のパラつく極寒の森の中、6時間以上も現場をじーっと立って見ていました。
 

まさかのどんでん返し。きっこも撮影に参加できる?!

ポリスマン役の”たつや”を含むエキストラ数人は居残りで撮影があるので、僕たちは一足先に衣装室のあるベースキャンプへと戻ります。

他の人の撮影が終わるまでの間はコーヒーを飲みながら休憩。
もう明け方で寝る時間だけど、暖かくて美味しいコーヒーが身体に沁み渡ります。

他のエキストラたちは私服で出演している僕と違って着替えに時間がかかるので(笑)きっこと二人でゆっくりしていると、昨日と今日の撮影中ずっと話していて仲良くなったモンゴル人のテイコがやってきました。

初日の撮影の所でもちょっと触れたけど、テイコはモンゴルの伝統的な遊牧民の家で産まれ育ちました。
僕たちにはモンゴル人の友達なんていなかったから、彼の話は何を聞いてもびっくりするくらい面白い事ばかり。
11650490_10153985732597598_488019922_n
 

”テイコの家にはどんな動物がいるの?”

「モンゴルで主な家畜は5種類いるんだよ。
 馬、ラクダ、羊、ヤギ、牛。その他にも、ブタとか鶏を飼うこともある。」

”そうなんだ!何頭ぐらい飼ってるの?”

「まず、馬は百頭で…」

”ひゃくとう!?”

「うん、モンゴルでは普通。」

”なんでそんなにいっぱいいるの?食用?”

「食べることもたまにはあるけど、基本的には乗り物として要るんだよ。」

”でも乗り物だったら一人一頭でいいから、一つの家にそんなにいっぱい要らないでしょ?”

「ううん、要るんだ。
 毎日ちがう馬に乗るようにしないと、馬が疲れちゃうから。
 例えば、学校に行くとき乗る馬と、学校から帰ってきて友達のところに遊びに行く馬は別の馬に乗るんだ。
 だから、一人当たり10頭以上の馬が要るんだよ。」

”そうなんだ!全然知らなかった!!”
 

テイコはさらに続けます。

「例えばおじいちゃんが馬を売りに行くときの話をしようか。
 僕の家から馬を売りに行く街までは7日間かかる道のりなんだ。
 だから、おじいちゃんは7頭の馬を連れて行って、毎日交代で馬に乗るんだよ。
 それで街に着いたら7頭の馬を全部売って、儲けの一部のお金を使ってバスに乗って帰ってくるんだ。」

”なるほど!!”
 

テイコの話は僕たちの全然知らない世界の事だから何を聞いても面白い!

「馬ってすごく賢いんだよ。
 俺の学校までは15kmもあったんだけど、朝馬に乗って馬の上で寝ていたら、勝手に馬が学校まで連れて行ってくれるんだ。起きたら学校に着いてるんだよ。車よりも全然便利でしょ!」

他にも、冬は子ヤギや子羊は寒くて死んじゃうから抱っこして一緒に寝る話や、おじいちゃんが弓矢の名手だった話をしてくれました。

モンゴルの生活、気になるなぁ。
 


もう空も明るくなり始めた朝の4時頃。
モンゴルの話で盛り上がっていると、居残り撮影をしていた”たつや”が帰ってきました。
これでホテルへ帰れるぞ!あー疲れた!!

エキストラ全員の着替えが終わると、いつものドライバーが運転するいつものバンに乗り込みます。

「明日も同じ時間、同じ場所にバンが迎えに行くから。それじゃあゆっくり眠って疲れをとって。また明日。」
ネマニャは全員と視線を交わすと、最後に僕たちの方に駆け寄って来てこう言いました。
 

「明日、きっこも撮影があるよ!よかったね!」
 

”え?! 撮影?!!”

驚きながら尋ねると、

「そう。待機している残りのエキストラも一緒だから。」

やった!!きっこも撮影に参加できる!!

今日の撮影が予定よりもスムーズに終わったからなのか、ディレクターの気が変わったからなのか。
どちらにしても、これまで2日間ずっと待ちぼうけだったきっこに出番が回ってきた!
 

”明日になったらまた無くなるかもしれへんけどな。”

まだ疑っている様子のきっこですが(笑)、このタイミングで明日のスケジュールが変更になる事はまずなさそう!

これまでずっと僕たちの撮影を見るだけだったきっこ。
嬉しい事に最後の最後でどんでん返しが待っていました!

明日は二人で撮影だ!!

つづく

The post 【撮影2日目】きっこも撮影に参加できる?!最後に待っていたどんでん返し!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14310 0 14310
【撮影2日目】だいごろ、主演女優とまさかの共演!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14221 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14221#respond Mon, 31 Aug 2015 21:00:22 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14221 26/JUN/2015 in Serbia 撮影二日目。 昨日は明け方まで撮影があったけど、ホテルの朝ごはんが始まる9時に起床。 だって朝ごはんが無料だから。笑 そしてご飯を食べたら部屋に戻ってすぐに二度寝しました。 & […]

The post 【撮影2日目】だいごろ、主演女優とまさかの共演!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

26/JUN/2015 in Serbia

撮影二日目。

昨日は明け方まで撮影があったけど、ホテルの朝ごはんが始まる9時に起床。
だって朝ごはんが無料だから。笑

そしてご飯を食べたら部屋に戻ってすぐに二度寝しました。
 


お昼過ぎ。
二度寝から目覚めたら今度は昼ご飯を食べに出かけます。

昼ご飯と言っても、すっかり貧乏性がしみついている僕たちは、ホテルの近くのファーストフード屋さんでサンドイッチを買って安くすませます。

現場に行ったら好きなだけ美味しいご飯が食べられるから、今は軽く食べておけばいいのです。
P6250028

なんかせっかくリッチなハリウッド映画の撮影なのに、気がつけば長旅で培った貧乏性が存分に発揮されていました
 

セルビアの山奥にあった日本!

そして撮影の時間がやってきました。
今日も夕方の5時にホテルを出発します。

きっこの出番は今日もないけど、現場見たさとタダ飯食べたさに着いてきました。笑

ホテルからバンに乗ってロケ地に到着。
でも、昨日と同じ場所のはずなのに照明機材も食堂や控え室のトレーラーも何もありませんでした。
 

あれ?どうなってるの?

昨日と様子の違う現場にキョロキョロしていると、ネマニャがやって来ました。

「昨日と同じようにまずは全員衣装に着替えて。着替えが終わったら移動するかここで待つように。」
 

ネマニャの指示に従って今日も衣装室で衣装チェンジ。

衣装さんに「あなたの衣装はどれ?」と、聞かれたので自分の服を指差すと、

「ああ、そうだったわね。」と言って笑いながら黄色いジャケットを渡してくれました。

何故か僕だけ衣装チェンジが5秒で終わるという不思議。笑
 


みんなの着替えが終わると、ベースキャンプから車で走ったところで車が止まりました。

そして降りてみるとびっくり!

なんと森の入口には青木ヶ原樹海が完全に再現されていました!
ロケ現場の周辺にある街灯も全部セットという力の入りようです。
日本語の看板や日本のパトカーまで並んでる!!

モンゴル人のテイコに、「Welcome back to Japan.」と笑いながら言われましたが、まさにその通り。
何も知らずに目隠しして連れて来られたら絶対分からない!

