South Africa / 南アフリカ - 世界ぽろり旅 https://amonkeybb.sakura.ne.jp 日本からぽろりと飛出し、涙をぽろり。耳寄り情報もぽろりします Tue, 25 Nov 2025 01:28:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.26 80321178 ヨハネスブルグにあるアフリカ最大のスラム街へ行ってきました。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10381 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10381#comments Sat, 23 May 2015 22:45:39 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10381 2/APR/2015 in Johannesburg ヨハネスブルグの元マフィアの宿で目覚めた朝。 空を見上げると、雲なのかスモッグなのか分からない白いもやがかかり、その向こうにある太陽の光が屈折して虹のようになっていま […]

The post ヨハネスブルグにあるアフリカ最大のスラム街へ行ってきました。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

2/APR/2015 in Johannesburg

ヨハネスブルグの元マフィアの宿で目覚めた朝。

空を見上げると、雲なのかスモッグなのか分からない白いもやがかかり、その向こうにある太陽の光が屈折して虹のようになっていました。
P4034826

今日はヨハネスブルグにあるスラムに行く日。
といっても、さすがにヨハネスブルグのスラム街を二人で歩くのは危なすぎるので、ミュージアムやスラム街を訪れるツアーに参加する事にしました。

ツアー代は一人550ランド(約5,500円、アパルトヘイトミュージアム別)とかなりお高いのですが、ここは安全をお金で買います。えらい!笑
宿泊費も一泊一人180ランド(約1,800円)もするし、街に出るのと空港に行くのにタクシーを使ったから、ヨハネスブルク滞在は本当に出費がかさみました。はぁ。。

でも迷わずツアーを選んだのは、エチオピアで出会ったケンくんから首絞め強盗に会った体験談を聞いたからです。白昼堂々の犯行で、何十人も周りに歩行者がいたのに誰も助けてくれないって…怖すぎ!!
詳しくはケンくんのブログで
 

という事で宿まで迎えにきてくれた車に乗ってヨハネスブルグの街へ出かけます。
P4024618

車から見るヨハネスブルグの街並。
「赤信号で止まったら襲われるから、みんな信号無視をする。」ともっぱら噂のヨハネスブルクですが、私たちが通った道ではちゃんと止まっていました。信号無視をしないと危ないのは治安が悪いエリアだけの話みたいです。
P4024626

これは南アフリカワールドカップの決勝が行われたスタジアム。
だいごろは「ここに来て見たかったなぁ。」と今さら嘆いていました。笑
P4024654

これは火力発電所のタワー。塔と塔の間からバンジージャンプしたりできるそうです。
P4034805
 

ヨハネスブルグに来てからは数ヶ月前にアフリカ縦断した時に残っていた南アフリカランドを使っていたのですが、もう残り少なくなっていたのでドライバーにATMに寄って欲しいとお願いしました。
すると「ここが安全だから」と、こんなアミューズメントパークに連れて行かれました。
P4020256

そしてそのアミューズメントパーク内のカジノにあったATMで無事お金を降ろすことができました。
ここは安全なATMだそうです。確かに。
警戒し過ぎかもしれないけど、とてもじゃないけど外のATMとかは使う気になれない。
P4020254
 

そしてアミューズメントパークの向かいにあった、アパルトヘイトミュージアムへ。
P4024640

チケットにはランダムで”白人”と”白人以外”という印刷がされています。
P4024644

入場する時はチケットに従って、黒人と白人に分けられた入口を通って中に入ります。
P4024646
P4024648
 

アパルトヘイト中は白人、カラード(インド人など)、アジア人、黒人の4種類に分類され、差別されました。
差別されたのは黒人だけでなく、インド人やマレー系の人たちも含まれたそうです。

そしてアパルトヘイト関連の政策が次々と制定されていきました。
・鉱山・労働法
  鉱山労働における白人・黒人の職種区分と人数比を全国規模で一般化。
  熟練労働に対する黒人の就労を制限した。
・原住民土地法
  南アフリカにおける人口の約70%を占める黒人の居住地が国土の9%以内に定められた。
・原住民代表法
  普通選挙人名簿から黒人有権者を除外した法律。
  そして、その代わりに「黒人の代表」として7名の白人議員を選出。
・異人種間結婚禁止法
  白人・黒人間など、人種の異なる男女の結婚までを禁止。異人種間に芽生えた恋愛までも禁止。