ここは日本だ!!ただいま!!笑

写真を載せられないのが残念ですが、長らく日本に帰っていなかった僕はいたく感動しました。
 

2日目の撮影が始まる。

ここからは撮影中の内容なので詳しくは書けません。ご了承ください。
 

今日の撮影の最初は、昨日に引き続き小澤さんと一緒のシーン。

同じシーンを、カメラのアングルを変えながら何度も撮影しました。
引きで撮って、前から撮って、後ろから撮って、誰かのアップで撮って、また別の誰かのアップで撮って…。

カメラ配置を変えたりして撮っていく。
一つのシーンを何回も何回も演技する。
何となくは知ってたけど、実際に参加してみると映画ってめちゃくちゃ時間をかけて撮影してる。こんなに手がかかっていたなんて知らなかったなぁ。

一緒にエキストラをしていた”たつや”も、「以前に別の映画の撮影に参加した事があるけど、2日間撮影して実際に映画に使われたのは3秒だった。」って言ってた。笑

そんな現場の大変さを知ってからは、他の映画を見る目も変わりました。
「すごいアングルで撮ってるなぁ」、とか「このシーン撮るのに確実に一週間はかかってるなぁ」とか、「これは絶対CGだ」とか。
 

ディレクターが遠くのモニターを見ながら無線で指示を出し、現場のADが的確に役者たちに指示を出して行く。
どのショットも1回で終わることはなくて、テイク2、テイク3と続いて行く。
やっとディレクターのOKが出ると、みんな喜びの声を上げる。
 

そんな環境で撮影に参加する僕。
ほとんどカメラには映らないとはいえ、慣れないからはじめは緊張したなぁ。

でも僕の隣で演技していたモンゴル人のテイコはかなりリラックス。
ADからエキストラへの説明が足りてなくて、メインの役者たちが一つ前とは違う動きをした時も、冷静に状況を判断してアドリブで対応していました。
その時、僕はどっちに動いたら良いのか分からなくてあたふたしてたけど(笑)、テイコがアイコンタクトでフォローしてくれました。
 

撮影の合間に「どうしてそんなに余裕があるの?」と、テイコに聞いてみると、

「ただのエキストラだから緊張する必要なんてないよ。それに以前にもハリウッド映画に出た事があるしね。」
と、言っていました。

テイコが出演したのはキアヌリーブスのローニンという映画。
それに比べたら今回のは大したこと無いっていってた。笑
ご飯がしょぼいし、エキストラも少ないんだって。

ローニンの時はテイコは村を丸ごと再現したセットの中で戦う侍の役をして、なんと500人のエキストラがワンシーンで使われたそうです。すごい!
 

だいごろ、主演女優とまさかの競演!!

今の時期は雨が多いセルビアには珍しく今日の天気は晴れ。
そんな天候を反映するかのように、撮影は和やかな雰囲気の中で進んで行きました。

そして撮影の後半になると白いバンがロケ現場に停車し、中からナタリーが降りてきました。

主演女優の登場に現場がピリッとなります。

Natalie-Dormer5
出典:http://www.jinclude.com/party/11313.html
 

ナタリーはスタート位置に着いてADとシーンの打ち合せ。
てっきりその後はナタリーと役者さんたちのシーンの撮影が始まるのかと思ったら、なんと僕を含むエキストラも一緒に呼ばれました。

そして僕が指示されたスターティングポジションは、なんとナタリーや小澤さんたちのすぐ目の前!
その距離1メートル!

目の前にはどデカいレンズがついたカメラを担いだカメラマンともふもふのマイクを持った音声さん、振り返ったらすぐそこにナタリーがいるという状況です。

もちろんカメラのピントはナタリーにばっちり合わせられているので、もし自分がフレームインしたとしてもボケボケになる事は確実ですが、自分のすぐ後ろにナタリーを含めた役者さん三人がいるのでちょっと緊張します。

もし僕がつまづいて転んだら撮り直しになるんだろうな。とか考えたり。笑
 

この後もナタリーと同じシーンの撮影が明け方まで続きます。

果たしてミスをする事なく無事に乗り切る事が出来るのか?!
そして、きっこに待っていたまさかのどんでん返しとは?!

つづく

The post 【撮影2日目】だいごろ、主演女優とまさかの共演!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14221 0 14221
【撮影1日目】だいごろ、全身私服でハリウッド映画に出演する。笑 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14193 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14193#comments Sun, 30 Aug 2015 20:50:56 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14193 25/JUN/2015 in Serbia たつやとの散歩から帰ってきた夜。 午後5時前にピックアップされて、ロケの行われている山奥へ。 きっこは撮影がないから宿で待ってろとネマニャに言われたけど、現場見たさにこっそり着 […]

The post 【撮影1日目】だいごろ、全身私服でハリウッド映画に出演する。笑 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

25/JUN/2015 in Serbia

たつやとの散歩から帰ってきた夜。

午後5時前にピックアップされて、ロケの行われている山奥へ。
きっこは撮影がないから宿で待ってろとネマニャに言われたけど、現場見たさにこっそり着いてきました。

ロケ地に着いたら、先に現場入りしていたちえみがメイク室から出てきた。
幽霊のマスクをしていて前が見えないのか、水たまりにはまりながらこっちに走ってきた!
こわっ!!思わず後ずさりしてしまいました。笑
 

そして、いつものようにネマニャがやってきました。

「やあ、みんな元気?」
と言いながらエキストラの顔を見渡すネマニャ。
きっこがいる事に気付いて一瞬困った顔をしたけど、何も言わずにスルーしてくれました。

「じゃあ、みんな衣装に着替えて!着替えが終わったら食事が用意してあるから、たくさん食べて撮影に備えるように。」

そう言って、忙しいネマニャはロケ現場の中へと消えて行きました。
 

その後、僕の衣装チェンジの順番がやってくるのをしばらく待っていると、どこからともなく香水の良い香りが。

そしたら、なんと向かい合って話していたきっこの真横にいたのは…
 

主演女優のナタリー・ドーマーでした!!!

UJsuY
出典:http://matome.naver.jp/odai/2142052182569683701/2142055776928083903

メイクが終わってメイク室から控え室に向かう所だったみたいだけど、自分とこんな距離感の所にハリウッド女優がいるなんて信じられない!

ナタリーは小柄な女性だけど、ものすごいオーラが漂っているように見えました。笑
 

だいごろ、まさかの私服でハリウッド映画に出演!笑

昨日メインのメイクさんの提案で、ポリスマンからサーチボランティアへと役が変わった僕。

衣装室に行くと、いつもの衣装のお姉さんが「あら、あなたサーチボランティアよね?ちょっと待って。」と言って、衣装室のボスを呼びに行きました。

そしてやってきたボスは僕の頭から足の先までじーっと見て、こう言いました。
 

「完璧だわ!」
 

”え?完璧って何が…?”

「その衣装よ!」

”これ自分の服ですけど…。”

「そうね。でもサーチボランティアにぴったり!完璧よ!」

”そういうものなんでしょうか…?”

「そう。あなたの衣装は今日からその服よ!毎日着て来てちょうだい。もちろん靴も!」
 

なんと、僕が一年間で穴だらけのぼろぼろにしてきた私服がハリウッド映画の衣装になりました。笑
 

でもこのままだとアウターが黒いウインドブレーカーだし、もしカメラに写っても全然分からないんじゃあ…。

そこでとっさに、”寒いからせめてジャケットを貸して!”と言ってみると、衣装のボスから黄色いジャケットをもらう事に成功しました。
これでもし撮影したシーンが使われた時にも見つけやすいぞ!

そして99%私服の上に、衣装のジャケットを羽織ってみるとこんな感じ。
完全に普段の自分、そのまんまだ!笑
IMG_3405

この『衣装』はジャケット以外は靴もズボンも全部私服。
しかも、ズボンは穴だらけなのをきっこが修理して縫い目だらけだし、靴には大きな穴が空いています。

”ホントのホントにこのままでいいんだよね?!!”

何度もメインの衣装さんに確認したけど、「あなたは服装もヒゲも完璧よ!!」と言われました。笑
 

小澤征悦さんとの出会い。

衣装を着て夕食を食べに仮設のカフェスペースに行くと、エキストラで幽霊役のまりちゃんが座っていました。
しかも、この映画で3番目に重要な役を演じる日本人俳優の小澤征悦さんと一緒だ!
ozawa2
出典:http://mayb.xyz/?p=1749
 

なんとこの現場では、小澤さんを初めとする役者さん、監督も同じ場所で食事をするそう。

「まさかセルビアのロケでこんなに日本人と会うとは思いませんでした。」と笑いながら話す小澤さん。
厳しいオーディションで選ばれ、本作でのハリウッドデビューを勝ち取ったそう。
日本のニュースサイトでも取り上げられていました。
 

小澤征悦、大感激ハリウッドデビュー!オーディションで大役獲得

 俳優、小澤征悦(ゆきよし、41)が米映画「ザ・フォレスト」(来年1月8日全米公開)でハリウッドデビューを果たすことが27日、分かった。

 映画「ダークナイト」シリーズの原案で知られるデヴィッド・S・ゴイヤー氏の作品。自殺が多い富士の青木ヶ原樹海で行方不明になった双子の姉を探す米国人女性が、死者の魂に翻弄されながら真相を探るミステリーだ。小澤は主演の英女優、ナタリー・ドーマー(33)、米歌手、レディー・ガガ(29)の婚約者で米俳優のテイラー・キニー(33)に続く大役をオーディションで獲得。全編英語で森のガイドを演じる。

 父は世界的指揮者、小澤征爾氏(79)だけに俳優デビュー当時から国外での活躍も視野に入れ、ここ数年は米ロサンゼルスに通い英語や映画を勉強してきた。東欧のセルビアで撮影中の小澤は「日本での経歴など関係なく、自分の芝居だけで選んでもらえたことは大きな励み」と感激。「ハリウッドは夢だった。これをきっかけにもっと(海外作品に)出演できるようがんばっていきたい。もちろん日本でも!」と飛躍を誓った。

http://www.sanspo.com/geino/news/20150628/geo15062805040005-n1.html

 

そしてエキストラのメンバーと小澤さんとでディナーを食べたら、いよいよ僕たちの撮影の時間がやってきました!
 

いよいよ撮影開始!!

撮影が始まったのは日付が変わった深夜1時頃。
エキストラが森の中に集められ、ADからシーンの説明を受けます。

エキストラのメンバーは英語よりもセルビア語の方が得意な人がほとんど。
英語で指示をもらうのは僕と、”テイコ”という名前のモンゴル人だけです。

でも現場の上層部はもちろんイングリッシュスピーカーなので安心。指示は英語とセルビア語の二カ国語で行われます。

時折ADからの指示が英語だけの時があって、セルビア在住の中国人たちは全く理解出来ずに困っていました。
でも、そこで登場するのがネマニャを初めとするスタッフたち。
ADの指示を逐一セルビア語に翻訳してエキストラに伝えていました。
何から何まで大変だなぁ。
 

そしてカメラマンが位置につき、いよいよ始まる撮影。

僕はこれまでの人生で映画の撮影に参加するなんて初めて。
しかもカメラに映る側で参加するなんて夢にも思わなかった。

これから何が始まるのか想像も出来ないからドキドキしながらその時を待ちます。
 


ここから先は映画の撮影中の事なので詳しくは書けませんが、撮影はそれから数時間かけてスモークの立ちこめる森の中で行われました。小澤さんと一緒のシーンです。

深夜の森の空気は冷たく、撮影が止まる度に衣装さんたちがエキストラにコートをかけてくれました。
 

そうそう、撮影中にちょっと面白かったエピソードが一つ。

森の中をみんなでフォーメーションを組んで歩くシーンの撮影では、カットがかかると最初のスタート位置に戻らないといけません。
でも歩いているのは夜の暗い森の中。しかも数十メートルは歩くのでみんなすぐに元の場所がわからなくなります。
そして、そのシーンの撮影時はスタッフもスタート位置を確認し忘れていて、誰も分からないという事態に。

そしたらモンゴル人のテイコが向こうの方に走って行って、「ここだ!俺のスタート位置はこの木の所だよ。」と言いました。

「本当か?」スタッフがテイコに確認すると、「間違いない。」と自信満々のテイコ。

「ここがスタート位置で合ってるか?!」スタッフが無線でカメラマンに確認すると、

「YES!そこでOKだ!」という返事が帰ってきた!

周りで見ていたスタッフですら分からなかったのに、なんで分かったの?!
すごい!!
 

後でテイコに聞いてみると、「この木は俺のマクラだから」と言っていました。
撮影が止まっている時に、その木にもたれて寝ていたから覚えていたんだって。

僕からしたらどの木も同じに見えるけど、さすがモンゴル育ちは違う!
 


それからこんな事件もありました。

ある役を演じている人が森の中を走り抜けるシーンを撮影中に、それを追いかけるように走っていたカメラマンが足を滑らせてこけました。
そして起き上がると…

なんとカメラが壊れてました…!

高級な機材が破損して現場は一時騒然。

でも数分後、何とか補修して使えるようになりました。
遠くからだったからよく見えませんでしたが、どうやら壊れたのは光学系ではなくて、レンズの外回りの多分グリップ部分だったようです。
軽傷でよかった…。
 

初日の撮影が終了!!

そして深夜3時すぎに今日のシーンの撮影が全て終了。

きっこの姿が見当たらなかったので探していると、控え室から出てきました。
外は寒いのでネマニャが控え室を開放してくれたそうです。

ちなみにロケは山奥で行われているので、控え室やメイク室、食堂やトイレまで、全部こんな感じのトレーラーの荷台を改造して作られています。
しかも、どれもかなり設備が整っててびっくり。
例えばトイレは自動で水が流れるだけじゃなくエアコンまで完備。しかもオーディオまでついていて常にノリノリの音楽が流れていました。
IMG_3357
 

その後は衣装室に向かい、エキストラ全員が着替え終わったらバンに乗り込みます。

”あれ、そういえばちえみがいない。”

と思ったら、トイレで寝てました!!笑
P6260025
(きっこ撮影。ちえみ、モザイクかけといたよ!笑)

実はちえみは、昨日の昼の3時から現場入りしてメイクもしてたのに、深夜3時になっても出番なし。
極寒の森の中で暖を取る場所がなくて、エアコン付きのトイレで寝てたそう。
しかも、マスクをかぶる為に頭を縛ってるやつがきつくて、ずっと頭がぼーっとしてキツいって言ってました。
結局今日は撮影はなかったけど、これでやっとホテルに帰れる。お疲れ様。
 

という事で、撮影の初日が無事終了。
撮影中外は寒かったし、久々に英語漬けだったし、何から何まで初めての事ばっかりでかなり疲れた。

そしてホテルの部屋に帰るなりベッドに倒れ込むと、次の日の昼まで起きる事なく眠り続けたのでした。

つづく

The post 【撮影1日目】だいごろ、全身私服でハリウッド映画に出演する。笑 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14193 2 14193
【撮影1日目】きっこの役がなくなった…!!まさかの事態に唖然…。。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14156 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14156#comments Fri, 28 Aug 2015 21:50:26 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14156 25/JUN/2015 in Serbia ハリウッド映画のロケに合流した次の日の朝。 僕たち二人にはあまりにも不釣り合いな、ダブルベッドが3つも並んだホテルの部屋で起床。 起きてみて改めてビックリです。 なんだこれ!笑 […]

The post 【撮影1日目】きっこの役がなくなった…!!まさかの事態に唖然…。。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

25/JUN/2015 in Serbia

ハリウッド映画のロケに合流した次の日の朝。
僕たち二人にはあまりにも不釣り合いな、ダブルベッドが3つも並んだホテルの部屋で起床。

起きてみて改めてビックリです。
なんだこれ!笑
P6250025
 

レストランの謎。

今日はいよいよ映画の撮影日!