なんとその数は300にも及んだそうです。
ミュージアムには当時の政策がずらりと箇条書きにされていて、見ているだけで圧倒されました。
 

これは白人専用のベンチ。
レストラン、ホテル、列車、バス、公園に映画館、公衆トイレまで公共施設はすべて白人用と白人以外に区別されました。
さらにバスは黒人用のバスと停留所、白人用のバスと停留所に別れ、病院も施設の整った白人用と不十分な施設しかない黒人用に分けられました。
P4024645
 

そしてアパルトヘイトが廃止されたのは1991年になってから。
大昔の話じゃありません。たった20数年前の出来事です。
アパルトヘイトの最初の政策が出来てからなんと80年もの歳月が経っていました。
P4024653

数々の人が自由を得る為に戦い、多くの人が亡くなりました。
館内には政治犯として殺された人の数だけロープが用意されて展示されていました。
P4030264

なんで明らかに間違ったことをしていると分かるのに、止められないんだろう。
どうして人は自分の利権を守るために他人を貶めてしまうんだろう。
 


アパルトヘイトミュージアムを後にした私たちが向かったのはSOWETO(South Western Townships)。
ここはアフリカ最大のスラム街(タウンシップ)でアパルトヘイト時代に黒人が強制移住させられた場所。
そして人々が自由に住処を選べるようになった今でも多くの黒人の人たちが暮らしています。
P4034727

1976年にここソウェトでアパルトヘイト反対運動があり、デモや暴動でたくさんの人が亡くなりました。(ソウェト蜂起)
P4034737
 


ここSOWETOにはネルソン・マンデラの家があります。
マンデラ氏の事を知らない人はいないと思いますが、反アパルトヘイト運動をしていたために27年監禁されていました。
P4024704
P4024698

簡単な作りの天井。質素な生活をしていたようです。
1946年から投獄される1962年までここで暮らしていました。
P4024701

床には襲撃された時の銃弾の後が生々しく残っていました。
P4024699
 

ここは、ソウェト蜂起に参加した際に白人警官に撃たれて殺されてしまった当時13歳の少年”ヘクター・ピーターソン”とソウェト蜂起に関する博物館。
P4034708

ソウェト蜂起は黒人が白人に対して立ち上がったものですが、皮肉にも黒人たちが戦った相手の多くは黒人警官だったそうです。
理由はそもそも危険が伴う警官を白人はやりたがらず、黒人の仕事とされていたから。(ただし、警官の上層部は白人で占められていました。)

黒人が黒人を攻撃するなんて…と思ってしまいますが、報酬が良ければ喜んで警官になる人も黒人の中にはいるという事。その気持ちも分かります。

この写真はヘクター・ピーターソンが撃たれた直後の写真。
ソウェト蜂起以降、警官による暴力を象徴するアイコンとして使われていて、街のいたる所で見かけました。
P4034716
 


 

今日のお昼ごはんはそんなソウェトの街角で。
元々は観光客向けのレストランに行く予定だったけど、ガイドにお願いしてローカルの人たちが利用するファーストフード店に連れて行ってもらいました。
P4024678

注文しようと店の中に入ってみると、こんな安いファーストフード店ですら防犯用の金網が設けられていました。
P4024676

頼んだのはKOTAというソウェトの人たちが大好物のファーストフード。
すごいボリュームがあるのに、たったの15ランド(約150円)でした。大満足。
P4024682
 

ついでに売店でジュースと宿で自炊をする為の野菜を買っておきました。
ここにも頑丈な金網。
P4024672

店に売っているものを遠目に見て、金網越しに欲しいものを伝えて持ってきてもらいます。
P4024669

横で買物していたSOWETOの若者たち。
P4024668

売店のよこのベンチでKOTAを食べていると、子供たちがつたない英語で話しかけてきました。
でも近くにいたガイドがすかさず「子供たちにお金や物をあげないで!」と言ってきました。

物乞いをするようになったら、お金をもらうことが当たり前になる。
そしたらもらうことしか考えなくなって、子供たちのためにならないから。

ソウェト出身のガイドはそう言っていました。
 


ご飯を食べた後はSOWETOの街を歩いてスラム街の中心部へと向かいます。
P4034747
P4034754

この踏切を渡った先がソウェトの中でも特に貧しい人たちが暮らすエリアです。
ケニアのナイロビやブラジルのリオデジャネイロでもそうだったけど、スラムに入るときはいつも緊張感が走ります。
P4034758