ホテルには朝食がついているので、レストランへ。
僕たちみたいなエキストラにも朝食をくれるなんて、さすがハリウッドです。笑

レストランのテーブルに座るとメニューを渡されたので『ベーコン入りのスクランブルエッグとコーヒー』を注文。
隣のテーブルには、他の日本人のエキストラも座っていました。

”ちえみ”と”ふじまり”、仲良しの女の子二人です。

”ちえみ”はオランダ在住のダンサーで、音楽祭の為にルーマニアに来ていてダンスの作品造りをしているそう。
僕たちの地元神戸に住んでいた事もあるちえみ。彼女の波瀾万丈の人生談は最高だったなぁ。
”ふじまり”は日本や海外で声や歌の仕事をしていて、ちえみと同じルーマニアの音楽祭やその他の仕事でセルビアに来ているそう。
なんと僕たちが住んでいた京都のバスの音声は彼女の声なんだって!

それにしても、二人の話は面白すぎる!
年齢は同じぐらいなのに、僕たちが想像もできないような経験をしてきてる。
フリーランスの生き方って、やっぱりすごいなぁ。
 


しばらくすると、レストランのおじさんが料理を持ってきました。
でも何故か『目玉焼きみたいなのにトマトが乗った料理とホットミルク』が出てきた。
頼んだのと全然違うやん!!笑

”え?こんなの頼んでないけど。”
とおじさんに言うと、英語が通じない。

仕方ないのでさっき注文の時に使った英語のメニューを指差すと、おじさんは厨房へと帰って行きました。

そしてしばらくして戻ってくると、今度はまたスクランブルエッグとは違う料理を持ってきました。コーヒーは通じたみたいで持ってきてくれたけど。どうなってるの…。

それを見ていたちえみとふじまりは、「昨日もここで食べたけど、何回頼んでも違うのが出てくるの。」と言っています。

なにそれ?どういうこと…?笑

あまりにも不可解だったので、メニューの写真を撮っておきました。
この後、昨日知り合ったセルビア語がペラペラの日本人”たつや”と散歩に行く約束をしていたから、その時に聞いてみよう。
 

まさか!!きっこの役がなくなった…。

今日は夕方の5時に集合。
昨日乗せてくれたドライバーによると、夜の7時ごろから明日の明け方まで撮影があるそうです。

朝ごはんを食べてからホテルの部屋でゆっくりしていると、「話すことがあるから」とネマニャに呼び出されました。

なんだか嫌な予感がします…

無事合流できたとは言え、まだ僕たちはちゃんとした契約もしていない状態。
ただのメールのやり取りと口約束しかしていない。

もしかして…
 

呼び出されたカフェに二人で行ってみると、待っていたのは神妙な面持ちのネマニャ。

「悪いニュースがあるんだ。君じゃなくて、きっこに。」

”やっぱり。”
…この時きっこはそう思ったそう。
 

「今日のきっこの撮影はなくなった。」

”なくなった…? 明日は?!”

「これから先の予定もまだ決まっていない。あるかもしれないし、ないかもしれない。」
 

ネマニャの話しによると、きっこが演じる予定だった幽霊は不要になったとのこと。

”ちえみ”は何とか今日の役が与えられたみたいだけど、同じホテルに泊まっている”ふじまり”も役がなくなってすごく落ち込んでた。
 

でも、後になってまだこれでも自分たちはかなりラッキーなんだと知った。

実は今回招集された幽霊は最初はもっと多かった。
何十人もの人がセルビアに呼ばれ、いざロケと合流するという段階になってキャンセルされていた。中には航空券を既に取ってしまった人もいて、いろいろもめているみたい。

僕たちの場合は何度も何度も予定の変更の連絡が来て、その度に役をキャンセルされるんじゃないかとすごく不安になったけど、こちらの希望は全く伝えずに何とかして融通をつけるとネマニャに言っていたから、きっとそれがキャンセルされなかった理由だと思う。

でも…
最後の最後できっこの役がなくなってしまった。
 

今、この映画の撮影はかなりの終盤。
あと1週間でセルビアでの撮影が終わる。
多分もうきっこに役は回って来ない…。

でも当のきっこは意外と冷静で、「だいごろの撮影日に現場を見ることはできると思うし、自分の役がなくなったとしてもこれはこれで良い経験だから」と、気にしていない様子でした。

僕が逆の立場だったらすごく落ち込んでいただろうなぁ。
 

セルビアの知られざる絶景スポットで絶品ランチ!

ネマニャからそんな重大報告を受けた後。
夕方から始まる僕の撮影までに時間があったので、昨日約束していた日本人エキストラの”たつや”と3人で散歩に出かける事にしました。

たつやは紆余曲折あってセルビアに来る事になり、今はセルビアの大学で働いているそう。
昨日の衣装合わせの時もビックリしたけど、たつやはセルビア語がペラペラです。

そしてホテルから3人で歩いて向かったのはこんな場所。
美しい山並みにエメラルドグリーンの川が流れる超絶景スポット!
セルビアの知られざる大自然です!
P6260089

今日はそんな絶景が一望出来るテラス席のあるレストランでランチです。
たつやオススメのセルビア料理をたくさんオーダー。食べきれないくらい出てきました。
肉や魚、絶品のスープもあったけど、クリームチーズがめちゃくちゃ美味しかったなぁ。
P6250056

セルビア料理に詳しいたつやが一品一品料理を解説してくれるから、食べるのも楽しい。
この辺りの名物料理の鱒もお腹いっぱい食べました◎
P6260082
 

”そうそう、今朝こんな事があったんだけど…。”

そう言って、たつやに今朝写真を撮っておいたホテルのメニューを見せます。

”セルビアの横に英語で説明が書いてるけど、何回頼んでも違う料理が出てきた。なんでかな?”

「ああ、これセルビア語の横に書いてある英語の説明がほとんど間違ってますね。笑」

”え?!そんな事ってある?!!”

「はい。全部じゃないですけど。」

なんと、まさかのセルビア語から英語への翻訳ミス!
そりゃあ、メニューを指差して頼んだら、何回やり直したって頼んだ料理が出てくる訳がない!!

まあ何はともあれ、これで謎が解けてすっきりした!
明日からはまともな朝ごはんにありつく事ができそうできそうです。笑
 

でも、たつやの話を聞いているとやっぱり僕たちのホテルは部屋も食事もしょぼいみたい。
たつやの泊まっている向こうのホテルの朝ごはんはビュッフェだし、ホテルも断然きれい。

やっぱり、貧乏ヒッチハイカー向けの待遇だったのかなぁ…。
まあ、それでも僕たちには身に余る贅沢なので良しとします。笑
 


そして美味しいご飯を食べているこのレストランの下には、さらなる絶景が待っていました。

それがこれ!!
写真家の間では有名な場所だそうです。
言われてみると、どこかで見た事ある気がする!
でも、まさかこんなセルビアの山奥にあるなんて!
P6260077
 

ご飯も美味しかったし、景色も最高だったなぁ。
たつや、誘ってくれてありがとう!!
P6260091
 

そして今から数時間後。

いよいよ映画の撮影が始まります!!

つづく

The post 【撮影1日目】きっこの役がなくなった…!!まさかの事態に唖然…。。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14156 2 14156
この旅最大のサプライズ!!ハリウッド映画の話は嘘じゃなかった!!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14158 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14158#respond Thu, 27 Aug 2015 21:50:06 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14158 24/JUN/2015 in Serbia *撮影地では写真撮影が禁止の為、ここから先はしばらく文章のみでお届けします。   エキストラ全員の衣装合わせが終わると、またネマニャがやってきました。 「今日合流した […]

The post この旅最大のサプライズ!!ハリウッド映画の話は嘘じゃなかった!!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

24/JUN/2015 in Serbia

*撮影地では写真撮影が禁止の為、ここから先はしばらく文章のみでお届けします。
 

エキストラ全員の衣装合わせが終わると、またネマニャがやってきました。

「今日合流したメンバーはちょっとこっちに来て。」

そう言って、たくさん並んでいる倉庫の中の一つに入るように促されました。

「倉庫の中では絶対にしゃべらないように。それからカメラ撮影は禁止だから。」
 

ほんとにハリウッド映画だった!!

ネマニャに連れられて巨大な倉庫の中に入ると、そこには大きなセットがいくつも並んでいました。
そして、カメラやモニター等の機材がそこらじゅうに置かれています。

”すごい!!”

きっこと二人で興奮しながらずらりと並んだセットを眺めます。

すると…
 

「Be quiet please!!」
 

倉庫内に大きな声が響き渡りました。

周りにいた全員が小さなモニターを見つめています。
 

そして「Action!!」という声がかかったかと思うと、セットの中の一つから女性のうめき声とドタドタという音が。

倉庫内は静まり返ります。
 

しばらくすると「Stop!!」という声がかかり、セットの中から誰かが出てきました。
 

”ん、あれは?もしかして!!!”
 

なんと、セットから出てきたのは主演女優のナタリー・ドーマーでした!!!
どこからどう見ても本物だ!!
957081ad
出典:http://blog.livedoor.jp/outofblue/tag/ナタリー・ドーマー
 

出てきたナタリーは、アシスタントディレクターと一緒にモニターにかじり付いて自分の演技を確認しています。

僕たちはただのエキストラなのに主演女優が演技する所まで来てもいいんだ!すごい!!
 

ここに来るまでの1ヶ月はずっと半信半疑だったけど、これでようやく確信が持てた。

ハリウッド映画の話は本当だったんだ!!
 

この旅で初めてのホテル生活の始まり。

ナタリーの撮影が終わると、僕たちエキストラはメインのメイク担当の所に連れて行かれました。
ナタリーのメイクもしている人です。

ネマニャが「この二人がポリスマンの役です。」と言って、僕ともう一人の日本人を紹介。

するとメイクさんが「そのヒゲはどうするの?」と聞いてきました。

”あなたの好きなように剃っていいですよ。”と答えると、メイクさんは笑いながら「そうね。でもそのヒゲはもったいないわ。ネマニャ、彼はサーチボランティアの役がピッタリだわ。」

メイクさんがそう言うと、ネマニャは急いでエキストラを集めて、僕はポリスマンから謎のサーチボランティアとやらの役へと変更になったのでした。

サーチボランティアって何??笑
 


その後、エキストラ全員の衣装合わせが終わるまで待機。

他のエキストラのメンバーたちと話してみると、日本人や中国人、セルビア人など多国籍。
でも基本的にみんなセルビア語で話すので、英語しか話せない僕たちはちょっと会話に参加しにくかった。

こういう多国籍の人が集まる場面ではたいてい英語が強いのでいつもは淋しい思いをする事はない。
だから今の英語が使い物にならなくなってる状況が、ちょっと変な感じで面白かった。
 

そして全員の衣装合わせが終わったらバンに乗ってホテルへ。

ロケ地から1時間ぐらい走って辿り着いたのは、こんな山奥にあるとは思えないきれいなホテル。
僕たちが今回の旅で一度も泊まった事のないような豪華なホテルだ。
P6250019

「すごい!!こんな所に泊まれるんや!!!」
二人で興奮しながら中に入ると、他のエキストラたちもたくさん泊まっていました。

そして、さっそくチェックインしようとすると、受付の女性から思いがけないセリフが…。
 

「あなたたちの予約はないわ。」
 

”え?予約がないってどういうこと?”

「さあ。私には分からないけど、あなたたちの名前が予約の名簿にないのよ。」

”ネマニャが予約してるはずだから、確認してみて!”

そう言うと、彼女はネマニャの事を知っているらしく、電話をしてくれました。
 

しばらくネマニャと電話した女性は少し首を傾げてから言いました。

「事情が分かったわ。あなたたちのホテルはここじゃなかったのよ。」

”え…?”

「心配しなくても大丈夫。車ですぐの所にあるホテルだから。ドライバーを呼ぶから。ここで待ってて。」

”なんだ、よかった…。”
 

そう言われて、車で連れて来られたのはこんなホテル。
てっきり僕たちがヒッチハイクしていた貧乏バックパッカーだから、他のエキストラとは別の安ホテルにされたのかと思ったけど、ここも十分立派なホテル!!
P6250026

と思ったけど、中に入ってみるとさっきのホテルよりもかなり見劣りするなぁ…。
なんか日本の古い旅館みたい。

でも部屋に案内されると、そんな不満もすぐに吹き飛びました!

なんと二人だけで泊まるというのにまさかのトリプルルーム!!
っていうか、よく見たらダブルベッドがトリプルで、ダブルトリプル!!!
めっちゃ広い!!さすがハリウッド!!!笑
P6250025

広々とした部屋に大興奮の僕たち。
久々にアツアツのシャワーを浴びて、南京虫に怯える必要のないきれいなベッドに横になります。

セルビアの山奥でヒッチハイクしていた時に声をかけられ、嘘なのか本当なのかも分からないまま待つ事1ヶ月。
長かった…。
 

”あー、嘘じゃなかったなぁ。”

”うん。嘘じゃなかった。笑”
 

そんな感じでついにハリウッド映画の撮影部隊と合流を果たした僕たち。

いよいよ明日から映画の撮影が始まります!!

つづく

The post この旅最大のサプライズ!!ハリウッド映画の話は嘘じゃなかった!!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14158 0 14158
ついにロケに合流!!僕たちが参加するのはこんな映画です。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14147 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14147#comments Wed, 26 Aug 2015 21:50:55 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14147 24/JUN/2015 in Serbia *撮影地では写真撮影が禁止の為、ここから先はしばらく文章のみでお届けします。   メルセデスの白いバンから降ろされた山奥の倉庫街。 あまりに殺風景で、ほんとにこんな所 […]

The post ついにロケに合流!!僕たちが参加するのはこんな映画です。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

24/JUN/2015 in Serbia

*撮影地では写真撮影が禁止の為、ここから先はしばらく文章のみでお届けします。
 

メルセデスの白いバンから降ろされた山奥の倉庫街。

あまりに殺風景で、ほんとにこんな所で撮影なんてやってるんだろうか?と疑ってしまいます。
 

降ろされた場所でしばらく待っていると、撮影スタッフでこれまでずっと連絡を取り合っていたネマニャがやってきました。

「だい、きっこ、久しぶり!元気だった?!」

”久しぶりネマニャ。ロケに合流できて嬉しいよ。”

ネマニャとは一ヶ月前にヒッチをしていた時以来の再開です。
 

「前に会った時にちらっと話したけど、君たちが出るのはナタリーが主演のホラー映画。日本の森が舞台の作品なんだ。」

そう言って、ネマニャは今回僕たちが出演する映画の説明を事細かにしてくれました。
 

僕たちが撮影に参加したのはこんな映画!!

という事で、今回僕たちが撮影に参加した映画を紹介します。
 

作品のタイトルは『The forest』。
2016年の1月に全米、ヨーロッパ、アジアで公開予定のハリウッド映画です!

そして、現在公開されてる作品のプロットはこれだけ。

The forest(2016)

Set in the Aokigahara Forest, a real-life place in Japan where people go to end their lives.
Against this backdrop, a young American woman comes in search of her twin sister, who has mysteriously disappeared.
Despite everyone’s warnings not to “stray from the path,” Sara (Natalie Dormer) dares to enter the forest to discover the truth about her sister’s fate, only to be confronted by the angry and tormented souls of the dead who now prey on anyone who crosses their paths.