スラムに入ると、トタンと木で作られた家が並び、いかにもスラム街といった空気が広がります。
P4034800-640x448
P4034787

ここは電気はあるけど、各家庭への上下水道はなし。
P4034766

ナイロビのスラム街、キベラに行ったときはものすごい異臭がして息苦しかったけど、ここはそんなことはありませんでした。
トイレの近くは臭いけど、それ以外は清潔に保てていそうでした。
この水も洗濯などに使った水っぽくて異臭はなかったです。
P4034784

売店にはやっぱり金網。
スラムの中に住んでいる人同士でも強盗事件が起きるという事。
P4034773

トイレは10〜15家族で一つのトイレを使っているそうです。
1家族5人としても、50〜75人で1個のトイレ。ほんとかな?!全然間に合わないんじゃ…。
でも何回聞いてもガイドはそう言っていました。うーん。
P4034778

トタンで出来た家は雨風をしのぐことすらできないんじゃないかと不安になります。
P4034785-640x448
 

そんなスラム街の中にガイドをしてくれた男性の家があったので、連れて行ってもらいました。
P4034793

この家には13人が住んでいるそうです。
P4034795

中は電気がなくて薄暗い。
雨季は雨漏りがひどく、冬はものすごく寒くなるそう。
P4034794

でもそんな環境でもみんな笑顔で暮らしていました。
 

スラムに住んでいる人たちはみんなフレンドリー。
P4034789

ヨハネスブルクは日本人より圧倒的に中国人が多いので、子供たちは私たちを見るとニーハオ、ニーハオと笑顔で声をかけてくれました。
P4034796
P4034771
 

そして辺りが薄暗くなってきたところでツアー終了、再び車に乗って帰途へとつきました。
P4034801
 

マフィアの邸宅に戻って冷たい夜風を浴びながら見るヨハネスブルグの夜景。
P4034816

この灯りの下にたくさんの人種が住んでいる。

表向きには差別はなくなった街。
でも、まだまだ格差の大きい国です。
白人の平均所得は黒人の平均所得の5倍以上。
そして数字に現れない差別も根強く残っています。

故ネルソン・マンデラ氏が大統領になり、アパルトヘイトが完全撤廃されてから早21年。
白人が作り出した奴隷制度の爪痕が消える日はいつになるんだろう。

The post ヨハネスブルグにあるアフリカ最大のスラム街へ行ってきました。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=10381 1 10381
世界最恐都市ヨハネスブルグでマフィアの邸宅に泊まりました。 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10379 https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10379#comments Thu, 21 May 2015 22:41:00 +0000 http://amonkeybb.sakura.ne.jp/?p=10379 31/MAR/2015 from Sao Paulo to Johanesburg ついに6ヶ月半を過ごした南米を去る日がやってきました。 サンパウロの空港でこれまでの楽しかった日々に別れを告げ、アフリカへと向かう飛行機 […]

The post 世界最恐都市ヨハネスブルグでマフィアの邸宅に泊まりました。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>

31/MAR/2015 from Sao Paulo to Johanesburg

ついに6ヶ月半を過ごした南米を去る日がやってきました。

サンパウロの空港でこれまでの楽しかった日々に別れを告げ、アフリカへと向かう飛行機に乗り込みました。
P4014571
 

ここは僕たちの庭。

南米から飛行機に乗ってやってきたのは南アフリカのヨハネスブルグ。
空港に着いたのは昼過ぎでしたが、宿代を節約する為に今日は空港泊をする事にしました。

実は僕たち二人がこの空港へ来るのはこれで6回目。
何度も空港泊をした事があるので、空港内の事は隅から隅まで熟知しています。
なので、「ロングフライトで疲れたしとりあえず今日は空港に泊まって休憩しようか。」と、まるで宿に泊まるかのように空港に滞在する事にしました。笑
P4024591

飛行機を降りると真っすぐに向かったのは出発側のフロアにあるいつものベンチ。
P4020242

ここでブログを書いたり本を読んだりしながら過ごします。
P4014588

そして夜になると行きつけのインド料理屋でカレーを食べてから、いつも寝床にしているベンチへと向かいます。

って、あれ?!
ベンチがない!!