 

要約すると、舞台は日本にある自殺の名所『青木ヶ原樹海』。
米国人女性(サラ)の双子の妹が謎の失踪を遂げ、妹を探す為にサラは樹海へ。
周りの制止を振り切って森の奥へと足を踏み入れたサラを待っていたのは、死者の魂だった。

うーん、情報がこれだけだと正直どんな映画になるのか全く想像がつきません…。笑
 

そして注目のキャストですが、主演女優にキャスティングされているのはナタリー・ドーマー。
ナタリー・ドーマー
出典:http://www.jinclude.com/party/11313.html

今世界中で大人気のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演しているので知っている人も多いのではないでしょうか。
その他にも、映画『キャプテンアメリカ』、さらには今年公開の映画『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』、『ハンガー・ゲームFINAL:レボリューション』など、大物作品にも多数出演しています。
 

そしてテイラー・キニー。
映画『ゼロ・ダーク・サーティ』やドラマ『ファッションハウス』へ出演している男優さんで、以前の記事でも書きましたがレディー・ガガのフィアンセとしても有名です。
テイラー・キニー
出典:www.drillspin.com
 

そしてそして、この映画を語る上で欠かせないのが、我らが日本を代表する小澤征悦さん。
この後の記事でも詳しく書きますが、今作でハリウッドデビューとなる小澤さんは、難関オーディションをくぐり抜けて今回の役をゲットしたそうです。
主な出演作品は大河ドラマ『義経』、『坂の上の雲』、映画『犯人に告ぐ』、『剣岳 点の記』などなど、多数。
ozawa2
出典:http://mayb.xyz/?p=1749
 

 

そしてこの映画で注目すべきポイントは、原案を手がけたのがあのデヴィッド・S・ゴイヤーだと言うこと!!

『ダークナイト』原案者による青木ヶ原樹海が舞台の映画、本格的に始動!

映画『ダークナイト』シリーズの原案などでおなじみのデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手掛けた日本の青木ヶ原樹海を舞台にした映画『ザ・フォレスト(原題) / The Forest』の北米配給がフォーカス・フィーチャーズに決定し、本格的な始動がThe Hollywood Reporterほか複数のメディアで報じられた。

デヴィッド・S・ゴイヤー原案『ダークナイト』写真ギャラリー

 本作は、映画『グリーン・デスティニー』『天国の口、終わりの楽園。』のデヴィッド・リンドの製作会社ラヴァ・ベア・フィルムズと、デヴィッド・S・ゴイヤー、さらに製作会社ファントム・フォー・フィルムズが共同で製作する予定。

 脚本の原案はゴイヤーが執筆したものをサラ・コーンウェルが改稿し、コマーシャルやミュージック・ビデオを手掛けてきたジェイソン・ザダがメガホンを取るようだ。

 自殺の多い青木ヶ原樹海で行方不明となったアメリカ人の双子の姉を捜すために妹が日本を訪れて真相を探るが、死者の魂に邪魔をされるというストーリー。

 ガス・ヴァン・サントも新作映画『シー・オブ・ツリーズ(原題) / Sea of Trees』で富士の樹海を舞台にしているが、同作がドラマ性の強い作品になるのに対し、『ザ・フォレスト(原題)』は超自然的要素を強調した作品になるようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

ソース:http://www.cinematoday.jp/page/N0063253

 

ここまで聞いただけでも、どんな作品になるのかすごく楽しみになってきました!!
 

出演作品の説明が終わると、「あ、ちょっと待って。」と言って無線で現場からの指示を受けるネマニャ。
ものすごく忙しそうです。

しばするとネマニャが戻ってきて、さっきの話の続き。

「きっこは『ゆり』の役だから。
 だいはポリスマンの役。」

”ゆり??ゆりってなんだろう?”

”ていうかだいごろはポリスマン?!ははは。”

意外な配役に二人して笑ってしまいました。
 

「明日から撮影があるからすぐにあっちのメイクルームに行ってくれ。衣装合わせがあるから。じゃあ、後で!」

そう言って、ネマニャは倉庫街へと走って行きました。
 

生まれて初めての衣装合わせ。

ネマニャに教えてもらった場所にはトレーラーの荷台がたくさん並んでいて、その荷台が控室や、トイレや、食堂や、衣装室、メイクルームになっていました。すごい!!

そして控え室の扉には役名が書いてあったのですが、その中に”Yurei”と書かれている部屋が。

”もしかしてきっこの役ってこれ?!”
”『ゆり』じゃなくて『幽霊』やん!!笑”

どうやらきっこはお化けの役。
そして僕がポリスマン。

なんだか可笑しくて笑いが止まりませんでした。
 


ネマニャに言われた通りにメイクルームに行くと、メイクさんに「あなたたちはメイクなしだから衣装室に行って。」と言われました。

衣装室に行くとすぐに衣装合わせ。
部屋の中には両側に衣装や小道具がずらっと並んでいて、衣装さんたちがせわしなく動いていました。

僕の役はポリスマン。
服を脱いでパンツ一丁になると、警視庁と書かれた制服に、無線や警棒、拳銃とかの小道具をつけられました。
拳銃はモデルガンだったからめちゃくちゃ軽かった。

衣装を全部着たら写真を撮るのでしばし待機。
ドレッサーの鏡で自分のポリスマン姿を見ると笑えてくる。
こんな華奢でヒゲがもじゃもじゃなポリスマンなんていないと思うけどなぁ。

きっこの衣装は汚れて土がついたボロボロのパーカーとよれよれズボン。
現代風の幽霊みたいです。
…まあ、普段着てる服と大して変わりないですね。笑
 

そしてこの衣装合わせの後、これが正真正銘のハリウッド映画の撮影だという事を確信させる出来事が待っていたのでした!!

つづく

The post ついにロケに合流!!僕たちが参加するのはこんな映画です。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14147 2 14147
終わらない南京虫地獄 × ハリウッド映画の撮影部隊に合流せよ! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14125 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14125#respond Tue, 25 Aug 2015 21:50:56 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14125 24/JUN/2015 in Uzice ブルガリアのソフィアからセルビアの西の端ウジツェまでヒッチハイクを終え、深夜に宿にたどり着きました。 泊まったのは手作り感溢れる小綺麗なホステル。 長い移動を終えて、ようやくベッ […]

The post 終わらない南京虫地獄 × ハリウッド映画の撮影部隊に合流せよ! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

24/JUN/2015 in Uzice

ブルガリアのソフィアからセルビアの西の端ウジツェまでヒッチハイクを終え、深夜に宿にたどり着きました。
泊まったのは手作り感溢れる小綺麗なホステル。

長い移動を終えて、ようやくベッドへ横になりました。
P6240087
 

南京虫地獄は終わらない

ベッドに入ってからしばらくしたその時、なんか親指がちくっとしたような…

もしやと思って携帯の明かりで見てみると、黒くて小さい虫がまさに私の血を吸っているところだった!!
やっぱり南京虫!!!

まさかこんな綺麗そうな宿で出没するなんて…。

しかも明日からはハリウッド映画の撮影が始まる。
もし前回のサラエボみたいな事になったら、私の役はなくなってしまうかもしれない…。
(前回の悲劇はこちら▶︎南京虫の攻撃で顔面フルボッコ × 世界大戦の震源地
 

親指に乗っていた南京虫をサッと潰して、ベッドをよく確認します。

見当たらなかったのでもう一回寝ます。
 

…今度は肘がかゆい。

携帯の明かりを灯すと、また南京虫!!

急いで倒してから、今度は長袖を着て、顔を刺されないようにタオルをかぶって寝ます。
映画の撮影に参加する為にも、絶対に顔だけは守らないと。
 

数分後。
また親指に違和感…。

また一匹殺す。

一体何匹出てくるん?
どうしたらいい?!

 

とにかくこのベッドはやばい。
さっきまでは2段ベッドの下に寝てたけど、今度は上へ。
上の方が湿気は少ないし、昼間は明るいから南京虫が少ないはず。

ベッドに上ってシーツを入念にチェック。

すると特大の南京虫がライトにびっくりして逃げ惑った。
今まで見た中で一番大きい南京虫。きもっ!!

ビックリしすぎた私は完全にパニック!
おぞましすぎて鳥肌がぶわっと立ちます。
しかもパニックになりすぎて殺しそびれた。

もうだめだ…。
 

だいごろの提案で、リビングルームで電気をつけたまま寝袋にくるまって寝ることにした。

ようやく寝付いたのは夜中の2時になってからでした…。
 


そして、朝の5時に他の宿泊客が起きてきて目覚めた。
今日は映画の撮影だって言うのにひどい寝不足だ…。

もういやだ、南京虫…
ちゃんと毎日シーツを掃除しているこんなホステルでも出るんだ。

そしてだいごろは相変わらず無害。
羨まし過ぎる。
 

今回泊まったホステルは南京虫なんて出そうにもない清潔なホテル。
そもそもウジツェ自体に南京虫はほとんどいないそうなので、宿の人も「初めての出来事でビックリした」と言っていました。南京虫を持ち込んだのはきっと私たちのようなバックパッカーだ。
宿は数ヶ月置きにベオグラードから業者を呼んでクリーニングサービスをしてもらっているそうだし、今回の出来事の直後にも業者を呼んでいました。なので、ウジツェの街に行く際は南京虫の事は全然心配しないで大丈夫です。(南京虫は出ましたが、この宿はすごく良いホステルだったので名前はあえて出しません。)
 

一度目が覚めてしまったので、寝不足だけどベッドには怖くて寝そべれないから、だいごろのズボンでも修復することにしました。

だいごろが映画の撮影に履いていけそうなズボンは、両膝が見事にパックリ破れてしまっていたから。
P6240092

仕上がりは不細工だけど、穴が開いてるよりははるかにましだろう。
P6240093
(でも結局またすぐに破れたけど。笑)
 

ハリウッド映画のロケに合流せよ!

そしてその日のお昼頃。
ようやく映画スタッフのネマニャから連絡がきました。

「今日の午後3時半〜4時ぐらいにウジツェのバスターミナルで迎えに行くから。」

果たして映画の話は本当なのか?
山奥に連れられて行って身ぐるみをはがされてしまうのか?

とにかくネマニャと合流するのは間違いなさそう。
一ヶ月ずっと待っていた答えが、いよいよ今日出ます。
 


そして、約束の時間の30分前、午後3時にバスターミナルに着くように宿を出ました。

レインコートを着て小降りの雨の中を歩いていると、「ヘーイ!!」と私たちを呼び止める声が。

振り返ってみると、なんと一ヶ月前にウジツェに泊まっていた時に街を案内してくれたミロシュでした!
久しぶり!!
(ミロシュとの出会いの記事はこちら▶︎良いカウチサーファー。悪いカウチサーファー。
IMG_3294

“今からいよいよ映画撮影に行くんだよ” ってミロシュに言うと、

「ロケ地の近くをドライブするときは、いつも君たちがいないかどうか探してたよ。」「映画、絶対見るから!」って言ってくれました。
 


ミロシュと別れてからしばらく歩いて、バスターミナルに到着しました。

ネマニャからの情報では、迎えにくるのはメルセデスの白いバン。

ほんとに来るかなぁ。

どきどきです。
P6240006
 

しばらくすると、1台メルセデスのバンがやってきました!

…が、中のおじさんは全然目を合わせてくれません。どうやら違う車みたい。

でもこの車は紛らわしい事にこの近くをぐるぐる巡回していて、何度も思わせぶりな態度(?)を取られました。笑
 

それから待つ事1時間。
約束の時間の4時になってもバンは来ません。

やっぱり嘘だったのかなぁ。
もし車が来たとしても新手の詐欺かもしれないから油断しないようにしないと。
怪しい車だったら絶対に乗らないようにしよう。
 

4時15分。

車が全然やって来ないので、近くにいた人に携帯を借りてドライバーに電話をしました。
そしたらドライバーは英語を話せて、「あと五分で行くから」と言われました。
 

そして待つことさらに15分。

ついに…来た!
白いメルセデスのバン!!

中を覗いてみると意外にも多国籍!
中国人と日本人とセルビア人。
合わせて8人ぐらいが乗っていました。

みんなベオグラードからこのバンに乗ってやってきたそうです。
P6250007
 

”うん。大丈夫そうやな。”
だいごろと確認してからバンに乗り込みます。
 

私たちはまだ新手の詐欺かどうか疑っていたので、バンの中にいた人たちに話しかけてみます。

隣に座っていた女の子はセルビア人で、主演女優のスタントをするんだと言っていました。
スタントと言ったら危険なシーンを俳優の代わりにするものだと思っていたけど、彼女は後ろ姿だけしか写らないシーンや遠くに写るシーンなどで主演女優の代わりに演技をするんだって。
演技学校にいる訳でもない、ただの学生だと言っていました。

3人いた中国人はみんなセルビア在住の人で、セルビア語はペラペラだけど英語は全く喋れませんでした。
”What’s your name?” すら通じなかった時はショックでした。笑
でもセルビア人とは何の隔たりもなく会話出来てるから何だか不思議。
 

そして、みんなと話をしている間にバンはセルビアの山奥へ。
バンから降りてみると、そこは山の中にある倉庫街。

果たしてそこで待っていたのは…。
 

つづく

The post 終わらない南京虫地獄 × ハリウッド映画の撮影部隊に合流せよ! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14125 0 14125
ハリウッド映画の撮影に間に合うか?!ヒッチハイクでセルビアを目指せ!! https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14023 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14023#respond Mon, 24 Aug 2015 21:50:00 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=14023 23/JUN/2015 from Sofia to Uzice 今日はブルガリアの首都ソフィアから、セルビアのウジツェを目指します。 ウジツェは一ヶ月前にハリウッド映画の出演オファーを受けた街。 明日は映画の撮影に合流す […]

The post ハリウッド映画の撮影に間に合うか?!ヒッチハイクでセルビアを目指せ!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

23/JUN/2015 from Sofia to Uzice

今日はブルガリアの首都ソフィアから、セルビアのウジツェを目指します。
ウジツェは一ヶ月前にハリウッド映画の出演オファーを受けた街。
明日は映画の撮影に合流する予定の日なので、何としてでも今日中にウジツェに辿り着いておきたい所です。

だったらバスに乗ればいいのに…。というツッコミが入りそうですが、行ける所までヒッチで突き進んでダメになったらバスに乗る作戦です。
本当は安全を取って全部バスで移動するべき所ですが、やっぱりヒッチの楽しさの誘惑には勝てませんでした…。笑
 

ソフィアから国境へ。

何としても今日中にウジツェに辿り着くぞ!
ヨーグルトを食べて気合いを入れてから、朝8時にアイグンの家を出ます。

そこから歩いてトラムの駅へ。
P6230002

さらにメトロを乗り継ぎソフィアの街の端っこまで。
P6230014

メトロを降りたら、ヒッチハイクがしやすそうな場所を探して歩きます。
P6230015

結局メトロを降りてから30分近く歩いて、10時すぎにようやく街の外れのガソリンスタンドでヒッチ開始。
ここからウジツェまであと500キロ近く。こんなペースで間に合うかな?
ちょっと焦ってきます。
P6230019