ここに人目につかなくて横になれるベンチが向かい合わせに2セット並んでたはずなのに!!
僕たちが南米に行っている間によく分からない白いプレハブが建てられていました…。
P4020237

当てにしていた寝床を失ってガッカリする僕たち。
仕方ないのでチェックインカウンターの前にある騒々しいベンチで眠る事にしました。
といっても、二人とも眠るのは得意なので普通に熟睡できました。
P4020244

でもこれまでに泊まったときとは違って夜のチェックインをしなくなったようで、深夜になると人が全くいなくてちょっと物騒な感じでした。
エチオピアで出会ったケンくんもこの空港から一歩出た瞬間に強盗にあって荷物を全部取られたそうなのでちょっと不安な夜を過ごしました。
 

ついにヨハネスブルグの街へ。

ヨハネスブルク。
言わずと知れた世界最恐都市。
実際に襲われた人の話を一番よく聞くのはやっぱりこの街です。

ヨハネスブルグの恐ろしさを物語る都市伝説はたくさん。
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。(一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味)
・ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。
・女性の1/3がレイプ被害者。
・軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた。

などなど…。

これまでにトランジットを含めて5回も来ておきながら恐ろしくて一歩も外に出られなかったヨハネスブルク。
でも、乗り継ぎで丸二日以上ここで過ごさないといけなくなったので、6回目にしてついに街に繰り出すことにしました。
 


空港泊をした次の日の朝。
昨日ネット予約しておいた宿に電話して迎えにきてもらいます。

ヨハネスブルグの宿は大抵が送迎付き。
この街ではタクシーなんてもちろん信用できないし、空港からバスターミナルまでの数十メートルを歩いただけでも襲われるという恐ろしい街。
 

でも迎えがなかなかやってこない。
念のため昨日の夜にも電話して朝7時に来てとお願いしたら「オッケーオッケー」と言ってたのに。
何度電話しても「後30分でいくから!」と言われ、待ち続ける事2時間。
ようやく車がやってきました。

電話対応したスタッフも遅れてやってきたドライバーからもお詫びの一言もなし!
さすがにイラッとしました。

でもここはヨハネスブルグ。
ドライバーに文句を言いすぎて面倒くさい事になったら大変なので、軽く嫌みを言っておいてから迎えに来た車を注意深く確認し、問題なさそうだったので乗り込みました。
P4024597
 

やっぱりここにも中国人。

僕たちが泊まった宿があるのは空港から車で20分ぐらいの所にある物静かな住宅街。

宿のスタッフによると昼間ならこの辺りの治安は問題ないそうなので、宿に荷物を置いて少し歩いてみる事にしました。
P4030271

しばらく歩くと道端に漢字が描かれた壁がちらほら。
P4030281

「この辺は中国人が住んでいるのかな?」と話しながら歩いていると、見えて来たのはこんな大きな門!!
P4030322

そしてその先にはなんと中華街がありました!
旅をしてるといつも驚くのですが、どこの国に行っても必ず中華街があります。
世界に中華街がない国なんてないんじゃないかと思うほど。

ほんとにどこにでもいる中国人。彼らの環境適応能力にはいつも驚かされます。
P4030307

中華街にはアジアの野菜や食材を扱う店やレストランが軒を並べ、散髪屋さんもたくさんありました。
P4030301

最近はタイ人も少し移住して来ているらしく、タイ料理のレストランが賑わっていました。
P4030300

その後、中華街の周辺で買物をしながら小一時間ほど散歩して宿に戻りました。
 

マフィアの邸宅に泊まる。

ヨハネスブルグで僕たちが泊まった宿は”Brown Sugar Backpackers”というところ。
少し前まではマフィアの邸宅だったものを買い取って改装した建物です。
(ちなみに”Brown sugar”はアヘンや麻薬という意味の俗語だそう。)
P4030266

宿はひろびろ。
マフィアってこんなところに住んでたのか!!
P4024603
P4024605

プールがあったり、広々したリビングや夜景が見渡せるバルコニーがあったり。
なかなか素敵なところでした。
P4024615
P4024616

あと自動で開く観音開きの門がマフィアっぽかったな。笑
 

さて、そんなこんなで来訪6回目にしてようやく空港の外へ出る事に成功(?)したヨハネスブルグの街。
明日はそんなヨハネスブルグにあるスラム街に行ってみます。
ただでさえ世界最恐の治安を誇るヨハネスブルグのスラム街。ドキドキです。

The post 世界最恐都市ヨハネスブルグでマフィアの邸宅に泊まりました。 first appeared on 世界ぽろり旅.

]]>
https://amonkeybb.sakura.ne.jp/?feed=rss2&p=10379 1 10379