その場所でヒッチを始めてしばらくすると、「ここは場所が悪いから」と、イヴァンという男性が数キロ先のポイントまで乗せて行ってくれました。
IMG_3273

イヴァンとは5分ぐらいしか話せなかったけど、従業員20人を抱える企業を経営しているそうです。今はその仕事中。

目的地とは反対方向だったけど、わざわざ僕たちのために車を走らせてくれたみたい。
どうもありがとう。
 


イヴァンに降ろしてもらった所はかなりよさそう。
でも時刻はもう午前11時です。急がないと。
P6230022

焦る気持ちを抑えながらヒッチハイク。
なついてきた野良犬のおかげで待ち時間を楽しく過ごせました◎
P6230023
 

そこでヒッチすること45分ぐらい。
ようやく一台の車が止まってくれました。

乗せてくれたのはシェールという名前のおじさん。
P6230024

シェールはアフガニスタンの出身で、学生時代に語学の勉強でブルガリアに来ていたそう。
そしてその時に出会ったブルガリア人女性と結婚して、それからはずっとソフィアに住んでるんだって。
仕事は翻訳家。全部で7カ国語もできるそうです!すごい!!
 

「ちょうど今から国境まで行く用事があるから乗せて行ってあげるよ。」

なんでも、シェールは国境で警察に拘束されたアフガニスタン人7人と警察官との通訳のために呼び出されたんだとか。
アフガニスタン人たちは仕事のためにブルガリアに不法入国しようとしたみたい。
 

ソフィアからセルビアとの国境まではどこまでも田園風景が広がります。
P6230026

国境には一時間ぐらいで到着。
お礼を言ってから歩き出そうとしたら、シェールに呼び止められました。

振り返ると、近くの売店でミルクコーヒーやお菓子を買ってくれていました。
シェールのところに戻ってありがたく受け取ると、ついでに車に積んであった大量のハーブもくれました。お茶に入れると美味しいそうです。

どうもありがとう。シェール。
P6230032
 

一ヶ月振りのセルビア!!

シェールと別れてから少し歩くと国境が見えてきました。
IMG_3274

ブルガリアのイミグレをサクッと通過すると、次のセルビアのイミグレまではかなりの距離。15分ぐらい歩きました。
こんなに長い国境は久しぶりだ。
P6230034

そしてセルビアのイミグレに到着。
久しぶり、一ヶ月ぶりのセルビアです!

バックパックにはシェールにもらったハーブ。
見た目がかなり怪しいから税関で捕まらないか心配です。笑
IMG_3282

どうもここの国境を徒歩で越える人は少ないらしく、イミグレでは車と同じ列に並ぶ事に。
前後を車の行列に挟まれるなんて初めてだ。笑
IMG_3285
 


セルビアへの再入国は問題なく完了し、国境を超えた所でヒッチを再開します。
P6230041
 

セルビアとブルガリアは時差が一時間。
今の時刻は、時計の針を一時間戻した、セルビア時間の12時すぎです。

しばらくそこでヒッチをしていると、一台の車が止まりました。
そして降りてきたおじさんが、何故かドイツ語で「ご飯と飲み物をご馳走したい!」と、何度も何度も言ってきます。

でも僕たちには時間がないから、ご飯を一緒にしてもゆっくり話せない。
ただご馳走になるのは申し訳ないからと断ったんだけど、おじさんが10分だけでもいいからどうしてもというのでお言葉に甘える事に。
 

声をかけてくれたのはオーストリアのウィーンからきたおじさん。ここに座ってと国境にあったレストランのテラス席に案内されます。

そしてメニューを持ってきて、好きな料理を頼んでいいからと言われました。
あまり頼むと悪いので、遠慮してブルーベリージュースとスープとパンを二人でシェアする事にしました。

出てきたのはこんな料理。久々のセルビア料理は美味しかったなぁ。
P6230043

そしてそんな私たちの様子を見ていたおじさんは、「じゃあ、俺は中で食べてるから!」と言って、店の中で友達とご飯を食べ始めました。

え!?
僕たちと一緒に話したいから誘ったんじゃなかったの?

どうやらおじさんは、ただ僕たちにご馳走したい、助けたいと思って声をかけてくれたみたい。
名前も聞けずじまいだったけど、すごく優しい人でした。
どうもありがとう。
P6230044
 


昼ごはんを食べ終わると時刻は午後一時過ぎ。
思いの外ゆっくり一時間も食事をしてしまったので、急いでヒッチを再開します。

でもこの国境は車通りがかなり少なくて、なかなか車は止まってくれません。

こんな所からバスに乗るのは難しいから、近くの街までヒッチで抜けるしかありません。
もし車が捕まらずに時間切れになったら、間違いなくここでテント泊。
明日の撮影には間に合わなくなってしまいます。
P6230048

しかし、もうダメかもしれないと思い始めていた頃。
歩き回って場所を変えながらヒッチしていると、ついに一台の車が止まってくれました!!

乗せてくれたのはソフィアに住んでいるジミッター。
ここから200キロぐらい先のニシュの街に行くそうなので、乗せて行ってもらえる事になりました。
P6230051

ジミッターは英語がペラペラだったので、どこで勉強したの?と聞いてみると、こう言っていました。

「俺の高校は理数系で、英語の授業が週に19時間もあったんだよ。だからこれぐらいは話せるさ。
ちなみに、残りの6時間が数学、もう6時間がブルガリア語の授業だったよ。」
 

ジミッターは37歳で三児のお父さん。
出身はブルガリアの中部で、両親もそこに住んでいます。

今日は明日の仕事のためにニシュの街まで行って前泊するそうです。
ジミッターは、「あさっての週末には家族のところに帰れるよ。」と嬉しそうにしていました。
 

ついにウジツェ帰ってきた!

そして西の街にはセルビア時間の16時に到着。
ジミッターにバスターミナルの近くで降ろしてもらいました。
どうもありがとう。

ニシュは街のど真ん中に城壁の残る穏やかな街です。
P6230057

今からヒッチをしたらもうさすがに撮影に間に合わなそうだったので、ニシュからウジツェへのバスのチケットを購入。

バスは18時発の1便だけだったので、重たいバックパックを背負ったままちょこっと街歩き。
P6240064

でもすぐに疲れたので、カフェに行ってウジツェの宿の予約をしたりしながら休憩しました。
 


そして18時過ぎ。
久々のバスで快適にウジツェへ向けて出発!
P6240068

車窓からはセルビアののどかな風景。
P6240071

今回の旅に出るまでは全然知らなかったセルビアという国に、まさか2度も訪れる事になるなんて思ってもみなかったなぁ。
1ヶ月前に離れた町へ向かっているのはなんだか感慨深い。
P6240075

そしてバスは日付が変わる頃にウジツェに到着。
バスターミナルからは、真っ暗で人通りのない治安の悪そうな通りを小走りで宿へ。
20分ぐらいかかりました。
 

宿に着くとスタッフがウェルカムドリンクにラキアを振る舞ってくれました。なんだか何もかもが懐かしいなぁ。

荷物を置くとすぐにメールチェック。
撮影スタッフのネマニャに、明日のロケ地までのピックアップのお願いをしていたので、返事が来ていないか確認します。
P6240084

メールボックスをみてみると、まだ返事は来ていない。
でもいつもネマニャからメールが来るのは深夜遅く。明日は映画の撮影があるから、今日のところはさっさと寝て疲れを取ろう。

おやすみなさい。
P6240087

しかし映画撮影を前日に控えたこの夜に、まさかの南京虫祭りが待っていたのでした…。

つづく

The post ハリウッド映画の撮影に間に合うか?!ヒッチハイクでセルビアを目指せ!! first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=14023 0 14023